現在、神戸の昔の写真展に来ています。
先日記事にした、新開地映画祭の一環としてのイベントです。
映画評論家の、故・淀川長治が愛した映画の街として、興味深い写真が並んでいます。

こちら、かつて新開地にあった映画館、聚楽館(しゅうらくかん 当時は「しゅーらっかん」と発音)の写真。
パネルに当たったライトが写り込んでいるのはご容赦を・・・
「祝南京陥落」とあるので、昭和十二年(1937年)末か、翌年頭ぐらいの写真と思われます。
娯楽の世界ですら、戦争や政治が絡む、悲しい時代ですね・・・

こちら、現在の同じ場所を写してみました。
聚楽館の跡地は、現在ボーリング場になっています。
映画こそありませんが、娯楽の場になっているのは変わりません。
最後は淀川長治調に・・・

それでは皆さん、サイナラ、サイナラ、サイナラ。