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冒涜の果てにて



是迄になく、容易い同情という名の冒涜を前に私は怒りより先に呆れ果ててしまっています。これはまるで今までの人間に対する扱いの表れかなとも受け入れております、小野寺です。



さすがは別国。やはり愛すべきなのは母国。私右翼と罵声を浴びせられようがこの日の国を尊敬しております。あぁ、しかし最愛の人間とはさて何処ぞに。



もはや終わりまで見えてしまったこの人生では、色恋の歌は書けません。難解であるこの全ての仕組みを受け入れる、または抗うか。そういう捻くれた描写しか出来ないのであります。



さて、まずは一年。
その前に切らなければならない絆は如何程に?



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