ポケマスさん、メインストーリー完結おめでとうございます!
Twitterにもちょこっと書きましたが、
レッド君の一人称が「ぼく」で確定したのが、なんかスゴイ…感無量でした…!
「君はきっと知らないだろうね」
眠る少年の髪を、ゆるやかに撫でる。
まどろみたくなる暖かな午後だ。ソファに体を預けたビートは、おだやかな寝 顔を見せている。
指先にふれるやわらかな巻き毛は、ふだんは隠されている彼の素直さを表わしているかのようだ。
(ほんとうに、かわいらしい)
いやー、日々、選手の方々がほんとに躍動されていて、
テレビ画面越しではありますが、めっちゃ応援しています。
ジョウト地方を震撼させた、コガネのラジオ塔占拠事件。
その中心を担った自分は、その三年後の今、まったく違う土地にいる。
「いらっしゃいませ」
潮風の香りのふきこむ、海辺のカフェ。
アローラ地方のハウオリシティのそばに立つ、小さな個人経営のそこが、今の自分の職場なのだった。
「七夕、か……」
夜。自室に押しかけてきたNが、窓をあけてぼんやりとつぶやいた。
「たなばた? ……今度はどこからの情報ですか」
彼が妙なことを言い出すのは、今に始まったことではない。
全国各地をめぐるNは、親友と称す者たちや旅先の相手からさまざまな情報を入手して、自分に語ることがある。
ようやく心を通わせた、親にあまえる子ども。それだけの関係ならまだよかった。
最近ほぼほぼかべうち投稿ですが、
たまにはpixivになんか上げたいなぁ…とか思って、いろいろ考えてました。
またまとめを作ってもいいんですが、読む側的に、あんまおもしろくないだろうなぁ、って。
それで、いろいろ考えてたんですが…合わせ技にしちゃえばいいんだ、って思って。
人工的に造られた島、パシオ。
膨大な自然に囲まれたこの地には、岩場や洞窟も多く存在している。
そして、場所によっては化石に似たうつくしい石も発掘できたりするのだ。
「アマルス、気に入りましたか?」
そのうちの一つに、相棒をつれてやってきていた、のだが。
どうやら彼は埋まる神秘よりも、土や岩の風土そのものが気に入ったらしい。
あっちにこっちにと、ひたすらはしゃぎ回っていた。肝心の発掘のほうは、おかげでほとんど手つかずだ。