もしも。
械に、誕生日プレゼントは?
と、聞いたら…
械:「ファラリスの雄牛が欲しいです!!!短冊に記そうかと…」
瞳を輝かせて言われます。
七夕に不吉です。
一方、弟達の願いは『人畜有害神である、兄様の思考がまともになりますように…』なのだが。そういった傾向は、この先も一生見れないので短冊の意味がありません!
故にアイツ…
短冊に大きな字で…
『ファラリスの雄牛!!!』と書いているんだぞっ!
理由聞いたら…
械:「えっ、何でファラリスの雄牛が欲しいのかって?下界で扱われていた拷問具で一番残酷だからですよ。人間が作り上げた物で人間を蒸すという行為に少々興味を持ちましたね。詳しく勉強がしたく、本物を直に見たいと思ったまでです。一部の詳細によれば、晩餐会の余興品とも扱われていたみたいですね。拷問具でもあれば、娯楽品でもあった。けど、人間を蒸していた道具でよく肉類を焼けますよね!まぁ…晩餐会に来る客人はそれで人間を蒸していたなんて微塵も知らなかったのでしょうが…」