おーっ、お相手はダンデ&ユウリ&マサルの三人組なんですね!
これは熱い…! ゲーム本編中だと、立場まるっきり逆だったしなぁ
主人公に挑める、っていうの、ほんとポケマスさんのだいご味ですよね
「勝利は絶対条件じゃない」…? 伏線か? 伏線なのか??
ダンデさん=審査員、っていうのが、ローズさんから役割を引き継いだ感があっていいですね…
2023/2/25に送って頂いたメッセージ返答です
↓↓↓
「……まったく」
でかい図体をコロンと布団の上に転がして、酷使した腕をゆるゆると振った。仰向けに寝転んで、スヤスヤと寝息をたてるのは、はるか以前、敵同士であった子どもだった。
いや、あれからずいぶんと時も流れ、彼はすっかり大人になった。手足は伸び、まだ青さは残るものの、体つきも立派になった。そう、外見だけは。
「かつての悪の組織のボスの前で悠長に眠るなど……油断しすぎじゃないか」
苦言が、苦笑とともにこぼれおちる。互いに、今やあの頃のわだかまりはない。まったくの偶然、このアローラの地にて再会し、久方ぶりの全力のバトルをくり広げた。
※ローズさんが外見だけ子ども化する、という話の導入です※
眼前にそびえたつ建造物を見上げ、ふ、と息を吐き出した。
真っ先に目に入るのは、正面にそびえたつ十字の形。白亜の壁は、年月という襲撃を受けてすっかりススけ、植物の苗どころという憂き目にあっている。
「ここが……終の棲家となるのかな」
スーツケースをひっさげて、自分はそう、一人小さくつぶやいた。