きみに望まれることは……0

《きみに望まれることは……》

きみのものになることは、世界中を敵に回すようなものかもしれない。
それは同時に、きみを危険に巻き込むことに等(ひと)しい。

だけど、世界の命運さえ左右する力を手にしてしまった時。
きみも一緒にその重さを背負う、というのではなく。
俺様が本当に望んでいることなら、それが世界の命運を左右する……たとえそれで結果的に世界を消滅させることになるとしても、願っていい、と。
それで素直に消滅する世界であるなら、それは世界が……世界中の人々が選んだことでもあるから、と言ってくれたきみに。
最初に出会った時より、必要上から運命的主従関係を承諾した時よりも、ずっと強烈に惹かれた俺様は。
きみの願いを叶える僕(しもべ)として永遠に側で支えたいと願ってしまった。

その時から、すでにきみのものであったようなものだ。

だから俺様は世界に向き合うきみの、盾(たて)と剣(つるぎ)になる覚悟は決めている。
それが「愛」であるのかは知らない。

けれどその上でさらに俺様をほしいと望まれるのは……これまでの関係性での絶妙な距離感を崩”(くず)してしまうことになる。

そうなって怖(おそ)れることは、俺様のタガ(箍)が外れて、僕(しもべ)でいるべき立場を忘れてきみを独占(どくせん)したいと思ってしまうことだ。
いや、本当に怖れていることは……そうして自分の気持ちに気付いてしまった後で、きみが心変わりしてしまうことだ。
きみが成人するまで待つ間に、心変わりしない保証はない。

ただ、ひとつ決めていることは。
きみが幸せであるなら、たとえ最終的に俺様が選ばれなくても、僕(しもべ)として一生、陰(かげ)になり日向(ひなた)になり、きみの味方であり続けることだ。

それが、きみの求める俺様であるのかは知らない。

※※これはフィクションです※※

ほしいものは……0

《ほしいものは……》

どんなプレゼントでも嬉しいけど。
それが、あなただったら、もっと嬉しい。

どんなプレゼントより、あなたがほしい。
わたしのわがまま、聞いてほしいな?

※※これはフィクションです※※

デコレーション・ローズ0

〈2024/1/29(月):デコレーション・ローズ0〉

《デコレーション・ローズ》

※※これはフィクションです※※

食っちゃあニャアニャア生活0+α

絵文字特殊記号文字化け対策で文字化け前を写した画像

食っちゃあニャアニャア生活0

《食っちゃあニャアニャア生活》

モグ( ‘ч‘*)モグモグ^ω^ニャアアア
モグ( ‘ч‘*)モグモグ^ω^ニャアアア

※※これはフィクションです※※

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