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bio愛が


溢れて止まらん。
クリスがいとおしすぎて生きるのが楽しいです。
6を買ってから色々遊びましたがパンネたんが一番嫌いです。
アマなのに固いし、手がヤバイし。
衣装が欲しいのにマーセ出来ねぇwww
初心者のヘタレプレーヤーにはハードルが高すぎます。

クリスのエンディング見てからもう、BSAA好きすぎて不味い。
と言うかクリスが好きだ、野良熊ってなんであんなにラブリーなんだろう。
記憶喪失になってからの粗野な野良熊も、チーム=家族な隊長も、若い頃の熱血さも歳を取ってからの性格もみんな良い。
無精髭とか筋肉質な身体とか遠くを見るときに頬と目がピクッてなるとことかジョークも出来るとことか包容力とか保護欲をそそるとことか可愛いよ隊長可愛いよ。
小十郎とはまた別のかわいさ、別の愛しさがあるでしょチクセウ。
スキンシップ過多な隊長が拗ねるところが見たい。
ぎゅーって抱きついて拗ねるんだけど如何せん力が強いから相手の中身が出そうになって片方スネスネの片方青ざめとかウマウマ。
浮気なんてしようものならネックツイストかパンチです。
即死だね!(*´ω`*)
エイダと歩いてるとこ見られて誤解とかね!
死亡フラグのカウントダウンおめでとうございます。
子供たちとキャフキャフしてても良い。
ジェイシェリに両脇から取り合われてる主人公、最後に良いところだけかっさらう隊長。
らぶらぶなアラフィフとか良いじゃない。

むくちなひつじ

※仄かに主←ピアくさい



 



聖歌隊のキリエを聞きながら、男は小さく息を吐いた。
列をなし懸命に神への歌と祈りを捧げる子供たちをぼんやりと眺めつつ、隣へ現れた気配へと声を掛ける。


「ピアーズか…お前も聞いてけ、心が洗われるぞ」
「あんたがこんなとこ来るなんて意外ですね。クリスチャンでもないのに」


流れる旋律の邪魔にならぬよう囁きを交わし、心外だなと男は微笑む。


「信じているさ、都合の良い神なんて居ないってことは」


俺は無神論者だと加えられた言葉に素っ気なく相槌を返し、ピアーズは目線を男へ向ける。
黒いコートを纏う男の腰には、彼の相棒であるマグナムが吊られている。
他にもあるのだろうなと呆れを向ければ、男は悪戯が見つかった子供のようにばつが悪そうな顔で苦く笑った。
物騒ですねとピアーズが呟く。
手離せなくてねと男が答えた。


「なぜここに?」
「趣味だ」
「一日中こうして聖歌聞いてることがですか」
「悪いか」
「すいません」
「怒ってるわけじゃないから気にするな。」


伴奏が途切れ、疎らな拍手が贈られる。
聖歌隊の子供達は、各々を待つ誰かの元へと駆けて行く。
それは父親であったり、母親であったり、皆が皆、嬉しげな顔である。


「見ろ、ちっちゃい子供が嬉しそうにママんとこ駆けてって。ああ言うの護んなきゃなぁって、思うだろ」


そうですね、と頷き、ピアーズはステンドグラスを見上げた。
聖母マリアとキリストのありふれた図柄である筈のそれは、天高く昇った太陽の光を浴びて色とりどりに輝いている。
護れるだけ護ってやりたいじゃないか、と男が微笑む。
泣き顔が嫌いなんだと続けた男が誰を思い出しているのか、ピアーズには想像もできなかった。


「何も残らないのが一番怖い。バケモノになりゃ、記憶も記録も全部全部溶けて消えちまう、そいつを愛したやつも、そいつが愛したやつも、双方向で無かったことになる」


何も残らない。
言葉にすればたったそれだけのことに背筋が寒くなる。
例えば間の前の親子、例えば斜め前に身を寄せ会う老夫婦、例えば隣に座る男さえも、何もかも消えてしまうなんて、そんな。
ピアーズは緩く頭を振った。


「…飯でも行くか。奢るぞ」
「…良いですね、ステーキの美味い店があるんですよ」


案内よろしくと笑った男に目を細め、ピアーズは了承の意と敬礼を返した。



【手に入らない星に手を伸ばしているわけではなくて、隣に居る貴方に触れたいだけなのに、それすらも叶わない】


title by 207β

むくちなひつじ





ゆったりとしたカウチに寝そべり、発売されたばかりだと言う推理小説に夢中になっていたはずの男から呼び止められたクリスは首を傾げた。
掃除機の電源を落とし男に近寄れば、穏やかな漆黒の虹彩がクリスを見詰めている。


「どうした、ユーゴ」
「ん、」


困ったように眉を寄せたクリスへ尚も、ん、と唇を付き出し、珍しくスキンシップを強請る恋人に、クリスは胸のあたりできゅんと音がしたのを感じた。
ニホンジンである恋人は恥ずかしがり屋で謹み深く、そういったスキンシップに淡白であるため、たまに求められるこうした【おねだり】の破壊力はとてつもない。
クリスは掃除機を壁に立て掛け、早足で恋人の元へと向かった。

大きな身体を屈め、人差し指で早く早くとキスを催促する男へと覆い被さる。
年相応にかさついた唇同士を重ねれば、男の瞳は満足そうに細められ、クリスは眉を垂らした。
ちゅ、ちゅ、と、まるでティーンのような拙いキスを繰り返し、額や頬を擦り合わせる。
髭が痛いと笑う恋人に、クリスは涙を滲ませた。
幸せとは、恐らく、今のようなことを言うのだろう。
お互いが戦場に身を置く明日をも知れない者同士だが、願わくば、最期の時はこの男の腕のなかで息絶えたいものだ、と。
二人分の体重を受け、ぎしりと軋んだカウチの上でじゃれあいながら、クリスは微笑んだ。





【楽園は此処に】


title by 207β
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