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#神さまのとなり(峨円)

もう、神様でいいじゃん


「何が」

「だ、か、ら、力哉の力。人外だよ、人知を越えてるね、神かっちゅう話」

「俺は神じゃない」

「いやね、知ってるよそんくらい…」


でも俺はそう信じていたいんだよ
(そんなこと、柄じゃないから言わないけど)


「…マルコ?」

「力哉の隣は落ち着くーっちゅう話だね」


目を瞑って力哉にもたれかかる

安心と、優越と、(少しの恍惚と)


「もう破壊神でいいじゃん」


何が可笑しかったのか、力哉は楽しそうに顔を歪ませ俺の頭を無遠慮に撫でてきた


(ああ、)


ああ、きっと神に祈るってこんな感じなんだ

(これでも俺、必死なんだよ?)それでも呟くのは心の内



隣に立たなきゃ(だって後ろは何もないもの)



伝わればいいのに(峨←円)

力哉の大きな背中を見つめながら、ああそういえばと思い出した

そういえば俺はガキの頃、人に触れれば自分の考えてることが伝わると思っていた
何故そんなくだらない勘違いを起こしていたのか自分でも判らないが
とにかく俺はそれが怖くて
人には不必要に近づかなかった気がする

「力哉ぁ」

規則正しく上下する肩を、逞しい背中を見つめながら、ああそういえばと考えた

「いつまで寝てんだっちゅう話だよ…」

ぼやきながら、目の前の背中に抱きつく

(…あったけ)

いっそ伝わればいいのに
お前になら、伝わればいいのに



スパイダーポイズン(コタ赤)

「判んねー」

「根を上げるな」

「だって赤羽微妙だし」

「あからさまに重心移動しても練習にならないだろう」

「んー難しいな、スパイダーポイズン」

「…本当にその名前にするのか?」

「え、何だよ、スマートだろ?」

「…フー、まァ君の音楽性のなさは今に始まった事じゃないから僕は何も言わないよ…」

「は!?それどういう意味だよ!」

「そのままの意味だよ」

「意味判んねーつってんだよ!スマートじゃねェ」

「ほら、続きするよ。…行くんだろう、全国大会決勝」

「当然だ、スマートにな!」










―――――
でもコータローがスパイダーポイズン習得してもあんまり意味ないよなーとは主将談
旧サイトの拍手文その十一



寒い方が好き(峨円)

「最近もう寒くないよね」

「暖冬だからな」

「まだ2月なのに小春日和…ありえねェっちゅう話だよ」

「…マルコ、春嫌いだったか?」

「別に?嫌いじゃないよ」

「じゃあ何でそんなに不機嫌なんだ?」

「だって寒い方が好きだもん」

「…何で?」

「寒い日は力哉が甘えてくるから」

「…は?」

「あれ、自覚なかった?ぎゅぅって力が強くなんの」

「あ?」

「力哉、寒いの嫌いだもんな」

「…いや、」

「?」

「そう云う考え方なら、好きになれそうだ。」










―――――
うちの峨王さんは寒いの嫌いです(捏造してすいません…)
旧サイトの拍手文その十



ペット(阿ルイ)

「…何でテメェが」

『うわすっげ嫌そうな声』

「これ、ヒル魔のケー番だろ」

『だってコレヒル魔ちゃんのだもん』

「だから何でテメェが…っ」

『ヒル魔ちゃんが俺ん家に忘れてったの。おーけー?』

「…!カッわざわざソレで電話しなくても…!」

『それそれ』

「は?」

『そーゆー声が、聞きたかった』

「あぁ!?」

『迎え、来いっつってんだよ』

「何でテメェなんかを…!ふざけんな!」

「…あ?あ゙ー切りやがった。生意気。躾なってねーんじゃねェの?…ま、どうせ来るだろうけど。
律儀なペットは。」










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阿ルイは糖分ゼロですすいません(="=;)
ルイくん好きですよ扱いひどいけど←
旧サイトの拍手文その九



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