悪しき恋には、一応のところ終止符を打ったつもりです。「悪しき」とは書いているんだけれども、そもそも人を好きになるのに良いも悪いもあるのかよ?って問いたくもなった今回の色恋問題。

相手は立場のある人ですから、近くに来たときは最低限の挨拶はしなければならないのだけど、それ以前に、距離をとるようにしていたら向こうもあまり近寄ってこなくなりました。どこかで偶然出くわしてしまったときは、お互い何だかぎこちない感じです。

けっこう精神的にくるんですよね、こういうの・・・

これで良かったのだと自分に言い聞かせながら何とかやり過ごしてはいるけれど、惹かれる気持ちを完全に抑え切ることは難しくて。きのう、きょう始まった恋ではないもので、熱を冷ますのにも相応の時間はかかると思います。

無理に断ち切ろうと努めるのは止めました。そんな無謀な挑戦は繰り返しても3日と持たなかった。素敵な思い出として、また事実として、ありのままを受け入れることにしたのです。そのほうが気持ちも楽ですし、また前向きに歩き出せる気がするので。

今年は安全地帯の曲ばかりを聴いていました。ほぼそれしか聴いていなかった。中でも「恋の予感」はこのたびの悪しき恋のテーマソングでした。まんま歌詞のとおりで、風は気まぐれで惑わされるだけであった。



この一年を振り返ると、疲れた感がハンパないです。久しぶりに、生きていることがツラいと感じました。

さすがは大殺界であった。南禅で始まり南禅で終わった大殺界。本当に苦しかった大殺界。最後に炊飯器も壊れた大殺界。きっと炊飯器もくたびれたんですよ。ゴミ袋に収めるときは手を合わせて礼を言いました。

「学ぶことが多かったです」とか、もうそういうことを書くのも嫌。考えるのも嫌だし、思い出すのも嫌です。とにかく部屋でボ〜っとしていたい(笑)

今年は勉強も視聴したドラマもほぼ中国史一色でした。迷わず中国史であった。中国の歴史はどこか特異に感じます。思想ないし教えがとにかく現実的である。

たとえば孔子の説く儒学だとか。「孝」と「徳」の精神に触れたときは、ちょうど母親の闘病と重なっていた頃でもあり、そのせいもあってか異様に心に響くものがありました。来年は、儒教について深堀りしてみるのも良いかなあと思っている今日この頃です。



今年も一年ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

なんだか実感はありませんけれども平成最後のお正月なんですよね。次の年号はどんなものになるのやら。個人的に「光明」とかだったら嬉しいですね。自分が辛気くさいから。

それでは、良いお年をお過ごしください。