さて、昨日・一昨日と、ポートタワーの画像を載せて来ましたが、そのポートタワー、時折他の地方の方に、誤って「神戸タワー」と呼ばれる事があります。
確かに神戸を代表するタワーですが、ポートタワーが出来て数年の間、神戸には「神戸タワー」というもう一つの塔があったのです。

こちらがその神戸タワーの跡地にあるレリーフ。
神戸タワーは大正時代に建てられ、初代通天閣を凌ぐ90mの高さを持ち、当時東洋一の高さを誇っていました。
小高い場所にあるので、海抜としては100mを越えていたようです。
通天閣の名前が出ましたが、通天閣の近くに新世界があるように、同じように庶民の娯楽の町、新開地があるのが共通点の一つですね。
神戸タワーは戦災にも耐えたものの、老朽化が進み、神戸のランドマークタワーの座をポートタワーに譲り、1968年に解体されました。

跡地には、神戸タワーを模した時計塔が建っています。
タワーの跡地で・・・勝負!