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最終更新:3/9 ビトロズ 1件
※やや更新停滞気味です※


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レプリカの太陽(ビトロズ)


「ネオチャンピオン……なかなか、面白い試みですね」
 スタジアムの中央で取材に応じる若い少年の姿を眺めつつ、観客席で頬杖をついた。
 ここパシオで用意されている様々なイベントのうちの一つである、次代のチャンピオンを決めるバトルトーナメント。
 せっかく来たのだからと参加したものの、くしくも初戦敗退という結果で今回は終わってしまった。
 その後は、気持ちを切り替えてイベントシステムや集客方法、メディアへの広告宣伝などをチェックしていたものの、なかなか色々工夫してある良いイベントだった。
 ダンデが開催に一役買ったらしい、というのも納得の、未来を見据えた催しといえる。
(こうして、参加者のひとりとしてのんびりできたのなんて……いつぶりかな)
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満月と温泉旅行(Nゲー)


「……温泉、ですか?」
 冬の、とある一日のことだった。
 まだ、本格的に雪に埋もれる前の、肌寒くなりかけの季節。セッカの外れにある小さな屋敷に、ふとNがそんな話を持ってきた。
「イッシュではあまり馴染みがないけど、カントーだとかジョウト、シンオウか、あっちでは一般的なんだって。ほら、湯治って言葉もあって、病気の治癒にもいいとか」
 全国各地を回っているNは、時折こうして、いろいろな情報を仕入れてやってくる。
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アローラ客船殺人事件A(レサカ)




「…………。理由は?」
「そうだな、他の可能性を考えようか。まず事故の場合。船内に人を一瞬で黒焦げにするような発火物はないし、もし持ち込もうとしても、乗船時の荷物検査で間違いなくひっかかるだろう」
「ん、まぁね。じゃあ、自殺は?」
「まぁ、否定はできないが……死因がな。わざわざ貨物船の上で、一人焼死を選ぶというのは少々不可解だ。テロでも起こして、みな巻き添えにするならともかく……」
「……あんまり考えたくない」
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闇マーケットでわちゃわちゃする話(テルウォロ)


※まだウォロさんは出てきていません※



 目が覚めたら、そこは牢屋だった。
「は!? ……えっ!?」
 ガバッ、と身を起こして、自分の両手にグルグルと縄が巻き付けられているのを見て、呆然とした。
 だって、自分は。ほんのついさっきまで、黒曜の原野でポケモン調査をしていて――。
「あれ……いや、ちがう……」
 そうだ、たしか。
 オヤブンカビゴンに見つかって、あっちこっちと逃げているうちに、森の奥地の暗がりにいつの間にか飛び込んでいたのだ。
 そうしたら、ひと気のないはずのそのあたりから、人の叫び声のようなものを聞いたのだった。
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2023年アクセス数ランキングTOP10


2024年に入りまして、
明けましておめでとうございます。

エムブロさんが4か月しかアクセス数が持たないため、
コツコツと数か月ごとに残していた記録が、
ついに12か月分集計できたため、ちゃんと年間分のアクセス数ランキングです。

おととしに引き続き、年末近くになるとどうにも更新頻度が落ちていますが、
変わらず訪れてくださる皆様に、心より感謝申し上げます…!
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12/23 wavebox返信


2023/12/23に送って頂いたメッセージ返答です
↓↓↓
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推定無罪(ビトロズ)


 パシオ島内、商店街。
 明るい日差しの差し込む中、休日のどこかのんびりした空気を吸い込むように、レンガ道を歩いている時だった。
「えっ……ろ、ローズ委員長……!?」
「んん?」
 後ろから突然呼ばれて、思わず振り返る。
 この場所にやってきて少し経ち、かつての知り合いや新しい相手との関係を築き始めてきたものの、今の声は、その誰でもなかったから。
「きみは……ビートくんじゃありませんか」
「や、やっぱりローズ委員長……どうして、このパシオに」
「うん? そういうキミこそ、ジムチャレンジの途中じゃないのかい?」
「え……ジム……チャレンジ……??」
 問いかけ返すと、ビートはぽかんと大口を開けて固まった。
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最終章に踊る(Nゲー)


※悪の組織編最終章を受けてのお話

「……逃げましたか」
 ロケット団幹部がいた場所を一瞥し、チッ、と舌打つ。
 彼は、戦闘中に突如なにごとか連絡を受けると、すぐさま姿を消してしまった。
 残されたのは、消化不良のまま残された自分ひとり。
 キュレムをボールへ戻し、子どもたちが向かった行き先へと目を向けた。
「フン……倒したんですね、あの男を」
 忠臣である幹部が引いたのだ。おそらくボスであるあの男の指示だろう。
 部下相手にウサ晴らしでもと思ったものの、それなりの使い手であった相手との戦いは、実力差を知らしめる前に終わってしまった。
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※テルウォロ現パロ、シロナさんと会う&その後の告白シーン


※「生まれ変わりのモノローグ」のシロナさんと会う&その後の告白シーンです。
 ポケマスさんのイベントのがあまりに衝撃だったので掲載します※
【前の話: / /
(いろいろあってテルウォロの二人が同居中{まだ恋愛に発展してない}状態)

●口調などはポケマスさんのテルくんの年上に対する口調を参考にしてます●


「テル、ちょっと頼みたいことがあるんだ」
「ん? なに?」
 学校の放課後。帰り支度を整えていた自分の教室に、コウキがひょこっと顔を出してきた。
「これ……ナナカマド先生のとこに、出してきてくれないかな」
「え? 別にいいけど……どうしたんだよ」
「今日、歯医者だったのすっかり忘れてて。悪いけど、よろしく!」
「わかった。気をつけろよ」
 と、相槌を聞くか聞かないかの時点で、コウキは風のように飛び出して行った。よほど時間がギリギリと見える。
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