きらめきに彩られた硝子の珠。
時折見せるほのかな色に、懐かしさを携えて。

2種類のガラスビーズとアンティーク風のパーツを重ね合わせて作ったピアスです。

ちいさなカットビーズは、すみれのような紫色。
おおきなカットビーズは、クリアに透ける薄ーいベージュを使いました。

ただの透明ではなく少しだけ色のついたガラスを使うことで、セピアのフィルタをかけたかのような懐かしいニュアンスになりました。


ピアスの名前にした「吊り下げられた庭園」は「空中庭園」のこと。

もともとは少し意味の違う文章だったそうなのですが…
海を渡り国を渡るうちに、意味が変わって誤訳されてしまったのだとか。

けれど、「吊り下げられた庭園」も なんだかファンタスティックなイメージが沸いてくるようで不思議と魅力がありますよね。

幻想的で魅惑的な気分になったので、そこから名前をいただきました。


「庭園」の名前にちなみ、お花の金属パーツをふたつ、こっそり使っています。

色の合わせも、自然と人工の調和を考えて選んでいます。
日本の言葉にも「山紫水明」なんて形容もあることですし、お花や水を想像していただけたら…と思いました。


ぜひ ちいさなガラスの世界に浸ってみて下さいませ。