煩悩

色も形もパッとせず、どうにかならないものかと考えていた衣類収納にアレンジをしてみました。フェルトを花形に切って貼り付けただけでありますが、だいぶ印象が変わり、自分なりに満足をしているところです。

今月は車検と、来月はアパートの賃貸契約更新のために出費がかさみます。心の中ではだいぶ落ち込んでいる私。

これは、この場所で暮らしていくうえで避けては通れない出費ですし、べつに出費そのものに落ち込んでいるわけではないのです。分かっていながら、この2年間、それに向けて少しずつでも貯金が出来なかった自分自身に落ち込んでいるのです。「なぜだ?」と。自己嫌悪というやつですね。

先日、夏季ボーナスが支給されたんですけれども、結局は車のローンと、車検と、賃貸契約更新で大半が飛んでいってしまいました。残念です。



彼の影響で「真田丸」を見るようになってからというもの、日本の歴史は面白いという事にようやく気づき始めた私は、過去の大河ドラマをも自ら進んで見るようになりました。とりあえず手始めに見ているのは「江」です。ちょうど時代背景が真田丸と通じておりますね。

同じ登場人物でも、その作品によって描かれている人間像がだいぶ異なるところがまた面白いです。ヒトラーのように、どの映画を見ても大体は同じ印象で描かれているものとは違うんですよね。実物の写真も映像も無いだけに、ほとんど手掛ける人の想像なんだなあと。今さらながら(笑)

先日、職場でのことでありました。

作業中に同僚が、ふと煩悩について話しだしたのです。どうにも仏の教えに納得がいかないところがあるとのことで。同僚いわく、煩悩があるから人間なのであって、煩悩を無くしたら、それこそただの仏ではないかと言っていました。それが妙に面白かった。言われてみれば確かにそうだよなあと。

煩悩を無くすなど無理なこと。このとおり、出費がかさんで半ば脱力をしている人間もおりますし。

私の中の終戦

今日この日は沖縄の終戦記念日であります。個人的にでありますが、今年の記念日はこれまでとは少し違うといいますか、どこか「終戦」という言葉が特別に感じられてなりません。

何かに気がついて、何かを悟ったときには、もう20代を終えようとしている自分です。ドイツの軍隊に憧れた10代と、日本の軍隊に憧れた20代。時間はあっという間でしたが、実に良き、若き青春でありました。

生きている理由が分からずに苦しんでいた自分に、その答えを教えてくれたのは恐らく自分自身であった。「あとは頼むぞ」と、魂のバトンを確かに受け取ったような気がしています。

今は生きている理由が分かりますから、あとは前に進むのみです。「彼」の分まで、私が生きたいと願っています。

好きな映画

映画「ラスト、コーション」のサントラC D を購入しました。改めて音楽だけを聞くというのも、また良いものですね。「宮廷画家ゴヤは見た」のサントラC D もあれば良いんですけれどね、無くて。

「宮廷画家ゴヤは見た」は、いちばん好きな海外映画です。若き21歳の頃に、母親から「お前の好きそうな映画があるぞ」とのことで薦められまして、それが見事にストライク。

それからというもの、何回というより何十回の域で繰り返し見ている作品であります。今では字幕なんて読んでいません。劇中に出てくる「昨日の自分を忘れたか?」というセリフがとても好きで、それはやがて日々の自分自身にも問うようになりました。

この作品の監督であるミロス・フォアマンがユダヤ系の人で、過去に両親を収容所で亡くしているのと、出演しているナタリー・ポートマンもまたユダヤ系の人で、同じく祖父母を収容所で亡くしているのです。

これらは全て、この作品に出会った後に知ったことでした。そういうこともあってか、この作品にはどこか縁を感じていますし、監督がこの作品を通して何を伝えようとしているのかが、私には何となく分かるのです。

自分こそが日本で一番この作品を愛しているのだと、声を大にして言いたい気分。まあ、言ったところで何になるものでもありませんけれどね。つまり、それくらいファンであるということです。



さて、今日は「世界一難しい恋」の最終回です。もともと大野くんが好きで、まさに期待どおりというところです。楽しみ(笑)

ひと休み。

今日は水子参りを兼ねまして、お寺に行って参りました。近頃、またお寺に行きたくてムズムズしていたのです。

人間界というものは、ただ生きているだけでもストレスが溜まるものですから、こうして定期的にお寺に行っては心を解放しています。そこで自分を見つめ直し、心を新たにするのです。

今日は外で山門を取り壊す工事が行われていました。工具で何かを打つ音とか作業員たちの笑い声などが聞こえてきたりして、いつもの静寂さが半減されていただけに、正直ちょっと残念な気持ちではありましたけれども、これも暮らしの大切な営みの音であると思えば何てことは無い。

さて、また明日から頑張りましょうか。

チャイルド

昨晩、赤ちゃんを抱っこしている夢を見ました。夢の中の私は赤ちゃんをとても可愛がっていました。これが潜在的な願望であるのかは分かりません。というのも、今の自分はとても子供が好きだとは思えないからです。

可愛いと思えないんですよね。ただ、うるさいとしか感じない。スーパーとか、近所とかで走り回っている子供たちを見ていると、もうやめてくれと思うんですよ。昔はどちらかと言えば子供のことが好きだったんです。思春期の頃には保育士に憧れたことさえありました。

変化のきっかけは、恐らく流産でした。あれ以来、自分の中で何かが変わってしまったような気がするのです。どうしたら昔のように、純粋に子供のことを可愛いと思えるようになるのだろう。それとも、たんに他人の子供だから可愛いと思えないだけなのだろうか。

それに、最近たまに思うんですよね。自分の子供に、自分と同じような苦労を味わわせたくないよなあって。そりゃ大人になれば生まれてきて良かったと思える日だって来るかも知れないんだけれども、そこまで悟るまでに時間がかかりそうな子供である場合、可哀想じゃないですか。

自分の存在理由が分からないとか、死にたいとか言い出したら、私も辛くなると思うんですよね。だって私から生まれる子供ですよ。そういうことを考えると、私は安易に子供が欲しいとは言えなくなりました。
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ギルドさんのプロフィール
性 別 女性
年 齢 36
地 域 青森県
系 統 普通系