「ねェスケィス」
「何だメイガス」
「俺がスケィスを喰いたいって言ったら喰わせてくれる?」
「喰い殺す」
「……俺を喰った時は問答無用だったくせに…」
「ヒャハハハ」
「…ねェスケィス」
「何だメイガス」
「女神を喰った時…お前はどんな気分だった?」
「……別に」
「ねェスケィス、」
「ンだよ」
「だから俺はお前を喰いたいんだ」
「…」
「だから俺はお前を食いたいんだ。」
神になりたい訳じゃないけど(ただきみに近づきたくて)
―――――
捏造万歳←
ああ嫌だ
(こんな感情なくなってしまえばいいのに、)
アンタはひどい人
俺に何もかも押しつけて
俺からのものは何も受け取らなかった
アンタはひどい人
全て自分で起こしておきながら
全て自分で片付けた
優しいなんて誰が思ってやるか(優しさなんて)
アンタはひどい人だから俺の気持ちを知っていたとしてもきっと気付いていない振りくらい平気でしていたんだろう
そうだ、俺はアンタから欲しかったんじゃない
ただ隣に立って一緒に歩きたかったんだ
(これが優しさならこんなものはいらないもっと酷いことばが欲しい)
ああ嫌だ嫌だ嫌だ
薄れる消える想いが失くなる
こんな感情に、哀惜なんて感情に押し潰されて
アンタの掌の上での愛憎劇まで亡くなるのなら
(いっそ憎み続ける方がずっとアンタを想っていられた)
のに
嗚呼多分そろそろ干乾びる
寂滅の波すらこない(恐怖は俺自身なのだから)
―――――
タルタルガの住人になれる(精神的な意味で)ような気がした小話←
「何でお前、俺を捜してたんだ」
ひどく暗い空間。
認知外空間とはまた違う不思議な空間。
そこで俺の前に立っている俺そっくりな奴に尋ねた(ここには俺とそいつの二人しかいないから当然なのだが)。
「逢いたかった」
「…俺に?」
意外な答えが返ってきたので驚いて、思わずそいつを見つめた。
そいつは俺の顔で笑顔をつくる。
「俺は、ハセヲが欲しい」
「…へぇ」
「だから俺を、やるよ」
「……」
「俺の力、歓喜、苦痛、総て。」
「…いいぜ、お前の力、必ず使い熟してやる」
例えこれがオーヴァンに仕組まれたことであっても関係ない。
これが俺の求めていたものなら何が代償だろうが構いはしない。
「来いよ、俺はここにいる」
目の前の小さな死神はただ凶悪に微笑んだ。
求めていたのは(死の恐怖)
ブヒブヒ煩い豚に鼻毛程度に認めてもらい俺はめでたくギルドマスターとなった(まったく嬉しくない)(寧ろかなり腹が立つ)。
バイクって結構難しい。
取り敢えずマク・アヌを一周してみた(周りの奴らが必死に避けてくれたお陰で人身事故を起こさずに済んだ)。
…やっぱり上手く乗れない。
レーシングは苦手だ。今まで大して気にしなかったが、今になって無性に悔しい(やっぱりバイクくらいかっこよく乗りたいんだよ!)。
タウンでの練習はさすがに気が引けるのでフィールドでレベル上げついでに練習するかと思いバイクから降りようとした。時。
「クーン様ぁ〜早く遊びに行きましょうよぉ」
「ああそうだね、じゃぁあの子も誘って皆で行こう!」
「えぇ〜クーン様ったらぁ」
バイクは爆音を立てて発進し階段から勢い良く飛び出した。
地割れが起きたのではないかと思えるほど大きな音を立て
「…え。」
「ずいぶんとお楽しみだなァ、クーン様?」
気付けば俺はクーン(達)の前でバイクにまたがっていた。
…あれ、俺今飛んだ?
「はッハセヲ!?なな何で…!?」
「ギルドマスターになったから」
「あああバイク?おめでとう…」
クーンがあたふた慌てめいてる間に女どもはびびってどっか行きやがった。
自分でも何が何だか判らなかったが、冷や汗垂らして言い訳を叫んでいるクーンをざまぁねェなと鼻で笑ってやる余裕はあった。
―――――
因みにもうデキてます。早ッ!
うちのハセヲは嫉妬深いらしいです。うちの亮くんはレーシングド下手らしいです(そこまで言ってない)
*死にネタ*
我が尊敬していた御使いの長は、もういないのだと知った。
「…馬鹿な男よ」
あやつはあやつの信念を、我は我の信念を貫いた。
悔いなどそこにあるものか。
だが。
「…そなたは、本当にもうおらぬのか」
我が愛してしまっていたセルファン族最強の青年は、
もういないのだと、知る。
もう知らぬ。
我はそなたの名前はもう呼ばぬ。
我にはもう、あやつがおるから。
そなたを忘れよう。
我が初めて愛した男。
「我儘を言うなれば、最期に名前を呼んでほしかったぞ」
嗚呼そんなことはどうでもよき事。
いたずらな想いはそなたを縛るか我を呪うか。
さて、訣別の狼煙を上げようか。
もう思い出さぬように。
二度と忘れぬように。
魂を食む
―――――
我にはあやつがって誰ですか若様(笑)ライセイかシンセイでお願いします(されても…)