癒されたくてやってる乙女ゲーに心臓が軋むんだがなにこれ。
小野瀬との絶交発言とは逆に、室長√は室長自ら距離を置く発言頂きました
もうこれを乙女ゲーとは呼ぶまい……
ヒロインがジョンの心無い悪魔の囁きに泣き濡れていましたが、唐突におばあちゃんからもらった鍵のことを思い出した模様。
確かめてみると銀行の貸金庫の鍵でした。
…………………えっと、
まさかと思うんだけど、貸金庫にあるのはファウストの指輪…とか…
まさかねー!(;´∀`)
ファウストの指輪もってるからヒロインに散々絡んでった訳じゃないよねジョン・スミス!!
……違うよねー……
うわぁああああ三十路組はアダルトなだけにすれ違いの理由がマジ現実的でなんかすごい嫌
前回から言ってるがこれ何ゲー
藤守兄なジョン・スミスにちょっかいかけられました。
室長の出世の妨げになるから別れた方がいいぞとねちねち来ました
引けと、言外に引けと圧力を掛けられてます
いずれヒロインと別れてお偉いさんの娘と結婚とか……だからこれは何ゲーなんだ!!!
私が古いのか!?
最近の乙女ゲーはこんな夢も希望もないような二時間サスペンス並みな緊迫感がある恋愛なのか!?
ジョン・スミス、てめーはヒロインに何の恨みがあるんだコラ
愛と野心を秤にかける話がベースな室長√
乙女ゲーで「君はいずれ、切り捨てられる。もしくは、愛人の座に甘んじるか」とか初めて聞いたぞ。
しかしジョン・スミス、メフィストフェレスに例えられるだけあって、口のうまさが半端ない
恐るべしジョン・スミス
後半駆け足だったなぁ…
まさかのジョン・スミス登場で声の若さにガッカリ。
くそ…そうか、オッサンじゃないのか。残念。
小野瀬√は咲季ちゃんの可愛さに萌えて、小野瀬の慣れてない兄貴ぶりにゴロゴロして小野瀬可愛いイイイイイ!!!!!!!!
事件は二時間サスペンスでした。
途中で何回パッケージを確認したかわからない。
これ何ゲー。
そしてルイルイ√に進みます…が、小野瀬√でのルイルイの底意地の悪さにガクブルした身としては…不安だ。
なんだろうこの…質の悪い悪魔のいじめっ子
アホの子呼ばわりにはときめきましたが、耐えられるだろうか
居る筈の無い後輩の姿を目に止め、鐵はゆるりと双眸を細めた。
わざとずらした眼鏡の奥から後輩の姿を眺め、人好きのする笑みを唇へ浮かべる。
お疲れ様と微笑む鐵に明智は軽く頭を下げ、小野瀬と向き合った。
白煙が上がり、皆が離れる。
「それではみなさん、」
さようならと続けられる前に鐵は素早く踏み込み、嫌みったらしい男の横っ面へと固く握った拳を叩き込んだ。
骨のぶつかり軋む嫌な音が白濁で曇る視界に響き、低い声が周囲の耳へと届く。
「咲季ちゃんの分は相殺してやる。ありがたく思えクソ泥野郎」
薄れ行く白煙の向こうに見えた鐵の顔は、いっそ見事なほど普段の通りだったという。
「あの織部さん……手加減、したったんですよ…ね?」
「さあ…四五日固形物が食べられなくなるぐらいだろ。私には関係の無い話だよ」
「大丈夫ちゃいますやん…!」
「そういえばちょっと手の甲が痛いな…心配してくれてありがとう藤守」
「…アカン、この人紛れもなく室長の友達や」
こんな男主。