隊長が“はぐれ武将”を拾っていったら何時の間にか天下取ってたよ的な話。
第三勢力の名前考えるのめんどいな、もう零でよくねー?と初っ端からグダグダ。
メンバーもグダグダ。
最初に落ちてきた官兵衛を懐柔、次にお市ちゃんを保護、島津と喧嘩したら飲み友達になり、島津の友人慶次を抱き込んだら前田が付いてきて、官兵衛の説得で北条を傘下に付けたら小太郎も付いてきた。
小太郎目当ての鶴姫に家康がずりずりと引き摺られ、忠勝が慌てて追っかけ、家康(の首)目当ての三成を引き連れた大谷に攫われかけた市ちゃんを隊長が取り返し、テメーら石田のツレかと突っかかってきた伊達を華麗にスルー。
武田にお見舞い行ったり、天海のマスクを引っ剥がそうとしたり、小早川と鍋パーティーしたり、雑賀に射的(not射撃)の極意を教わったり、森の人と光合成したり、霧の人と虎に戯れたり、砂のお城(二階建て、バルコニー付)を作ったり……
お前ら戦しろとツッコみたくなる程のハートフルストーリーで。
穴熊と第五天贔屓。
愚痴を聞いて月並みの慰めを心から丁寧に伝えたら熊に好かれた隊長、昼飯を食べさせてあげて更に懐かれたりすればいい。
官兵衛は隊長より背が高くガタイも良い、けど受。
市ちゃんは娘的存在。
うちの子とか普通に言っちゃう。
だから「孕ませる」発言の大谷と、素材からして変態な天海に並々ならぬ警戒心と甚大な敵対心を抱いている。
大谷=悪い虫。
天海=変態。
明らかな俺得です
大工さん、若しくはドカタ親父+中年図書館司書。
真夏に貰い物のスイカやらアイスやら差し入れしてるうちに餌付けされたオッサンが、餌付けした先生にこの人好きだなぁとか考えるだけの話。
学者先生の肌の白さとかおっとりした空気とか、細い腕や身体にびっくりすれば可愛いと思う、同じ性別かよマジか的な。
ほのぼの一方通行。
淡く片思いするオッサンが見たい。
というか、少し草臥れた丸っこい空気のインテリオジサンに「学者先生」と呼び掛ける工事現場のオッサンが書きたい。
現場監督だと尚良い。
最後は二択、
学者先生死亡ルートか、学者先生結婚ルート。
どっちにしろ失恋決定なオッサン。
結婚ルートはある日突然女の人と現れてあっさり結婚したんだとか照れ笑いする学者先生にちょっと泣けばいい。
不憫すぎるオッサンに優しい隠しルートを。
学者先生がバッタリ倒れてオッサン吃驚。
実はご飯食べてなくて栄養失調になってた先生。
不器用な看病の後、仄かに両片思い。
一方通行な両思い。
現場監督:
藤堂 武雄(トウドウ タケオ)38
バツイチ、奥さんに逃げられた人。
工事現場の監督。
最近気になることは加齢臭(←実際は汗臭いだけ)
ガチムチの熊さん。
趣味は料理、弁当は毎日手作り。
味もまあまあなので職場の皆にも人気。
学者先生:
不破 輪太郎(フワ リンタロウ)39
独身の図書館司書。
教員免許も持っている文系の人。
最近気になることは骨粗鬆症(←予防に余念がない、牛乳と小魚は毎日欠かさない)
なまっちろい、細い、薄幸の美中年。
近所の奥様に人気。
夏場なのにスーツをかっちり着こなす不破と、頭にタオル巻いて首にもタオルかけて加え煙草するツナギの藤堂が、二人並んで建築材の上に腰掛けて世間話とかしてほしい。