今日の無料ガチャは、置き型目覚まし(緑)。
《テント泊〜氷雪迷宮にて〜》
長い探索の途中では、食事や休憩の他、睡眠も取らなくちゃいけない。
そこで奏(かなで)は魔法で結界を張った中に、天蓋付きベッドとその下のふわもこラグを出してベッドにもぐり込んだ。
「結界が張ってあるとはいえ、まだ寒い気がするけど。どこかから集まってきた猫たちが一緒にもぐり込んでくれてるから、お布団の中はぬくぬくだよ」
ちなみに食事なんかも魔法で出しているようだが。お風呂やトイレはどうしてるかというと、浄化魔法で済ませているらしい。
2023-4-17 21:13
テント泊〜氷雪迷宮にて〜0
瞬間移動魔法で、お店に買い出しに行って、ついでにトイレを済ませたり、夜は家に帰ってそこで食事や風呂や睡眠を済ませていて、と探索を通いでもできるが。それだと緊張感が途切れてしまい、集中力を欠いてしまうため、できる限り頼らないようにしている。
なお瞬間移動魔法には、「いし(石)のなかにいる」のような致命的な状態にならないように安全機構が実装されていて、移動先に一定の空間がないなど安全が確保されない場合は移動前に不発に終わる。一定の空間が確保されて即危険でなければ発動するので、行き先指定を間違えてとんでもない場所に、のハプニングは起こり得る。
だが、奏(かなで)が氷雪迷宮を探索している理由であり目的である、封印されている魔(法)王クローム・ホワイト9世の元にだんだん近づいていき。その強力な封印の影響で外部と魔法的に遮断されている領域に踏み込んだ後には、瞬間移動魔法を使って外に出られなくなり、ピンチに?!
その時になぜか要所要所に、避難小屋的に必要な物資や設備が整った隠し部屋が配置されているという、“何者か”の配慮の意志が働いているかのような、奏(かなで)的にはものすごく助かるけど不可思議な現象に遭遇するようになる。
「きっとこれは黒夢(くろむ)の……クローム・ホワイト9世が助けてくれているんだよね?」
奏(かなで)はそう思っていたが。いよいよクローム・ホワイト9世の封印場所にたどり着いた時に、その本人であるクローム・ホワイト9世の意志で、自分の封印を解くという奏(かなで)の願いを拒絶される。
なぜ!?どうして?!と戸惑い、ショックを受ける奏(かなで)を励まし、助言をしにその場に現れたのは。奏(かなで)が氷雪迷宮に挑む前に、消えてしまったはずの御影 奏守(みかげ そうま)先生だった。
御影先生はクローム・ホワイト9世にそっくりな容貌をしていて、記憶喪失で発見されたところを奏(かなで)の父親で、私立アペルタ・アド・アストラ学園の理事長兼学園長に拾われて、記憶喪失でも魔法知識だけは持っていた彼を、新年度から新設されることになっていた魔術科教師として採用された。
奏(かなで)はその少し前に、コーデバトル中で苦戦していたところをまだ教師ではない奏守(そうま)に助けてもらっており、教師になってすぐの御影先生としても、コーデバトルで助けてもらい、コーデバトル中での魔法戦での鍵を握るフィールド魔法についてのアドバイスもされている。
その後もコーデバトルで協力してもらう関係が続き、かつての黒夢(くろむ)……クローム・ホワイト9世が呪いで白い翼の生えた黒猫姿に変えられていた時に、拾って飼い主となった奏(かなで)が名付けた名前である……のように、奏(かなで)のパートナーといえる存在となっていた。
だが、奏守(そうま)は自分の失われた記憶を取り戻した時に、御影 奏守(みかげ そうま)として生きていた間の自分の欲と、奏(かなで)のクローム・ホワイト9世への想いとを天秤にかけて、自分が身を引くことを選んだ。
そして、奏(かなで)に、クローム・ホワイト9世の封印場所を告げて姿を消してしまった。その時点で、クローム・ホワイト9世が、奏(かなで)のクローム・ホワイト9世に関する願いを拒絶することもわかっていた上で、それでもチャンスを与えるべきだ、との考えによってだった。
そして今、奏守(そうま)がクローム・ホワイト9世の意志と対峙する奏(かなで)の前に姿を現した、その意図と目的とは?
to be continued...
※※これはフィクションです※※
なんとなく先の展開のイメージまで思いついたので、忘れないようにメモメモφ(..)
瞬間移動魔法の説明辺りからの展開は、奏(かなで)が氷雪迷宮でテント泊中に見た、予知夢と過去の出来事の夢、で。
奏(かなで)が目覚めた時には、予知夢の部分は覚えていないけど、ショックだった感覚が残っていて。涙が流れて、よくわからないけど泣いちゃえっ!と泣いてしまったりとかあったり?
なお瞬間移動魔法には、「いし(石)のなかにいる」のような致命的な状態にならないように安全機構が実装されていて、移動先に一定の空間がないなど安全が確保されない場合は移動前に不発に終わる。一定の空間が確保されて即危険でなければ発動するので、行き先指定を間違えてとんでもない場所に、のハプニングは起こり得る。
だが、奏(かなで)が氷雪迷宮を探索している理由であり目的である、封印されている魔(法)王クローム・ホワイト9世の元にだんだん近づいていき。その強力な封印の影響で外部と魔法的に遮断されている領域に踏み込んだ後には、瞬間移動魔法を使って外に出られなくなり、ピンチに?!
その時になぜか要所要所に、避難小屋的に必要な物資や設備が整った隠し部屋が配置されているという、“何者か”の配慮の意志が働いているかのような、奏(かなで)的にはものすごく助かるけど不可思議な現象に遭遇するようになる。
「きっとこれは黒夢(くろむ)の……クローム・ホワイト9世が助けてくれているんだよね?」
奏(かなで)はそう思っていたが。いよいよクローム・ホワイト9世の封印場所にたどり着いた時に、その本人であるクローム・ホワイト9世の意志で、自分の封印を解くという奏(かなで)の願いを拒絶される。
なぜ!?どうして?!と戸惑い、ショックを受ける奏(かなで)を励まし、助言をしにその場に現れたのは。奏(かなで)が氷雪迷宮に挑む前に、消えてしまったはずの御影 奏守(みかげ そうま)先生だった。
御影先生はクローム・ホワイト9世にそっくりな容貌をしていて、記憶喪失で発見されたところを奏(かなで)の父親で、私立アペルタ・アド・アストラ学園の理事長兼学園長に拾われて、記憶喪失でも魔法知識だけは持っていた彼を、新年度から新設されることになっていた魔術科教師として採用された。
奏(かなで)はその少し前に、コーデバトル中で苦戦していたところをまだ教師ではない奏守(そうま)に助けてもらっており、教師になってすぐの御影先生としても、コーデバトルで助けてもらい、コーデバトル中での魔法戦での鍵を握るフィールド魔法についてのアドバイスもされている。
その後もコーデバトルで協力してもらう関係が続き、かつての黒夢(くろむ)……クローム・ホワイト9世が呪いで白い翼の生えた黒猫姿に変えられていた時に、拾って飼い主となった奏(かなで)が名付けた名前である……のように、奏(かなで)のパートナーといえる存在となっていた。
だが、奏守(そうま)は自分の失われた記憶を取り戻した時に、御影 奏守(みかげ そうま)として生きていた間の自分の欲と、奏(かなで)のクローム・ホワイト9世への想いとを天秤にかけて、自分が身を引くことを選んだ。
そして、奏(かなで)に、クローム・ホワイト9世の封印場所を告げて姿を消してしまった。その時点で、クローム・ホワイト9世が、奏(かなで)のクローム・ホワイト9世に関する願いを拒絶することもわかっていた上で、それでもチャンスを与えるべきだ、との考えによってだった。
そして今、奏守(そうま)がクローム・ホワイト9世の意志と対峙する奏(かなで)の前に姿を現した、その意図と目的とは?
to be continued...
※※これはフィクションです※※
なんとなく先の展開のイメージまで思いついたので、忘れないようにメモメモφ(..)
瞬間移動魔法の説明辺りからの展開は、奏(かなで)が氷雪迷宮でテント泊中に見た、予知夢と過去の出来事の夢、で。
奏(かなで)が目覚めた時には、予知夢の部分は覚えていないけど、ショックだった感覚が残っていて。涙が流れて、よくわからないけど泣いちゃえっ!と泣いてしまったりとかあったり?
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