基本的にはまだ安くなるのを知っていて10倍の値を出すつもりはない方針だが………
結晶形が気に入った子がいたらそれはもう仕方ない。
諦めろ。
これが運命!(冬馬由美の声で)
財布に相談したりなんかしません。
財布のほうを従わせます。
わたしを支配できる権限など財布には与えられていない。
財布にお伺いを立てて今生の別れを幾度となく経験し、辛酸を舐め尽くして初めてミネラーは手段を選ばないハゲタカに成長するのです。
家計簿はおまえに終焉しかもたらさない。
わたしはおまえに翼を与えることができる。
だから、自分で羽ばたくがいいだろう。
両手には『例のアレ』(咎人の剣“神を斬獲せし者”)、
唄うのは『問答無用』(檜山修之)、
背中には自由の翼。
よみがえれラーミア。
おおぞらはおまえのもの。
『お伺いを立てる』なんて発想になる時点で財布が上で自分が下って上下関係が刷り込まれてます。
財布はわたしの望みを叶えるためのただの道具。
道具に支配されるほど意思のない肉塊に落ちぶれた覚えはない。
わたしならそこは『めいれいさせろ』一択です。
『だってこの子が気に入ったから』。
『こういうのが一番カモられるパターンだ』って言われた上に『石なんて原価の1000倍くらい当たり前なんだから騙されんなっちゅーに』と追い討ちをかけられる。
原価を言い出したら何だってそうじゃん、誰も石屋が霞食って生きてる仙人だなんて思っちゃいないじゃーん。
『爽やかなお値段』を流行語にしたいわたしは『じゃあ爽やかなワンド期待してまーす(*^^*)』みたいな使い方をしている。
わたしの辛酸なめリストを見るかね。
その個体が気に入っていて、買えるだけの持ち合わせは現実にあったのに、『好き!』以外のことを考えてしまった結果二度と巡り会うことのなかった結晶の数々をカウントした黒歴史を。
そんな表層意識の妄言に惑わされているようではいつまでも満たされない。
それは自分という生き物を殺し続けた殺戮数カウンターだから、そんなものをカンストすることを目標にするくらいなら潔くあそびにんLV99を目指せ。
LV50でやさしいきもちがあふれだしたあたりで概ね及第点にしておいてやろう。
そうしたいからすることは常に世界を変え続ける力を持っている。
その昔親にACアダプタ隠されてもゲームをし続けたかった子供たちがプロゲーマーという職種を作ってしまったようにね。
それは『今そうしたいこと』を決して疎かにしなかった勇者たちが切り開いた道である。
今日の常識が明日も常識である保証など最初からないのに、なぜ人間は過去からばかり情報を得ようとするのだ?
『今』を積み重ねた先にある未来からの情報は、常に『今』深層心理は受信し続けているというのに、なぜそれを聞かなかったことにしてしまえるのだ?
ただ『予算の少ない冒険活劇』っていう『芸風』を好んで貫き通し『たい』なら、それはそれで大事なアイデンティティだと思うよ。
でもその芸風、やめたくなったら勝手にやめていいやつだから。
たまには節約するゲームを楽しんでみるのもよし、荒稼ぎゲーを謳歌するもよし、与えられた寿命を好きに遊び切るのがその人のフリーシナリオだから。
しなきゃいけないことなんてないし、してはいけないこともない。
俺達はみんな
生まれた時から特別で
自由だから。