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朱B

夢を見た。

まだ、天界に居る時に、楽しかった頃の。

君は…。

何時も『朱鵺』と、呼ぶ。

その、姿が、亡き母親に似ていた。

ー…瞳を、閉じれば。

浮かんでくる。

幼き頃の自分の姿。

『何故、ソナタが、朱雀帝の後を継ぐのか』

憎き声で、父は、言った。

本来なら…。

異母兄が、継ぐ筈の朱雀帝。

彼は、純血。

だが…。

俺は、違う。

ー…父が。

母親に、惚れて出来た子。

所謂、妾の子。

『大丈夫よ、朱鵺。父君は、あんな感じだけど、ちゃんと、貴方の事を思っているわ』

だから…。

“泣かないで”。というのが、母親の口癖だった。

本当に“朱雀帝 朱陵王”は…。

俺の事を思っている父親だっただろうか。

冷酷な部分を持っている男じゃなかっただろうか。

そんな事を、考えながら、君の笑顔を思い出す。

『かなり、傷が、深い様ですね』

『流石の神でも、治す事は、無理か。治癒は、朱雀の担当ではないが、癒しの炎があれば…いけるかも知れない…』

『でしたら、玲樺お嬢様に』

『いや、あの子は…。私から、彼女に、お願いするよ…』

うっすらと、聞こえてくる会話。

傷?

あ、そういや、天界から、逃げる時に、傷を負っていたな。

俺…。


五月は、病にもならず。

おはよう御座います。

久しぶりに、ブログに、手を付けます。

ゴールデンウィークは、どう、お過ごしたでしょうか?

隗斗は、予定通り、会社の方との時間が、長かった気がします。

因みに、既婚者の方に『セックスを、試してみない?』と、言われて、即、断りました。

だって、無理です。

ならされている体、凄ぇと、感心。

まぁ、既婚者の方とは、やらないのが、一番です。

相手の家庭を崩す訳には、いきませんから。

『別物』と、言われましたが、火遊びは、当に、過ぎました。

さて、小説を、久しぶりに、更新しました。

サイトの方の小説。

『血の旋律シリーズ』ー快楽ニ溺レ

『蒼いの謳櫻シリーズ』ー転生を、更新しました。

後、話は、変わり。

久しぶり過ぎるぐらいに、小説メモに、載っている『朱』を、少し、更新します。

此方は、サイトを、作ろうか、現在、考えています。

まだ、形にするか、どうするかは、考え中です。

「貴女の頭の中が、正常で、安心します。密かに、口説かれやがって」

「ちゃんと、断ったよ。だって、無理だし。相手に、変な火を付けたら、危ないし…」

「既婚者の発言が、アレとは」

「別に、珍しい傾向で、もう、そんな年齢じゃないと、私は、実感している…」

「お前の頭の中は“彼”で、埋め尽くされてしまえ。仕事、班まで変わりやがって。休み、合わなくなったでしょう。まったく、休むな。大事な時に」

「それ、彼の人も言っていた。『ソナタは、怠け癖が出るんじゃなくって、単に『眠い。面倒臭い』が、混じっている。旦那に、言われなかったのか?仕事を、サボるなと。大事な時に、休んでいたら、意味がないだろう。それに…』と、三時間ぐらい、説明プラス説教。で、口説かれるのみて、仄かに、微笑んでいたと思ったら、怒っていた…」

「当たり前じゃないですか。お前は、ダーリンを、怒らせてどうするんです。仕事人間なんですよ!久しぶりに、帰って来てアレですが、班が変わったからと言って、休ませんよ。大事な時期に、休ませる訳にもいかないので、例え、休みが、ズレたとしても、一緒の時間を過ごしてもらいます。後、小説、どうせ、バレているんだから、普通に、書きなさい」

あの、それ、難しい。

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