先日、夜分にとつぜん警察署から電話がかかってきました。時間も20時を回ったところでしたので、いったい何事かと心臓バクバクで話を伺ったところ、何やら私がむかし乗っていた自転車を乗り回している人がいるとかで、その人を捕まえ次第わたしに盗難の被害届を書いてほしいとのことでした。

もう思い出すこともなかった自転車・・・

以前住んでいた公営住宅を出るときに階段の下に置きっぱなしにしていたというのか、すっかり忘れていたんですよ。このたびの警察からの電話でそれを思い出したくらいで。

乗り回している人というのが、市内で度々問題を起こしている、悪い意味でちょっと有名な人らしい。



ついに両親が弟夫婦と別居をするべくアパートに引越しました。応募していた公営住宅は人気がありすぎて抽選に外れてしまったというのか、初応募はそもそも抽選の対象にすらならなかったんじゃないかと思うのです。

というわけでアパート。アパートをバカにしているわけではないのですが、それなりの年頃になった両親が今さらアパートで暮らすハメになったことが娘にとってはちょっぴり切ないのですよ。



こんな私も、近ごろは温泉に行くようになりました。これまで温泉はおろか近所の銭湯に行くという概念すら無かった私にとっては一つ大きな革命です。まだ乳癌が発覚する以前の母親が頻りに温泉に行くようになって、私も試しに同行をしたところ、その素晴らしさを知るに至りました。

母親は左胸を全摘したこともあり現在は大浴場には行けなくなってしまったんですけれども、一緒に家族風呂に行ったり、そうでない時は一人ででも温泉に行って心身を労わるようにしています。

たぶん、若い頃は体が必要としていなかったのかも知れない。よほど激務が続かないかぎりは疲れが溜まることは無かったし、それほど痛いところもありませんでしたから。

ところが31歳の今、肩や腰、最近では膝にも痛みを感じるようになり、慢性的な心身の疲れも相まって、いよいよ体が定期的な休養を欲しがるようになりました。そのうち温泉しか頭に浮かんでこなくなり、ついには会社を休んでまで行く有り様です。

世の中は矛盾している。体を労わることが大事だと謳ってはいるけれども、まったく無責任な言葉だと私は思う。最近、特にそれを強く思う。職場でまかり通っている理不尽さに嫌気が差している。以前は「任されている」と思えたことも、今では「押し付けられている」としか感じない。

今回のブログでは、もっとネガティブなことを延々と書き綴ってやろうと思っていたんですけれども、温泉に行って、水曜どうでしょうを見て、食って飲んで寝ているうちに何だかどうでも良くなりました。