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誰かの昔、sss

美しい人だ。
歳を経ず、老いすら其の身を蝕めず。


流れる髪は絹糸の如く、真珠のように滑らかな光沢を放つ白磁の肌は、淡い光を纏ってさえ見える。
全身が全身、寸分の狂い無く、完璧な造型。


命有る美術品、
生命を与えられし芸術品、

其の中でも、特に
光の加減で闇色に変わる群青の瞳が美しい、
否、美しいなんて陳腐な言の葉で表されるべきではないのだ。
もっと、何か、別な――――





「貴方を、羨ましく思います」




やがて己が老いて朽ちてたとしても、この人の美しさは失われない。
この人のいのちは、喪われない。


富、名声、力、美、

貴方には、手に入れられぬものなど無いのでしょう?



(嗚呼、だから、羨ましい……貴方が我が身であったなら、)




見知らぬちっぽけな己の失礼極まりない独白など初めから無いかのように書状へ筆を滑らせていた雲の上の人は、ふと美しい瞳を己に向け、まるでイメエジに合わぬ、苦渋の滲む、ひび割れた、醜い声で呟いた。







――そんな、いいもんじゃないよ――






明らかに機嫌を損ね憤慨していた恐らく誰かの部下の一人であろう男の背を見送り、來海は静かに目を伏せた。




     しあわせのかたち



(笑おうと動かした頬の筋肉、)(上手く行かず、歪になった)
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やさぐれ中

最近携帯の調子が可笑しいです。
電池の減りが異常に早い。
朝から一切手をつけていないにも関わらず、夕方には電池切れで画面消えました。

今も、日記に載せようと精魂込めた小十郎のsssが謎の電源落ちによりお蔵入り。
めげずに記憶を辿って復活させた二回目も、謎の電源落ちにより見事にパァ。


――やる気、ナニそれ美味しいの?



日記じゃなくて完璧に仕上げてやる、RIPに載せてやる、迷鬼進めてやる、小十郎祭りじゃコンチクショー!!

その前にふて寝します。
(←かなりショックだった)
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