今日の無料ガチャは、♂左レア服「ドギーアスール」。だけど好みじゃないので着ません(たぶんどこかでは着る)。
《ギャル系対決!〜氷雪迷宮にて〜》
「ちょっと待ってくれ!やっぱりボクとコーデバトルしてくれないか?」
奏(かなで)が青い全身タイツ覆面男と遭遇した場所から少し進んだところで、背後から声をかけられた。振り返ると、メンズギャル系ファッションに身を包んだ知らない青年だった。
「あなた誰?」
「え、いや、さっき助けてもらった……」
そういえば声の感じが青い全身タイツ覆面男と似ている……覆面を被っていた時はくぐもった声だったけど、と奏(かなで)は思ったが。彼とは印象が
「全然違う」
2023-4-16 17:34
ギャル系対決!〜氷雪迷宮にて〜0
「いや、今までもそうだったと思うけど。『シャノワール』が送り込んだ怪人といっても、怪人スーツを脱げばこんなものだし。そもそも怪人姿のままじゃ、ギャグ系のテーマ対決でもなきゃまともなコーデバトルにならないでしょ?」
「それもそうだね。で?さっきは時間が足りないからコーデバトルは無しにしたんじゃなかった?」
「確かに。コーデバトルの判定時間を含めると足りないんだけど。そこは後で編集でカットできるから」
「編集?」
“リアル”でコーデバトルするなら、コーデの用意から判定までおおよそ30分間取られるが、アニメとしての『空猫†クローム』では、コーデバトルに至るまでの主人公側と敵対側の行動が描かれてからコーデバトルになり、その勝敗が決した後も、その回を主人公側と敵対側で総括するシーンが入るので。
それを30分弱の放送時間、OPやEDを除く本編だと20分強くらいの尺に収めるには、コーデバトルだけで30分も使うわけに行かず、不要なシーン(意図的にその回では「見せない」場合も含む)をカットして、必要なシーンをつなぎ合わせる編集が必要になる。
とはいえアニメは、最初から決まっている尺に合わせて作られているので、カットする必要のある部分の時間は全体で3分間とかである。だが奏(かなで)の物語……今は冒険中?……は、本人たちにとっては“リアル”であって、いわばドキュメンタリードラマのようなものである以上、決められた放送時間に収めるには大幅にカットすることになるわけで。
「まぁ、メタ的にはそういうことになるわけだけど。
今回、コーデバトルシーンを丸々カットすると、この氷雪迷宮にキミが入って、凍着現象で工事用ガードフェンスに張り付いてしまった怪人姿のボクに出会って助けたエピソードシーンだけで。端的に言うとかなり尺が余ってしまうんだ。
その分の尺はもう使っちゃってるだろ?な今のメタ的説明シーンはカット対象の前提でね」
「うーん、いわゆる大人の事情というヤツ?まぁ、そっちから仕掛けられたら私はコーデバトルするしかないし、やってもいいけど。コーデのテーマは?今のあなたに合わせてギャル系でいいの?」
「テーマは『ギャル系カップルコーデ』だ」
「……どういうこと?」
「つまり、ボクたちがギャル系ファッションを好んで着る恋人同士と仮定して、デートに行く時に着ていく服、をイメージして作ったコーデで対決するんだ。判定ポイントは、互いの好みを主張するだけでなく、二人での調和を考えて、相手に寄せたコーデができているか?とかだな」
「なるほど」
──そしてできたコーデは。二人は「恋人同士」というよりも、奏(かなで)がロリっぽいからか?「兄妹」っぽいイメージになった。
そして対決は、氷雪迷宮の寒さのなかで、ミニスカ&ショートブーツで生足という大胆さがポイントが高かったのか?奏(かなで)が優勢でいいね票を集めて勝った。
※※これはフィクションです※※
〜氷雪迷宮にて〜シリーズ3作目。
「それもそうだね。で?さっきは時間が足りないからコーデバトルは無しにしたんじゃなかった?」
「確かに。コーデバトルの判定時間を含めると足りないんだけど。そこは後で編集でカットできるから」
「編集?」
“リアル”でコーデバトルするなら、コーデの用意から判定までおおよそ30分間取られるが、アニメとしての『空猫†クローム』では、コーデバトルに至るまでの主人公側と敵対側の行動が描かれてからコーデバトルになり、その勝敗が決した後も、その回を主人公側と敵対側で総括するシーンが入るので。
それを30分弱の放送時間、OPやEDを除く本編だと20分強くらいの尺に収めるには、コーデバトルだけで30分も使うわけに行かず、不要なシーン(意図的にその回では「見せない」場合も含む)をカットして、必要なシーンをつなぎ合わせる編集が必要になる。
とはいえアニメは、最初から決まっている尺に合わせて作られているので、カットする必要のある部分の時間は全体で3分間とかである。だが奏(かなで)の物語……今は冒険中?……は、本人たちにとっては“リアル”であって、いわばドキュメンタリードラマのようなものである以上、決められた放送時間に収めるには大幅にカットすることになるわけで。
「まぁ、メタ的にはそういうことになるわけだけど。
今回、コーデバトルシーンを丸々カットすると、この氷雪迷宮にキミが入って、凍着現象で工事用ガードフェンスに張り付いてしまった怪人姿のボクに出会って助けたエピソードシーンだけで。端的に言うとかなり尺が余ってしまうんだ。
その分の尺はもう使っちゃってるだろ?な今のメタ的説明シーンはカット対象の前提でね」
「うーん、いわゆる大人の事情というヤツ?まぁ、そっちから仕掛けられたら私はコーデバトルするしかないし、やってもいいけど。コーデのテーマは?今のあなたに合わせてギャル系でいいの?」
「テーマは『ギャル系カップルコーデ』だ」
「……どういうこと?」
「つまり、ボクたちがギャル系ファッションを好んで着る恋人同士と仮定して、デートに行く時に着ていく服、をイメージして作ったコーデで対決するんだ。判定ポイントは、互いの好みを主張するだけでなく、二人での調和を考えて、相手に寄せたコーデができているか?とかだな」
「なるほど」
──そしてできたコーデは。二人は「恋人同士」というよりも、奏(かなで)がロリっぽいからか?「兄妹」っぽいイメージになった。
そして対決は、氷雪迷宮の寒さのなかで、ミニスカ&ショートブーツで生足という大胆さがポイントが高かったのか?奏(かなで)が優勢でいいね票を集めて勝った。
※※これはフィクションです※※
〜氷雪迷宮にて〜シリーズ3作目。
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