予算の少ない収集活劇

コランダムの比重で10カラットやそこらはこれでもかなり小さいほうだ。


だいぶがんばった。


うちはこれより小さいコランダムを探すほうが大変なんだ。


だが、レイスティンガーらしさはどちらかというと落ちた………………………orz


外枠の厚みを取りすぎたのがいけなかったらしい。


もう少し芯棒当てて外側から削り落としてやればよかったような気がしなくもないが、ちょいちょいいつも決まった位置にクラックが入るのでこれ以上ケズるとか怖い。


技能認定者が全員ゴッドハンドだと思うなよ！

３徹明けでな、いつ指輪を外したかの記憶がまったくないのだ。


朝着替えた時には着替えた後に嵌め直したのは確かなんだが、常識的に考えたら風呂と着替え以外に指輪を外す瞬間など考えられない。


だから困っている。


きっと木藤さんがお持ちになったのだろう。


じゃあしょうがない、本来の持ち主の元に返っただけだ。俺に文句を言う資格はない。


だが木藤聡子以外の浮遊霊の仕業なら、覚悟してもらう。


というわけで後継機の完成を急いだため焼成割れを起こしたので、10年ぶりくらいにオーバーレイペーストを使ってクラックを埋めた。


今回はあろうことかエポキシ接着剤を使っていない。


100％ベゼルの力だけで石留めしている。


てゆうかリボンテープをぴったりにしすぎて嵌まるかどうか確かめることすらだいぶ力業で押し込めたので、なんかもうこれでいい気がしてテープ倒しちゃった。


貼ってないけどもう出せない。

予想以上に似合うな、土方検事………。


原画の向き的に、コイツを検察席に立たせるとWGP2のコーチを弁護側に置くしかなかった。


単に机ドンが見たいだけなのだが、コイツを検察席に立たせるとコーチが『身長の不自由な弁護人』とか言われそうでハラ立つ予感がしていなくもない。


この二人だけは右手にしか装備していないものが決まっているせいで絶対に原画を反転させられないんです。このポジション以外あり得ない。


さて、誰に死んでもらいましょうかね。


Ｊあたりだといい感じに常々動機を口にしているクレモンティーヌに容疑がかかりやすい。


好きな子をイジメちゃう心理でなんだかいつもサバンナソルジャーズの誰かが被告席に立たされ、ゴリゴリ不利な証拠が出てくるゲームッス！


ただ、白ランを脱げない都合上あくまで学級裁判なので、こういうとき裁判長はモノクマ先生に頼むしかなくなり………………………


ちょっぴり大神博士がコドモの意見に左右されやすくなるッス！（人格崩壊じゃないか！）


まあ全員留学経験がありますからねぇ、狩魔冥が13歳で検事になっているのを考えたら年齢に意味などありませんよ。


ただ個人的に《見たかったから》言ってみただけです。

………………………が、ウランガラスの焼き留めはあまりおすすめできない。


というか800℃ならガラスを融解させないが、900℃まで強度を取るとガラスが融解するのでたぶんクラフトガラスでも俺の焼成法には向いてない。


ので、レトロガラスは天然石として扱うことが大前提だ。


ウランガラスの透け感を最大限活かすため裏側に爪を埋め込んで留めようかとも思ったが、透けているからこそできるエポキシ留めもあることに気づく。


そうだな。


ウランガラスの裏側にはFIMAエンブレムを入れてみよう。


自然光ではウランガラスが透けてFIMAエンブレムが浮き出す。


紫外線を当てるとグリーンシグナルが点灯する。


そしてリングアームにはいぶしの黒を落としてチェッカーを。


これで行こう。


ならばすることは決まった。


まず土台のエンブレムのサイズ調整から入る。


焼成収縮の力でルースに当てて透かした時に一番ちょうどよくカボションに映るラインまでFIMAエンブレムを縮小するところからだ。


またごっさ手間暇かかるデザインにしたものである。


レイスティンガーの下の▽の角度がキマらなくて何度もヤスリでケズってるうちに指先の皮膚が硬質化してきた何らかの巨人に『くだらないことにこだわるな、量産しろ』と言ってもたぶん無駄である。


量産に向くのはヲタクとは言わぬ。


それでも欲しいという末期患者は個人的に相談してください。聞くだけは聞きます。


ちなみにわたしアニメイト公式版のFIMAスタンプ持ってないんです。


KDDIの通信障害の時にヤフオクで１秒足りなくて競り損ないまして。


くれとは言いません。シリコンで型を取らせてくれればいいだけです。


これさえ手に入るならレイスティンガーの指輪くらいくれてやりますよッ！！（逆ギレ）

ウランガラスの表面を劣化させているんだからウランが溶け出すのはまあ当然として。


鉄分の瓶にしか水色ウラン色がついていないほうが気になる………。


別にこの程度のウランは精製純度の問題で原石と大差ないかもっとずっと弱い程度だからキッチンに流したってどうということはないのだが。


しかしローマングラスかウランガラスか選べと言われたら銀化していなくてもウランを選ぶのが蛍光鉱物好きなので、量産銀化に一定のリスクがつきまとうなら《ただのウランガラス》に合わせてデザインを決めたほうがよい。


あのチェッカーモールドを使うのはどうだろう。


いいかんじにグリーンシグナルが点灯する指輪になる予感。