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sss


「起きろ」


ばしん。

耳慣れてはいたが既に遠い記憶の中にある音に瞼を擦り、上体を起こし眉根を寄せた。
昨日は確かに柔らかい布団に躯を潜り込ませ眼を閉じたはずだ。
なのに何故、俺は今じめじめとした冷たい石畳に転がっているのだろう。


「貴様、何者だ」


お前が誰だよという呟きに男の腕が軽く上げられた。
頬の切れる感触に続き打撃による微かな痛みと熱がじわりと広がる。


「質問に答えろ」


指に付着した朱を眺め、眼前に仁王立つ男に視線を投げる。
男は奇妙な格好をしていた。
先の尖った黒いブーツ、緑を基調とした、これは軍服なのだろうか。
肩の辺りに光る金の勲章にぼんやり見とれていると、二度目の衝撃が首筋を襲った。
白装束の裂ける音、切れた皮膚から伝う赤。
情けないが、そこで漸く男の振るっている物が鞭であると認識した。


「聞こえているのか」


米噛みに硬質な足先がめり込み石の壁へと叩きつけられ、糸が切れたように横たわる。
傷付いた肌と固い壁が擦れて不快である。
寝起きに回らない頭でもヤバいところへ来てしまったのだろうなと見当がついた。


「此処、何処」


途切れぬ困惑に辛うじてそれだけ口にすると、軍服の男は眼前にしゃがみこみ俺の髪をわし掴んで強く引いた。

頭皮の痛みに顔を歪めて男を見ると、秋の稲穂のように綺麗な男の金髪が鉄格子から差し込む光にきらりと光る。
何処までも澄んだ晴天のような色の瞳が、凄く綺麗だった。


「ドイツ軍の心臓部だ。何をしに来たのか、吐いてもらおうか日本人」



どんな手を使ってもな。
そう吐き捨てられた言葉に、心中で涙が止まらなかった。



help me!!!!
(その後直ぐに戦争は終わったらしい)
(頼むから背中が版画版みたいになる前に終わって欲しかった)



**************
どSなお兄さんが大好きです。
戦争中はこんなんだっただろうなと妄想

sss会話

「おい石田兄、Kiss me please」

「I won't」

「Shit!俺は殿様だぞ」

「殿様だからこそでしょうに。私は敗軍の将、殿は奥州筆頭、立場を御自覚召されませ」

「その筆頭の命だ、しろ」

「先程はその命で膝をお貸しいたしました」

「寝心地は抜群だ」

「それは良う御座いました。ならば私はこれで…」

「次は口を吸え」

「……片倉殿にお頼み下さいませ、私には荷が勝ちすぎまする」

「小十郎じゃねぇ、アンタの口を寄越せっつってんだ」

「殿、」

「政宗だ」


「殿」
「政宗」
「殿」
「政宗」
「筆頭」
「政宗」
「伊達様」
「政宗」


「……そう見詰められても困るのですが」

「I'm happy」

「……お気に入りの小姓は如何致したのです」

「アンタが良い」

「何もこんなかわいげのない年寄りを、」

「アンタが年寄り…?笑わせんな。ただの年寄りが負けてグダグダになった西軍纏めて割り振りできるかよ。アンタが居るから石田弟も静かだしな」

「伊達様、」

「Stop、此処にゃ伊達なんて山ほど居るんだ。俺が誰だか解ってんだろ?他の奴らと区別を付けろ、アンタの主はこの俺だ」

「…腕を首に絡めないで頂きたい」

「なら…かしずいて俺を見ろ、手を繋げ、kissさせろ、アンタが俺のモンだと認めろ」

「片倉殿……!!」

「……悪いが諦めてくれ。執務を全て片づけた褒美だからな、俺には何もできねえ」

「Ahー可哀想だな石田兄、俺が慰めてやる。存分に抱きつけよ。あわよくばヤらせろ」

「もう双竜嫌だ助けてくれ万吉……!!」

「こらァ独眼竜!!鷹千代の摩羅も尻も小生のだー!!鷹千代、尻は無事か!?」

「呼んで早々アレだが帰れ、そして二度と俺の前にその面下げんな」

「……おい黒田、廊下がえぐれてんぞ。あの壺やら花瓶やら…どう落とし前付けるつもりだ」

「そりゃ弁償だろ小十郎、城の修理代、花瓶、壷、騒がせ賃…強いて千両ってとこか」

「すまん鷹千代恩に着る!」

「万吉テメェエエ!!」

「万策尽きたな石田兄ィ」

「片倉殿!いいのか片倉殿!!お前の大事な殿様が私のような馬の骨に惚れただ何だと…!!」

「政宗様の御顔のなんと楽しげな…小十郎は嬉しゅうございます」

「駄目だ…この人手遅れだ」

「そう、アンタが竜の巣に墜ちた時点で手遅れなんだよ石田影信…Let's give up」

「…もう、どうにでもしていただきましょう。It gives up」

「本当か!?」

「ただし、必ずや天下を御取り下さい。私が望む泰平へと道を敷くための天下を」

「言われるまでもねぇ」

「はぁ…では私はこれで」

「NOだ。はぐらかして逃げんな」

「チッ」

「さっきから思ってたんだが、アンタのそのgap…堪んねぇな。普段からもそうしろ」

「無理です」

「お固いねェ…まぁそこが気に入っ、」

「……では、私は執務がありますので、これにて失礼させて頂きます」

「……………………………………………」

「政宗様」

「Goooood!!影信に、き…kissされたぜ小十郎っ!!!」

「おめでとう御座います!」

「次は褥だ!」

「はっ、すぐに準備を!」


*****************


「万吉」
「おう鷹千代、さっきはすまなかっ…!?」
「気にするな、相手は殿様だからな。凄い出世だろう?」
「ぐ…るじ…小生が悪かった、から…は…裸締め【※】は…止めてくれ…っ!!」
「ん?良く聞こえないな万吉、もう少し大きな声ではっきり喋ってくれ」
「すまなかっ、た…い…いだっ……、苦し…痛い痛い痛い!!!」
「すまない…?違うだろ万吉、言わなきゃいけないことは解っているよな?ほら言え、ごめんなさい鷹千代様…ってなァ!!」
「小生が悪かったぁあ!!置いて逃げてごめんなさい鷹千代様ァ!!」
「まぁ良い、次逃げたら吉継の小姓に飛ばすからな」
「げほっ…二度とするか…あ、いや、しません」
「…ったく。しかし、あの殿様は何でそこまで俺に執着するのか…訳が分からない」
「そりゃ、お前さんに惚れてるからだろ」
「馬鹿を言え、奥州の王が敗軍の将に?タチの悪い冗談だ」
「……小生はお前さんに惚れてるぞ」
「寝言は寝てるときに言え」
「お前さんなぁ…小生が嫌いか」
「馬鹿野郎、嫌いなら人生の半分以上お前に費やさねえだろ」
「たかちよ…なら小生と恋仲に…!」
「それとこれとは話が別だ」
「何故じゃぁあああああ!!」




【※裸締め=チョークスリーパー】

政宗→石田兄←官兵衛
石田兄はもうリバで良い気がする。

西軍が負ける前にきっちり鞍替えし徳川のとこで内密に働いてた石田兄は、家康に負けた三成(瀕死、死亡どっちでも)に心がポッキリ折れて双竜にテイクアウトされたという裏設定。
押せ押せな筆頭+右目にタジタジな石田兄。

*一人称
官兵衛には俺。
偉い人には私とか手前で口調も態度も丁寧。
地は伊達軍のノリに近い。
政宗とのイメージソングは勿論【わ/ー/る/ど/い/ず/ま/い/ん】で

あれ…?

何だろうすごくドイツにドキドキする。
おかしいなルートさんにドキドキするなんて!
格好いいよねドイツ。
日本の顔と声のギャップもいいな…
無論イタリアも好きです

私は枢軸が好きだなぁ…

イチゴロール

友人のブログで発見したあまおうロールケーキが美味しそうだったので、帰りに寄って買ってきました。
高いなコンビニスイーツ!!
明日大事に食べたいと思います。



甘いものついでに、
今年も職場の男性にチョコを送るらしく、カタログが回ってきたので大量に買い込みました。

あ、はい。自分の分です。

北海道に本社があるロイズなんですけれどね、美味いんですマジで。
生チョコ二種類とチョコバー一箱、お土産用チョコレートケーキでお財布がさみしくなりました。
後悔はないぜ。


ロードショーのLかわいかったな…



三周年+α

・BASAぽけ+一話
主人公と双竜。

・B・I・M!!
(ぶらざー・いず・まいん!!)
オリジ色の濃い石田兄主の部屋開通。
後々出したい独眼竜。




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