何かやりたかったけれど色んな事で一杯一杯だった罠。
明日明後日休みがないよ……ぐすん。
ふと気づいたんですが、PSPのバサラソフト、使用可能な武将が31人なんですよね。
英雄伝の武将が30人、+1人と言うことは……!!
これから頑張れそうです。
↓ハロウィン小話
白く霞む息を視界の端に捉え、鍛冶屋帰りについ手を伸ばしてしまった砂糖菓子を紙に包む。
昔の事だ。
神無月の終わり、異国の言葉で菓子をねだる幼い主の小さな柔らかい手のひらに、金平糖を乗せた。
ついでとばかりに、隣でへらへら微笑む男の口へ、二、三個菓子を放り込み、一緒に笑ったような気がする。
「Hey、小十郎」
「政宗様……政務は如何なされました」
「固い事言うんじゃねぇ」
――又、冬が来るな
似合わぬ愁いが滲んだ声音に、頭を上げる。
隻眼を細め、夕闇の群青を眺めるこの御方も、同じ事を考えているのだろうか。
霜に覆われた庭の片隅。
打ち捨てられた枯木の切り株が、ぽつりと佇んでいた。
(あの木は、)
(あの木は…、あ の お と こ の 、)
「小十郎、」
去りし日々の残像に暗くなりかけた意識が引き戻され、随分と成長した幼子に、目眩ひとつ。
「TRICK or TREAT」
流暢な異国語で何かをねだるように差し出された手。
悪戯小僧そのものの笑みが、眩しくもあり、同時に後ろめたくもなった。
幼子……梵天丸様が、心の底から求め、必要とした者を、奪ったのは、
「甘味がねぇなら……覚悟は出来てんだろうな」
「……貴方に悪戯されては敵いません」
豆の目立つ固い手のひらに砂糖菓子を乗せ、微笑った。
白い息の融ける頃
(後に悔いても遅いのだ)
×××××××××
暗かった……!!
この頃小十郎熱が物凄いです、寝ても覚めても小十郎が頭から離れないッ。
なんでしょう、恋なんでしょうか、何があったの、私。
というわけで迷鬼でハロウィン、含ませ気味に仕上げてみました。