どうかきみの骨が欲しい

オーダーメイド殺人クラブ

中２病スパイスたっぷりのラブストーリー？
私は好きです｡
身近な事だけで精一杯､世界は自分と自分の周りしかなくて､いつだって自分自身が舞台の主役なんて不器用な思考回路だった中学生時代を思い出し…うわあとなりましたが(笑)
心理描写が精巧で､引き込まれます｡
黒歴史を経ての二人の行方は希望がある終わり方をしていて､後味も悪くない､良い作品でした｡
面白かった(=´∀`=)

・ジェノサイド
・古い腕時計
・煙とサクランボ
・暗闇坂の人喰いの木
・秋の牢獄
・ＳＲＯ


予約というかリクエストが多数…
ジャンルバラバラですが､この中で一番面白かったのは文句なしにジェノサイドです｡
アメリカのアクション映画を見ているようなドキドキわくわくを感じました｡
日本とコンゴ､アメリカでの出来事が交互の視点で描かれています｡
少し難があるのは､残酷な描写が混じっている所でしょうか｡
気にならなければそれまでで済むのですが､中学生ぐらいの年齢の子とグロテスク嫌いな方にはお勧めできないですね｡
専門知識もチラホラ…多大に出てきますが､その辺は目を滑らせて大体把握すればよいかと｡
SFチックな場面もありますが､有り得ないとは言えないリアリティがあって好きです｡


グロテスクと言えば暗闇坂の人喰いの木｡
思わせ振りな日本のホームズ御手洗さんが主人公の長編です｡
文庫を読みましたが…長いね(=´∀`=)
一寸回りくど…いやいや丁寧なんだきっと｡
地の文のまま想像すると吐き気と結婚できます｡
余裕でゴールインです｡
トリックは結局なんじゃそりゃでした｡
いいのかあれは｡


次は秋の牢獄ですね｡
この本の作者で､以前【夜市】を読んだのですが､幻想的な雰囲気と背景に惹かれ手に取りました｡
印象的なのは家の話です｡
なんとも言えない感覚が胸に残ります｡
嫌ではない感じです｡


続いてＳＲＯですね､警察ものの…ミステリ？
謎解きじゃなく…なんだろう…アクション？
キャラものになるのだろうか､にしてはＳＴより影が薄い気がする｡
変わり者の室長以下､癖の強い面々によるお話です｡
班の婦警が変態に誘拐されたり､やたら通り魔に遭遇するダーティ･ハリーとか､なかなか面白かったです｡


コミックスは最近リコランにハマってます｡
小学五年生で180�pの弟と137�pの姉､高校二年生｡
しかもアニメで弟の声は置鮎さん…!!

おもしろいですよ(=´∀`=)