十月十日に生を受け
七五三なら祝い事
もめ事、泣き事、勝負事
さらに加えて、弔い事
裏切り、騙され、棄てられる
疲れ果てたら、おいでなせえ 
市場と岬の橋掛けに
そーっと送ってさしあげやしょう

ふと通りかかった、近所の清盛橋。
何度も通って来た橋ですが、ちょっと気になった事があって、改めて検証してみました。
この清盛橋、その名の通り、平家物語や源平合戦の様子を描いたレリーフが飾られています。
しかし、ふと気になったのは、そこに平清盛の姿はあるのか?という事。
改めて、全部のレリーフを見てみました。
たくさんあるように見えて、絵柄は3パターン。
同じ絵柄のレリーフが複数ありました。
一枚は合戦の様子。
明らかに兵卒ばかりの姿ですので、そこに清盛はいないでしょう。
一枚は宮中の様子。
そこに清盛がいるかも知れませんが、複数人がいて、どれが清盛かわかりません。
そして残る一枚・・・

唯一一人だけ描かれた姿で登場の、平敦盛・・・
清盛橋と名付けられながら、一番大きく出ているのは敦盛・・・
これは清盛橋ではなく、敦盛橋なのでは?
・・・と、言いたくなりますが、平清盛を祀る清盛塚の目の前の橋ですので、「清盛(塚の前の)橋」とも取れますね。

ただでさえ清盛の像やイラストがそこらじゅうにあるこの辺り、そんな事は些細な事でしょうね。