※六い
「……何してんだお前ら」
「文次郎か。私は今、至福を味わっている。間近で見る龍政ちょうかっこいい」
「俺にはどう見ても嫌がる龍政に横抱きさせてるようにしか見えねぇんだが…」
「文次郎助けてくれ、何かわからんが仙蔵がいきなり飛びかかってきた。頬染めながらきらきらしてる。ちょっといい匂いがする。いい匂いすぎてムスコが反応しそうで怖い」
「しっかりしろ龍政!そいつは仙蔵だぞ!?手を出したが最後飼い殺されるんだぞ首輪着用SM上等の哀れな雄イヌに成り下がってもいいのか!!」
「生物委員長藤堂龍政!人に飼われる俺ではない!!」
「あぁ龍政…獣臭いがそこが良い。狼かっこいい。ヌルペタで荒んだ私の心も体も優しく癒しておくれいやお前になら乱暴にされても構わない、さぁ今すぐ布団へ行こう。適度に加虐心をくすぐる演技で抗う私の艶やかな肢体を本能のままに強く激しく、時に優しく野獣の如く貪るが良い!!」
「文次郎ー!仙蔵マジ色っぽいヤバい何か色々我慢できないってチクショウ狼媚香にやられた文次郎助けて文次郎ォオオー!」
「龍政ぁー!狼を手懐ける為に使う特別強力な媚薬【狼媚香】を何故お前が持ってるんだ因みに普通人間には効かねぇ!!仙蔵テメェ龍政を離せ地面へ降りろ!!」
「ふはははは負け文次郎略してマケモンの分際で私に勝てるつもりか?片腹痛いわ!!」
「…い組は今日も楽しそうだねぇトメさん」
「…暇なんだろ」
【暇を持て余した委員長達の遊び】
(っていうか…文次郎ってば、香の件誰に説明してるんだろう)
(……さぁな)
(あー!ずるいぞ仙ちゃんわたしも混ざる!!)
(もそ)