キリヤくんがいろいろ暴れている…
ベトベトンが溶けていくのかわいそうだなぁ…
すっごい久々に主人公が出てきたのを見たような…
「ムッ( 。`・_・´。)」って感じでちょっと怒っててカワイイ
ここで、ローズさんとリンクさせてくるのイイですね…!
「誰もやらないならやるしかない」か…
(現代転生・学生パラレル)
「新入生? ……いえ、その顔は……」
金色の髪が、サラリと揺れる。
生物室の入口から姿を現した彼――ウォロは、ナナカマドを見た後、こっちに視線を向けて固まった。
ポカン、と驚きの表情に彩られた彼の表情を見つめると、ウォロは一回、二回、大きく瞬きをくりかえした後――ズイっとコウキに顔を近づけた。
2023/8/23に送って頂いたメッセージ返答です
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「お疲れ様でした!」
「……ああ、きみは」
「ヒビキです。その……以前、滝裏の洞窟でお会いしましたよね」
トーナメント終了後。他に誰もいない控え室を訪れた少年は、ニコリと笑って紙袋をさし出してきた。
「これ、差し入れです」
「……なぜわたしに?」
「シルバーのお父さん、なんですよね。アイツにはいつも世話になってるし」
「なんとも、君とはよく会うものですねぇ」
傷薬をシュッと患部に吹き付けて、その上から丁寧に包帯をくるくる巻きながら、彼はのんびりと笑った。
「この間温泉で出会ったときもビックリしたけれど、今日はまた……こんなシチュエーションで出くわすなんてね」
「……みっともないところを、お見せしました」
「いやいや、不意打ちされたんでしょう? ギャロップもきみのことを気づかっているしね」
「…………」
「…………」
「その。……腕、痛くないかい?」
「感覚はありませんから。この図を外野が見たら、さぞかし痛いでしょうけどね」
ケッ、と吐き捨てるように言い放った父に、ハハ、と苦笑いを返す。
場所は、パシオ島内のホテルの一室。同じソファの右端と左端に腰掛けた自分とゲーチスの間には、なんともいえない空気が漂っていた。
背もたれに体重を預けて脱力しつつ、チラッ、と視線を自らの左手首へと向ける。
ぐるりと手首を覆う、みどり色のツル。その一方は、不服そうにとなりに座る相手――ゲーチスの右手首へとつながれていた。
「あ! そうだそれ、入れっぱなしだった……!」
と、テルはさもしまった! と言わんばかりの表情ののち、照れくさそうに頬をかいた。
「もらい物なんだよ。なんでも、惚れ薬とかって」
「ほ……惚れ薬?」
ついさっきも耳にした単語に、小包を手のひらに置いたまま固まった。