昭和20年の4月1日。沖縄本島中部の西海岸に位置している読谷村に、米軍が上陸をしたところから沖縄戦が始まりました。

数年前、R氏(職場の先輩:沖縄出身の女性)と沖縄に行ったときに、彼女が生まれ育った故郷でもある嘉手納と読谷で大半を過ごしたんですけれども、実にのびのびとしていて良いところでした。

4泊のうち3泊は読谷村残波にあるホテルに宿泊をしまして、日中にどこぞへ出かける以外は、朝も夜もここで海を眺めながら飲んだり食べたりして過ごしていました。

山形歩兵第32連隊が満州から沖縄にやって来たその始め、彼らはこの読谷で陣地構築をしていたそうなのです。あの時はこの部隊についてはまだ何も知りませんでしたからアレだったんですけれども、今思えば、どこか縁があったのかなあと。

仮にもし縁があったなら、きっと前世でもこの場所で、同じように海を眺めながら飲んだり食べたりしていたんだろうなあと思いますね。