今年、ヴィッセル神戸の開幕戦で、入場者全員に配られた、「絆マフラー」。
「WE NEVER FORGET 1.17」の文字が書かれ、阪神淡路大震災からの復興を表しています。
神戸市民にとって、「1.17」とは、それだけで阪神淡路大震災を指す言葉でもあります。
決して忘れてはいけない事であり、忘れてはいないからこそ、神戸市内では、ネパールへの復興支援が始まり、今やほとんどメディアが取り上げる事の無くなった、ハイチの大地震復興に対する募金が行われていたりするのです。

忘れてはいけない事ではありますが、やはり辛く、悲しい想いが強い人もいるでしょう。
そんな複雑な想いのある、「1.17」ですが、今日偶然見かけた光景・・・

「1.17」を「いいな」と読んで、神戸を活気づけようとする、飲食店の看板・・・!
ある意味トラウマめいたものすらある「1.17」に、あえていい意味を持たせようとするとは、まさに逆転の発想!
これは素晴らしい・・・
私も以前、フィクションの世界で「不吉」とされる事を逆手に取り、それを克服する事でゲンを担いだ事があります。
その結果、いい方向に進んだので、やはり気の持ちようって大事ですよね。