やっちまったなぁ!
「小十郎、お茶持ってきたよ」
「すまねぇ…、あ?なんだその紙」
「知り合いからの“ばとん”だってさ、何々…
『☆性転換ばとん
性転換の被害に遭うキャラと、それを見て反応するキャラの2人組で答えて下さい。
前者はバトンを回す方が指定し、後者は答える方の方が自由に選んで下さい。
指定→雪代來海殿』」
「……おい、大丈夫なんだろうな」
「え、わ、判んない……
『初めまして。早速ですが、簡単な自己紹介をお願いします』…だとさ。
なんだよ簡単じゃん。
ええと、俺は雪代來海、隣で茶ァしばいてるのが片倉小十郎」
「……俺は関係ねぇだろうが」
「次は…『突然ですが、あなたに性転換の魔法をかけまし』……、た……?」
ぼわん☆
「來海っ!」
「平気だ、ただの煙幕だろ…。なんだよ小十郎、変な顔して………」
「く、るみ、か……?」
「可笑しなヤツだな。
ええと…『すみません。質問に答えていただければ戻しますので』?
戻すって何、俺どうなって…………小十郎、なんか胸が柔らかい(怯)」
「あ、あぁ、そうか、いや、その、なんだ(しどろもどろ)」
「か、…かかかか鏡っ!!」
「馬鹿野郎、その格好で外に出るんじゃねぇ!!!」
「わ、袖引っ張んな…!」
「Hey小十郎、來海見なかっ、た…か……
Sorry、ゆっくりヤってくれ」
「誤解ですまさむねさまっ!!」
「政宗ーっ!!俺どうなってる!?何になってる!?むむむ胸が腫れてんだけどっ、マシュマロ並にふかふかなんだけどぉお!!!」
「AH…?
群青の眼、黒服、羽織…あ、アンタ、まさか來海か!?」
「どうしよう政宗、俺女の子になっちゃっ…て、何処触って…、っ!?」
「マジでやわらけぇー…なぁ來海、俺のややを産んでくれ、つーか嫁に来い、奥になれ。日の本一幸せな女にしてやる」
「や、ちょ…揉むな掴むなちょっと舐めるなっ」
「(…ぷっつん)いい加減にしろこのクソ餓鬼ッ!!!」(極殺)
「冗談だ冗談!!おおお落ち着け小十郎!」
「ここここ小十郎抑えて、相手政宗っ、お前の主だからっ!!」
ぎゃぁあああー
(断末魔後暗転)
「実は…かくかくしかじか…で」
「……成る程ねぇ、ふざけた魔法だ」(←フルボッコ)
「お前の顔の方がふざけてるけどな……ってか大丈夫か政宗」
「Oh…來海が膝枕してくれれば治…ぶべらっ!!」
「誠、面妖としか言いようが有りませぬな政宗様」
(柄で一撃)
「(小十郎怖…っ)
ナニも生えてないし胸は膨らんでるし視界は低いし声は高いし……
唯一の救いは力が元のままだってことか」
「「そのナリでナニとか言うんじゃねぇ!!」」
「なら、
【ピー(自主規制)】とか、【ピー(自主規ry)】とか、【ピー(自主ry)】……」
「「なお悪いわ!!!」」
「ったく…続き読むぞ。
『鏡をどうぞ。見た目はどう変わりました?』」
「小十郎が変に丁寧だ」
「お、鳥肌立ったぜ」
「もう一発御必要ですか政宗様?」
「俺だけかよ!?」
「見た目……髪の毛短くなっちゃった」
「…全体的に小せぇな、」
「胸と尻は良い形だな」
(さわさわ)
ばきっ!
←左&右ストレート
「べ、very cute…、例えんなら……そうだな…、」
(鼻血だくだく)
「…何と申しますか、こう…、春先に良く見かけるような…あ、」
「「仔熊だ」」
「人に例えてくれ(怒)
続けんぞ。
『予想される、周りの反応は?』
…驚きを軽く通り越した小十郎が、噴き出したお茶で虹を作った…とか?」
「頼むから忘れてくれ…『せっかくですから、何か着ていただけませんか?』…って、何だこの着物の山は」
「ちょ、それ紐パンじゃん!?……小十郎のえっち」
「ククッ…破廉恥だなぁ、小十郎?」
「……畏まりました政宗様、こちらをお召しになりたいのですね」
「Ah…すんません調子に乗りました。
ゴボウは止めてください。
何々…『正直、こっちもいいなと思いませんか?』」
「えー…、これじゃ小十郎を組敷けない」
「テメェ小十郎何時だ!!何時から抜け駆けしやがった!!!狡いじゃねぇか俺も混ぜろ!!」
「なんの事やら検討も付きませぬな……強いて言えば我らは義兄弟故、そのような交わりがあったとしても何も疚しくはありませぬが」(しれっと)
「恨むぜ親父ぃい!!!」
「輝宗元気かなぁ……
……って、え『申し訳ありませんが、元に戻す方法を忘れました。一日経てば戻りますので、もうしばらくその姿でお願いします』ぅうう!?」「……まぁ、一日だけならしょうがねぇ」
「不満そうだな小十郎」
「てめぇが小せえなんざ、慣れねぇからな……壊しちまいそうだ」(ぎゅう)
「うわ、すっぽり収まっちゃった」
「來海…、」
「物欲しそうな顔すんなよ政宗、おいで」
「っ、Love you!!」
「(青筋ひくっ)…政宗、様、どさくさに紛れて胸を揉むのはお止めください」
「ケチケチすんなよ小十郎」
「仲良くしろよお前ら」
「あーー!!梵と小十郎が女の子襲ってるー!!」
「ち、喧しいのが来やがった」
「とりあえず喜多さんに着物借りてくるよ」
以上、伊達verでした