いきなりの短いお話ぃ。
突発的なんで意味不明ー。
ちょっとシリアスちっくかな?

オッケーてな方は↓↓↓へドゾ。





「ごめん、な」



悲しそうに呟いた彼は、僕を振り返る事無く目の前から立ち去っていった。





その蜂蜜色の目に。

薄い水の膜が張っていたのを、馬鹿な僕は気付かなかった。





「俺、もう駄目なんだ」
「何が?」
「もう、無理……」



「別れよう?」



疲れたような笑みを浮かべた彼を、僕は頭の中で嘲り笑った。


―――オマエ ガ ボク カラ ハナレラレル ワケ ガ ナイ


「疲れちゃった、みたいなんだ」

「だから、別れてほしい」

けれど、迷いの無い真直ぐな目を向けられて、僕は途端に焦りだす。

その細身を押し倒し、貪るように食らい付く。


――逃がさない、逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない……!


「ごめん、な」


けれど彼は、ただ謝罪の言葉を連ねるだけで。





僕の腕と云う檻から、飛び出していってしまった。







彼は、高く、遠く、彼方に消えていった。

残されたのは間違いだらけの僕と、壊れた檻ダケ……。






UUUUU

一応、?→一護 な感じ。