取り敢えずいろいろ言いたい(書きたい)言葉はあるんだけど、最初にちょっと言っておこうかな。
君を、ずっと待っている。
初めて君の名前を知ったとき、君はとても荒れていたね。
皆に恐れられて、あからさまに避けられて、それでも君は、そんな事は無関係だとばかりにいろんな人を傷付けていった。
そんな君が僕の住む愛知に来たと知ったとき、僕は不謹慎にも嬉しいと思ったんだ。君の為になら大学だって休んでやろう、そんな想いでいっぱいだった。
けれど、君はいつでも影ばかりちらつかせるだけで、今日まで、どれだけ待ち望んでも、どれだけ期待に胸を膨らませようとも、僕の前には決して、現れなかった。
でも僕はまだ、もう君が現れてくれないと諦めたわけじゃないよ。
いつまでだって、待っているから。
だけど出来れば、前期試験が始まる迄にはその鋭くも美しい姿を見せて欲しい。
待ってるよ、……新型インフル。
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何てこたない、試験前に少しでも時間欲しいから、大学休みになって欲しいだけ。……不謹慎で申し訳ない。。