転校してきたばかりの蓮二が、女男とかおかっぱ座敷わらしとか苛められる。
頭が良い→いけすかない、他人をバカにしてる
大人しい→女みたい、オカマ
モテる→キザ、ムカつく
小学生らしい感じで。
六年生に大事なラケットを強奪されたのを知った、利かん坊な同年代のガキ大将(真田従兄弟)が一学年上のいじめっ子達に決闘を申し込み、あれよあれよと参加者+冷やかし、野次馬、兵隊が増えに増え、戦争(抗争)に。
ガチンコの後、六年生が撤退、ボロボロの姿のまま蓮二宅へ赴き、頬を腫らして唇のはしから流れた血をぐっと拭いながらラケットを無言で押し付け走って帰る。
翌日、戦争に参加したクラスメート達に笑顔で肩を叩かれたり、挨拶されたり、クラスに馴染めた。
「女とか男とか関係なく、お前のこと綺麗だし凄いと思う」と、耳を赤くしそっぽを向いた主に言われ、心臓射抜かれた。
男主スペック
一之瀬 鐵之介(イチノセ テツノスケ)
あだ名は一鉄(イッテツ)
・178
・筋肉質
・小さい頃から祖父の影響+格闘技好きが高じてプロレス、空手、ボクシング、古武術、剣道…と、無節操に習ってきた
・戦争の時、実は手を出していない。殴られても殴られても不死身のように立ち上がり(受け身は取ったし、攻撃はなるべく受け流した)、柳に謝りラケットを返すよう6年のガキ大将に迫り、気迫負けさせた。
・剣道部主将、たまにフラリと現れる真田(従兄弟)とガチガチやるのが好き。
勝率は八割で、なんとか主将の面目を保っている。
・真田は真田で年の近い相手が鐵之介しか居なかったので、だいぶ仲良し。
・互いの呼び方は弦、鐵。
・幸村との面識は無し。
・大雑把
・真田家特有の精悍で古風な強面、真田と並ぶと正に戦国武将が二人。
・兄貴気質で、男にモテるタイプ。ラブレターも男から来て、しばらく凹む。
何年か前から視線を感じていて、密かにそろそろ告白されるのではと期待しているが、残念、柳でした!
ノーマルな鐵之介に思いを寄せるノーマルな柳が鐵之介を巻き込んでだんだんノーマルじゃなくなっていく話。
データを集め、策を労してあらゆる事象を味方に付け、虎視眈々と己の喉笛を狙うタチの悪い受に狼狽しつつ拒めない攻が徐々に懐柔されてほだされて愛しいとか思っちゃうの素晴らしい。