幼い頃から、ずっと一緒だった。

大切な大切な片割れ。

君は…

十二という年齢で

この世を去った。

だから…

僕が代わりに君を演じてあげる。

君が亡くなった…あの瞬間から。


僕は…


第二十三代目『詠巫』として

今を生きている。


―――…玲の為に