舗装された道に、「東映」の文字・・・
同じく少し離れた場所には、「道|松竹」の文字が・・・

しかし辺りを見回しても、映画館は一軒もありません・・・
実はこれ、昔この周辺に映画館があった名残です。
撮影場所、神戸の新開地は、大正から戦前にかけて、繁華街として栄えた所で、当時は映画が娯楽の中心でした。
しかし、戦後の都市開発等で、娯楽の中心地が別の場所に移り、新開地は繁華街としてすたれて行きました。
映画産業自体も、テレビやビデオの普及によりすたれ、新開地の数々の映画館は姿を消しました。
その際、道を舗装する時に、道の表示を消してしまってもよさそうなものですが、残しておくとは何とも粋な話です。
映画館跡地で・・・勝負!