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非合理なニンゲンの唄





 この街のヤツらは、機械みたいだ。

 決まった時間に起きて、決まった時間に飯食って、決まった時間に仕事や学校に行って、決まった時間に家帰って、決まった時間に寝る。

 毎日毎日毎日毎日、繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し…………。



 そのくせ、俺を蔑んだ眼で見下してくる。



 昔は俺みたいに感情で動ける『非合理』な人間がたくさん、いたらしい。教科書にはそう書いてあった。
 そして、『非合理』は世の中に不必要なモノらしい。

 他のヤツらはソレをまるっきり鵜呑みにしてコンピュータみたく教科書を丸暗記してる。



 何でも数十年前、合理的人間の世界を作るために脳をいじる一斉手術があったとか。



 ただ、俺の祖父は、それをしなかった。



 小さい頃他界した祖父の真意は聞けず終いだったけど、俺は、祖父に感謝してる。

 毎日を何も感じずに生きる合理的人間には、きっと悩みなんてないんだろーけど、花や星を見て綺麗だとか思えないんだろーってな。





 あぁ、今日も月明かりがキレイだなぁ、なんてね。





 ―――――

 思いついた文章をポンポンと破裂させてみた。 何が言いたいのか分からない上に楽しくない。

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