《ボスはぴば2024,2025(^・ω・^)》
猫髪(ねこがみ)探偵事務所にて。
ソラ男(右)「ボス、HAPPY BIRTHDAY!」
奏良音(そらね)( 左)「おめでとう♪」
猫たち(たくさんそこらじゅう)「にゃー、ニャー、にゃー、ニャー♪(おめでとうにゃー♪)」
ボス(司郎(しろう))(中央)「ありがとう、みんな〜」
ソラ男「今年(2024年)は閏年(うるうどし)だからぴったり2月29日の誕生日の当日に祝(いわ)えたな」
奏良音(そらね)「そうじゃない年は2月28日に祝ってたよね」
ボス「そうだね。うっかり明日(29日)だと思ってて、でも閏年じゃないから29日が無くて3月1日になってから、なんてことも……」
ソラ男「改めて2月29日の誕生日で40歳おめでとう!だ」
奏良音(そらね)「え?……40歳、なの?ボス」
ソラ男「そうだぞ、奏良音(そらね)。俺様は今年の3月6日の誕生日が来ると35歳になるが、ツカサ(=ボスのソラ男的愛称)は俺様の5歳年上だからな」
ボス「ハハハ……、まだアラフォーとはいえ30代後半のつもりでいたけど、ついに『初老(しょろう)』になる40歳になっちゃったねぇ〜」
ソラ男「今は40歳を初老扱いはしないが。さすがにいい年なんだから、そろそろ身を固めることを考えた方がいいんじゃないか?」
ボス「また実家のみんなみたいなこと言って〜」
ソラ男「俺様もツカサの従弟だから、一応実家組ではあるからな?それにツカサの実家からツカサの“世話役”を頼まれてる身だからな」
ボス「5人兄弟の四男だし、実家の神社の“猫憑(ねこつ)き”な“相談役”で当代“猫神”としても、別に結婚して跡継ぎを作る義務はないからね!」
ソラ男「だからといって40代を迎えたいい大人がフラフラと女遊びをしているというのは、浮気調査をすることが多い探偵事務所の所長がそれでは、探偵業としての信用や評判に関わることだからな?」
ボス「浮気はしていないよ?少なくとも既婚者と関係を持つ不貞(ふてい)行為はしていなくて、あくまでも独身者同士の自由恋愛の範囲でしか……」
2024-2-29 20:42
ボスはぴば2024,2025(^・ω・^)0
そしてその「一年後」の、ボスが41歳になる誕生日の2025年2月28日(2025年は閏年ではないため2月29日は無い)──。
昨年同様のやり取りが繰り広げられている、はずだったが。
ボス「浮気はしてないよ?少なくとも既婚者と関係を持つ不貞(ふてい)行為はしていなくて、あくまでも独身者同士の自由恋愛の範囲でしか……。くっ、そんな目で見ないでくれないか?ソラ男、お前自身は奏良音(そらね)ちゃんとの結婚を控(ひか)えているからってさっ!」
奏良音(そらね)「ボス、ごめんね?ボスにとって大事な存在だったソラ男を私が取っちゃって。ボスに代わって私がソラ男のこと大事にして幸せにするから!そんなに拗(す)ねないで?」
ソラ男「奏良音(そらね)……その言い方だと、奏良音(そらね)とツカサ(=ボス)が俺様を取り合ったみたいに聞こえるんだが?」
奏良音(そらね)「だって、ボスは実家の方でソラ男とBL関係にあるって噂(うわさ)されるほどソラ男のことを特別に気にかけていたし。実際にそれで、ソラ男の両親の事故死の運命を変えるために……結局それは“セーブポイント”になってたから変えられずに失敗しちゃったけど、世界のやり直しをこっそり何回もやってたくらいで。そのソラ男を私が独占してるようなものだから、ねぇ?」
ソラ男「ツカサとはお互いにそんな関係(BL)じゃない!……両親の運命を変えようとしてくれたことはありがたかったけど。もし、その試みが成功していたとしても、感謝の気持ちからってことにはならなかった……はず、だ」
奏良音(そらね)「え〜?でも、ソラ男は少し相手から受ける好意に対して流されやすいところがあるでしょ?」
ソラ男「うっ、それは……!(否定しきれないな……)」
奏良音(そらね)「たとえソラ男がボスのものになってたとしても、私はソラ男をあきらめないけどね?」
ソラ男「………確かに奏良音(そらね)はそうだろうな。俺様が奏良音(そらね)から恋人として付き合うことを望まれても、年齢差のこともあって拒絶し続けたのに、あきらめてくれなかったからな。だから俺様は、自分の本音を隠し続けられず……って、これ以上は言わせるな?恥ずかしいから……」
ボス「そこまで言っておいて照れちゃうの?(そういうところ、可愛いなぁ)……じゃあ、僕とソラ男が奏良音(そらね)ちゃんを取り合った、みたいな言い方のほうがよかった?とか、助け船出そうか?」
ソラ男「……ボスが奏良音(そらね)を?冗談でもそんなことを俺様が許すわけがないぞ?俺様が俺様以外の男を奏良音(そらね)が選んだとして容認できるのは、俺様より年が若い相手だけだからな?」
ボス「そこはきっぱりしてるんだね?」
ソラ男「当たり前だ。奏良音(そらね)の父親の光一(こういち)は俺様と兄弟同然な親友で……同年だからな。ボスとじゃボスの方が義父(ぎふ)になる光一より年上ということになる」
奏良音(そらね)「そこはあまり気にしなくてもいいんじゃない?年の差婚カップルだと、花嫁(はなよめ)側か花婿(はなむこ)側のどちらかの親より結婚相手の年齢が上ってことはわりとあることでしょ?」
ソラ男「だとしても、だ。俺様は……本当に悩んだんだぞ?親友の一人娘で、俺様自身もその出生(しゅっしょう)に関わって……無事に生まれるように光一と視幸(みさき)(=奏良音(そらね)ママ)の駆け落ちの協力者をしていて、無事に生まれてからも自分の娘のように思って見守っていた相手と……記憶喪失になって、そういう関係を抜きにして出会い直して数ヶ月間一緒に過ごしたこともあったとはいえ、それもわりとすぐ記憶は戻ってきていたし。一人の人間として惹(ひ)かれて、その後に一人の女性としても、す……好きになって、相手からも望まれたとはいえ、付き合ってもいいのか?と……本当に悩んだんだからな?それを……」
ボス「ソラ男、言っててわかってる?それって、ソラ男より年上か年下か?僕が相手かは関係なく、そこまで真剣に想っていた相手、つまり奏良音(そらね)ちゃんのことは誰にも任せられない、って言ってるも同然だってこと」
ソラ男「え?……あ、……あっ、あっ、あっ……!!」
奏良音(そらね)「ふふふ、ソラ男、それをパパ(光一)に言って『本当の父親でもないお前が“自分の娘のように思っている”とか軽々(かるがる)しく言うな!お前は確かに奏良音(そらね)が生まれてこれるように体を張ってでも助力してくれた。だがそれで奏良音(そらね)の父親になれるわけがない。奏良音(そらね)の父親は私だ。これは誰にも譲(ゆず)る気はない』って怒られたのよね」
ソラ男「ああ。あれは結構グサッと来たな。まぁ、その後で『じゃあ、なんで視幸(みさき)とちゃんと結婚しないんだ?
視幸(みさき)がお前との間に奏良音(そらね)を身ごもった当時は、年齢上で法律的に結婚はできなかったし、その後も奏良音(そらね)を産むことを望んだ視幸(みさき)の意志を優先して、中絶(ちゅうぜつ)を迫(せま)った双方(そうほう)の親たちから身を隠すための駆け落ちとはいえ、騒動を起こしたことや、それと関係なく決まっていたが事実上ほとぼりがさめるまでの処置にもなったアメリカ留学中にお前の家が没落(ぼつらく)してしまって。
留学先への仕送りが滞(とどこお)って路頭(ろとう)に迷うか?の状況下で、お前は一緒に留学していた俺様を残して行方不明になって……結婚どころじゃなかったとはいえ。
それから大分(だいぶ)経(た)って、お前も自力で富豪に返り咲いて……別に富豪であるかは関係ないが、今の視幸(みさき)と釣り合って世間的にも、籍(せき)を入れていないだけでお似合いの事実上の夫婦と見られている状況下でも……何でだ?』と詰め寄って、ケンカになりかけたけどな」
奏良音(そらね)「その時はまだパパもママもなんでか腰が重かったみたいだけど。その後、昨年(2024年)の私たちの誕生日(3月6日の奏良音(そらね)とソラ男の誕生日)にソラ男がバレンタインデーの私からの再三(さいさん)の告白の返事として、ホワイトデーを待たずに『結婚を前提として付き合ってほしい』って言ってくれて。
とんとん拍子(びょうし)に、とは……私が“世界征服王”になってて政略結婚とか狙ってた人たちがいて『(ソラ男が)僕(しもべ)の分際で征服王様にプロポーズするとか身のほど知らずな!』と異議(いぎ)を差し挟(はさ)まれたとかあって、各方面に調整が必要だったから……行かなかったけど婚約して。二人堂々と付き合えるようになって仲良くしてる姿を見せて、改めて二人で結婚をしてほしいって頼んだら……パパとママの真ん中バースデーの2つのうちのひとつが偶然(ぐうぜん)「今年(2025年)」の2月14日で!(ちなみにもうひとつは8月15日)その日に披露宴(ひろうえん)付きで正式に籍入れて結婚してくれたのよね♪」
ソラ男「ああ。念願だった『お義父(とう)さん、お義母(かあ)さん、娘さんを俺様に下さい』は言えなかったけど。結婚式の挨拶で『お義父さん、お義母さん、娘さんを幸せにします』と言えるな」
ボス「……今日は僕(ぼく)の誕生日のお祝いじゃなかったっけ?何でソラ男たちののろけ話を聞かされてるのかな?」
ソラ男「だから。今日で41歳というある意味、節目(ふしめ)の年齢(とし)……昨年(2024年)はまだ40代に入ったばかりで実感が薄かっただろうが、1年過ぎて歴然たる40代を意識することだろう……になったんだから。そろそろ身を固めて、結婚が決まったボスののろけ話をしてくれれば、お互い様になるな、って話だ」
ボス「ええ〜?!結局そこに話は戻るんだね?」
奏良音(そらね)「そんなこと言ってるけど。ボスがずっと前に“お見合い”(※)した相手とボスが、実は今も繋がりを持ってることは知ってるのよ?それ以外にも候補になりそうな女性も……。ボスだって、まったく結婚をする気がないわけじゃないんでしょう?」
(※それを隠してダミーでソラ男のお見合いということにして、それにソラ男の亡くなっている両親代わりにボスが付き添う形でのセッティングで、実はボスのお見合いだった、というエピソードがあった)
ボス「そうだねぇ〜。……50代になるまでには、とは考えているけど。こればかりは巡り合わせの運次第のところもあるからね。しばらくは、アラフォー(40歳オーバー)の魅力を布教(ふきょう)することにでもしようか」
※※これはフィクションです※※
登場人物
ボス……本名「猫髪 司郎(ねこがみ しろう)」1984年2月29日生まれの今年40歳。「一年後(2025年)」の誕生日の時点で41歳。現実空間でも専用ゴーグル等無しでもアバターを重ねてまとえるし、それが見えるLimited XRアバターの実証実験が行われている“この街”にある猫髪探偵事務所の所長。
実家の猫髪神社で、白猫姿に変身できる“猫憑(ねこつ)き”として特別扱いされていて、猫たちや猫に関する願いや相談事(ついでに髪に関する願いや相談事)について(オンラインや郵送での手紙でも受け付けて)相談を受ける“相談役”でもある(猫の日には実家の神社で務めを果たす)が、実は生き神としての当代の“猫神”。ただしそのマイナーな存在を逆手にとって制約の少ない状態で、“神の力”を使えるチート能力の持ち主。
ただしあらかじめ貯まっていた力を、過去に無駄に世界のやり直しを何度も行える分使ってしまったため、力を再び貯め中……ということで、その強大な力を狙う様々な勢力をのらりくらりとはぐらかしていた。
昨年2023年夏頃に、世界中の誰でもチャンスがある形で「何でも願いを叶えてもらえる」権利を巡るバトルに、一応決着がついて、その力を消費している(予定)。
ソラ男……本名「白髪 空郎(しらかみ そらお)」。1989年3月6日生まれの今年35歳。「一年後(2025年)」の誕生日の時点で36歳。この物語『猫神(ねこがみ)!』の主人公。
アルビノで目の色が薄くて、一見、三白眼風かつ目付きの悪さに加えて、子供の頃に負った左目にかかるように縦に走った傷痕、それに万年寝不足のように張り付いた目のクマとで人相の悪い(治安の悪い)強面(こわもて)だが。じっくり見てみるとかなり綺麗に整った顔立ちの持ち主。
ボスの従弟で、実家(祖父母の家)からボスの“世話役”を頼まれていて猫髪探偵事務所の探偵をしている。
実は“猫神”の能力のもう一人の持ち主(実はボスの方がスペア的存在)で、“この世界”がやり直し(ボスが試みたのとは別件で、世界が一度滅んでから再構成を経てのやり直し)を繰り返していて“9回目”である元凶の一人の魔王の魂を宿している。それ以外にも……。
奏良音(そらね)……本名「水髪 奏良音(みかみ そらね)」。2007年3月6日生まれの今年17歳。「一年後(2025年)」の誕生日の時点で18歳で成人。光一と視幸(みさき)の、今のところ一人娘。
お嬢様育ちだが、出生の関係か長らく学校に通わず家庭教師から学ぶ形で、屋敷からも滅多に外出せず、海外に行ったことがないどころか“この街”からも出たことがなかったかもしれないくらいの引きこもり生活をしていたが。
記憶喪失状態のソラ男を拾った2020年11月11日以降を境(さかい)に、“この街”の中をソラ男を伴って出歩くようになり、実家のある地域に帰ってしまったソラ男を迎えに“この街”の外に出たり、2021年4月からは“この街”の私立星開(せいかい)学園中等部3年に編入して学校に通うようになったり。
友達になった、かつてはソラ男の恋人だった時期もあるが、ソラ男を振って別の男性の婚約者になったはずが、その存在が消えかけていると知った女性(群咲 縁(むらさき ゆかり))を助け出す作戦のため渡米したり、と、その世界を広げていった。
光一(こういち)……本名「照髪 光一(てらかみ こういち)」。1988年12月24日生まれの今年36歳。「一年後(2025年)」の誕生日時点で37歳。奏良音(そらね)パパ。
17歳の時に婚約者で恋人の視幸(みさき)が奏良音(そらね)を身ごもり、まだ年齢的に結婚できないので世間体を取り繕(つくろ)えないから今回は中絶させろと周囲から勧められたが、視幸(みさき)の希望を聞いて駆け落ちすることを選ぶ。家は何代も続く富豪で、父親が両親を亡くしたソラ男を同年代の遊び相手兼競い合える特別な学友として養育を引き受けたため、ソラ男とは兄弟同然に育った。
駆け落ち事件の後、元々決まっていたアメリカ留学(早期に高卒資格を得ての、大学への飛び級での正規留学)にソラ男と共に行ったが、その間に実家が没落して仕送りが途絶えて異郷の地で困窮するなか行方不明になる。
だがそれはアメリカに本拠地を置く闇組織のとある人物からの勧誘に乗ってひそかに組織の人間になったためで、後に組織の中で力をつけて富豪に返り咲く。
具体的には日本に本社を置くアドバンスド・アバター社に最新の3Dアバター技術であるLimited XRアバターを売り込み、“この街”のアドバンスド・アバター社支社の社長に2021年3月から就任して、“この街”限定でリアル空間でもアバターを身にまとえるXRサービスの実証実験を2021年3月6日付けで開始を実現した立役者の一人。
その実証実験の協力校となった“この街”の私立星開(せいかい)学園の理事長兼学園長にも兼任する形で就任している。
学園では日替わりで色々なおしゃれウィッグを披露してくれる学園長として親しまれていることを、特に明記しておく。
視幸(みさき)……本名「水髪 視幸(みかみ みさき)」。1990年4月6日生まれの今年34歳。「一年後(2025年)」の誕生日で35歳。限定的ながら“未来視”の能力を持っている。
実家がお金持ちの家で、将来の結婚相手を決めるお見合いパーティーが開かれた席で、相手候補として招待されていた光一とそのお供のソラ男と出会い、光一を運命の相手として(幼い頃から“未来視”の能力で将来の旦那様として夢で視(み)ていて一目惚れしていた、その相手だと気づいて)選び、婚約した。
でも結婚前の未成年のうちに16歳の時に光一との間の子供、すなわち奏良音(そらね)を身ごもり。“未来視”で奏良音(そらね)が幸せそうにしている姿を視たことで、周囲の勧めに従って中絶する選択は拒否し産むことを選んだ。その結果、光一との数年後には実現したはずの幸せな結婚の実現は叶わなくなったが……。
奏良音(そらね)を産むため、学校に通う形での学業は諦(あきら)めたが。親に借金する形で自己投資でファッションデザイナーやその他の勉強をするため、講師を個人的に雇って勉強をして、十代でファッションデザイナーとして「MISAKI」のブランドを立ち上げた。
それはお金持ちのお嬢様ならではの親の七光りだとか、駆け落ち騒動や未成年で未婚で子供を産んだスキャンダルを蒸し返されてのバッシングも相当受けたが、その悪評判を生かして名前を売って、でもきちんと努力しての実力で、親からの借金を返済して余る財産を稼ぎ、成功者として認められている(具体的には実家とは別に自分専用の「水髪家(みかみけ)」の豪邸を“この街”で購入して維持し続けている、など)。
現在は事実上夫だが法律上は、事実婚の手続きもしていない、“ただの恋人”関係である光一が支社長を務めるアドバンスド・アバター社とビジネスパートナーとして、リアル服と同じデザインのアバター、それもリアル空間で見た目だけとはいえ実際に重ねて着用できるアバター製作にも力を入れている。
2021年3月6日に、娘の名前を冠した「SORANE」の新ブランドも立ち上げているが、それは「空猫クローム・プロジェクト(仮)」の一環で放映が決まった魔法少女ものアニメ『空猫†クローム』の主人公をはじめとした登場人物の衣装や魔法の杖などのグッズのアバターを、有償販売用とキャンペーン等での無償、有償両方での頒布用に製作するためのブランドである。ちなみにリアル服としての衣装も受注してから製作する形で取り扱っている。
他に、“この街”の郊外に温泉旅館をオーナーとして持っていたり、不動産賃貸業も手掛けていたりもする。
メモ
奏良音(そらね)のパパとママが、真ん中バースデーのひとつの「来年(2025年)」の2月14日(これは今日真ん中バースデー計算機で調べてみてわかった、偶然……のはず)に、結婚をした、というのは書いてる最中の思いつき設定。
1〜2年前くらいに、未来の話として、婚約後(今年2024年3月6日以降)のソラ男と奏良音(そらね)がデートしながら奏良音(そらね)パパとママの正式な結婚を促(うなが)す算段をしているエピソードがあって。
それがいつか?は調べていないけどアバコンの報酬のヒマワリの花のイメージのお揃い服を着せたコーデ投稿の時だった記憶はあるから、それが夏とすると。
奏良音(そらね)パパとママである光一と視幸(みさき)は、過去にソラ男に負い目があって、ソラ男が幸せになれないなら自分たちは愛し合っていても籍を入れての結婚はしない、という罰を課していて。ソラ男と娘の奏良音(そらね)が婚約して順調に結婚話が進んでいて、二人が幸せならそろそろ自分たちも……というところだったけど。
説得されてすぐ披露宴ありの結婚は、真ん中バースデーのもうひとつの8月15日を「今年(2024年)」に当てはめるとに無理だろうし。「来年(2025年)」に当てはめると、ソラ男たちの結婚式が桜の花が見頃な3月〜4月始めくらいまでから、先になって、奏良音(そらね)の結婚式に正式な夫婦として光一と視幸(みさき)が出席できなくなるから……で、「来年(2025年)」のバレンタインデーに決定の流れです。
ちなみに何で「一年後」とか「来年」とかになってるかというと、年齢の計算で奏良音(そらね)が今年はまだ成人前の17歳で、現時点でソラ男からの告白の返事をもらえていない状態であることを見逃して、「来年」に起こる予定の出来事で話を進めて書いてしまったため。
途中で苦肉の策で、「来年」の話に切り替わって進行する形に修正したためです。
奏良音(そらね)パパとママの正式な結婚が二人の真ん中バースデー(偶然バレンタインデー)のアイデアメモとして残すため、全部書き直しは避けた形です。
■■
昨年同様のやり取りが繰り広げられている、はずだったが。
ボス「浮気はしてないよ?少なくとも既婚者と関係を持つ不貞(ふてい)行為はしていなくて、あくまでも独身者同士の自由恋愛の範囲でしか……。くっ、そんな目で見ないでくれないか?ソラ男、お前自身は奏良音(そらね)ちゃんとの結婚を控(ひか)えているからってさっ!」
奏良音(そらね)「ボス、ごめんね?ボスにとって大事な存在だったソラ男を私が取っちゃって。ボスに代わって私がソラ男のこと大事にして幸せにするから!そんなに拗(す)ねないで?」
ソラ男「奏良音(そらね)……その言い方だと、奏良音(そらね)とツカサ(=ボス)が俺様を取り合ったみたいに聞こえるんだが?」
奏良音(そらね)「だって、ボスは実家の方でソラ男とBL関係にあるって噂(うわさ)されるほどソラ男のことを特別に気にかけていたし。実際にそれで、ソラ男の両親の事故死の運命を変えるために……結局それは“セーブポイント”になってたから変えられずに失敗しちゃったけど、世界のやり直しをこっそり何回もやってたくらいで。そのソラ男を私が独占してるようなものだから、ねぇ?」
ソラ男「ツカサとはお互いにそんな関係(BL)じゃない!……両親の運命を変えようとしてくれたことはありがたかったけど。もし、その試みが成功していたとしても、感謝の気持ちからってことにはならなかった……はず、だ」
奏良音(そらね)「え〜?でも、ソラ男は少し相手から受ける好意に対して流されやすいところがあるでしょ?」
ソラ男「うっ、それは……!(否定しきれないな……)」
奏良音(そらね)「たとえソラ男がボスのものになってたとしても、私はソラ男をあきらめないけどね?」
ソラ男「………確かに奏良音(そらね)はそうだろうな。俺様が奏良音(そらね)から恋人として付き合うことを望まれても、年齢差のこともあって拒絶し続けたのに、あきらめてくれなかったからな。だから俺様は、自分の本音を隠し続けられず……って、これ以上は言わせるな?恥ずかしいから……」
ボス「そこまで言っておいて照れちゃうの?(そういうところ、可愛いなぁ)……じゃあ、僕とソラ男が奏良音(そらね)ちゃんを取り合った、みたいな言い方のほうがよかった?とか、助け船出そうか?」
ソラ男「……ボスが奏良音(そらね)を?冗談でもそんなことを俺様が許すわけがないぞ?俺様が俺様以外の男を奏良音(そらね)が選んだとして容認できるのは、俺様より年が若い相手だけだからな?」
ボス「そこはきっぱりしてるんだね?」
ソラ男「当たり前だ。奏良音(そらね)の父親の光一(こういち)は俺様と兄弟同然な親友で……同年だからな。ボスとじゃボスの方が義父(ぎふ)になる光一より年上ということになる」
奏良音(そらね)「そこはあまり気にしなくてもいいんじゃない?年の差婚カップルだと、花嫁(はなよめ)側か花婿(はなむこ)側のどちらかの親より結婚相手の年齢が上ってことはわりとあることでしょ?」
ソラ男「だとしても、だ。俺様は……本当に悩んだんだぞ?親友の一人娘で、俺様自身もその出生(しゅっしょう)に関わって……無事に生まれるように光一と視幸(みさき)(=奏良音(そらね)ママ)の駆け落ちの協力者をしていて、無事に生まれてからも自分の娘のように思って見守っていた相手と……記憶喪失になって、そういう関係を抜きにして出会い直して数ヶ月間一緒に過ごしたこともあったとはいえ、それもわりとすぐ記憶は戻ってきていたし。一人の人間として惹(ひ)かれて、その後に一人の女性としても、す……好きになって、相手からも望まれたとはいえ、付き合ってもいいのか?と……本当に悩んだんだからな?それを……」
ボス「ソラ男、言っててわかってる?それって、ソラ男より年上か年下か?僕が相手かは関係なく、そこまで真剣に想っていた相手、つまり奏良音(そらね)ちゃんのことは誰にも任せられない、って言ってるも同然だってこと」
ソラ男「え?……あ、……あっ、あっ、あっ……!!」
奏良音(そらね)「ふふふ、ソラ男、それをパパ(光一)に言って『本当の父親でもないお前が“自分の娘のように思っている”とか軽々(かるがる)しく言うな!お前は確かに奏良音(そらね)が生まれてこれるように体を張ってでも助力してくれた。だがそれで奏良音(そらね)の父親になれるわけがない。奏良音(そらね)の父親は私だ。これは誰にも譲(ゆず)る気はない』って怒られたのよね」
ソラ男「ああ。あれは結構グサッと来たな。まぁ、その後で『じゃあ、なんで視幸(みさき)とちゃんと結婚しないんだ?
視幸(みさき)がお前との間に奏良音(そらね)を身ごもった当時は、年齢上で法律的に結婚はできなかったし、その後も奏良音(そらね)を産むことを望んだ視幸(みさき)の意志を優先して、中絶(ちゅうぜつ)を迫(せま)った双方(そうほう)の親たちから身を隠すための駆け落ちとはいえ、騒動を起こしたことや、それと関係なく決まっていたが事実上ほとぼりがさめるまでの処置にもなったアメリカ留学中にお前の家が没落(ぼつらく)してしまって。
留学先への仕送りが滞(とどこお)って路頭(ろとう)に迷うか?の状況下で、お前は一緒に留学していた俺様を残して行方不明になって……結婚どころじゃなかったとはいえ。
それから大分(だいぶ)経(た)って、お前も自力で富豪に返り咲いて……別に富豪であるかは関係ないが、今の視幸(みさき)と釣り合って世間的にも、籍(せき)を入れていないだけでお似合いの事実上の夫婦と見られている状況下でも……何でだ?』と詰め寄って、ケンカになりかけたけどな」
奏良音(そらね)「その時はまだパパもママもなんでか腰が重かったみたいだけど。その後、昨年(2024年)の私たちの誕生日(3月6日の奏良音(そらね)とソラ男の誕生日)にソラ男がバレンタインデーの私からの再三(さいさん)の告白の返事として、ホワイトデーを待たずに『結婚を前提として付き合ってほしい』って言ってくれて。
とんとん拍子(びょうし)に、とは……私が“世界征服王”になってて政略結婚とか狙ってた人たちがいて『(ソラ男が)僕(しもべ)の分際で征服王様にプロポーズするとか身のほど知らずな!』と異議(いぎ)を差し挟(はさ)まれたとかあって、各方面に調整が必要だったから……行かなかったけど婚約して。二人堂々と付き合えるようになって仲良くしてる姿を見せて、改めて二人で結婚をしてほしいって頼んだら……パパとママの真ん中バースデーの2つのうちのひとつが偶然(ぐうぜん)「今年(2025年)」の2月14日で!(ちなみにもうひとつは8月15日)その日に披露宴(ひろうえん)付きで正式に籍入れて結婚してくれたのよね♪」
ソラ男「ああ。念願だった『お義父(とう)さん、お義母(かあ)さん、娘さんを俺様に下さい』は言えなかったけど。結婚式の挨拶で『お義父さん、お義母さん、娘さんを幸せにします』と言えるな」
ボス「……今日は僕(ぼく)の誕生日のお祝いじゃなかったっけ?何でソラ男たちののろけ話を聞かされてるのかな?」
ソラ男「だから。今日で41歳というある意味、節目(ふしめ)の年齢(とし)……昨年(2024年)はまだ40代に入ったばかりで実感が薄かっただろうが、1年過ぎて歴然たる40代を意識することだろう……になったんだから。そろそろ身を固めて、結婚が決まったボスののろけ話をしてくれれば、お互い様になるな、って話だ」
ボス「ええ〜?!結局そこに話は戻るんだね?」
奏良音(そらね)「そんなこと言ってるけど。ボスがずっと前に“お見合い”(※)した相手とボスが、実は今も繋がりを持ってることは知ってるのよ?それ以外にも候補になりそうな女性も……。ボスだって、まったく結婚をする気がないわけじゃないんでしょう?」
(※それを隠してダミーでソラ男のお見合いということにして、それにソラ男の亡くなっている両親代わりにボスが付き添う形でのセッティングで、実はボスのお見合いだった、というエピソードがあった)
ボス「そうだねぇ〜。……50代になるまでには、とは考えているけど。こればかりは巡り合わせの運次第のところもあるからね。しばらくは、アラフォー(40歳オーバー)の魅力を布教(ふきょう)することにでもしようか」
※※これはフィクションです※※
登場人物
ボス……本名「猫髪 司郎(ねこがみ しろう)」1984年2月29日生まれの今年40歳。「一年後(2025年)」の誕生日の時点で41歳。現実空間でも専用ゴーグル等無しでもアバターを重ねてまとえるし、それが見えるLimited XRアバターの実証実験が行われている“この街”にある猫髪探偵事務所の所長。
実家の猫髪神社で、白猫姿に変身できる“猫憑(ねこつ)き”として特別扱いされていて、猫たちや猫に関する願いや相談事(ついでに髪に関する願いや相談事)について(オンラインや郵送での手紙でも受け付けて)相談を受ける“相談役”でもある(猫の日には実家の神社で務めを果たす)が、実は生き神としての当代の“猫神”。ただしそのマイナーな存在を逆手にとって制約の少ない状態で、“神の力”を使えるチート能力の持ち主。
ただしあらかじめ貯まっていた力を、過去に無駄に世界のやり直しを何度も行える分使ってしまったため、力を再び貯め中……ということで、その強大な力を狙う様々な勢力をのらりくらりとはぐらかしていた。
昨年2023年夏頃に、世界中の誰でもチャンスがある形で「何でも願いを叶えてもらえる」権利を巡るバトルに、一応決着がついて、その力を消費している(予定)。
ソラ男……本名「白髪 空郎(しらかみ そらお)」。1989年3月6日生まれの今年35歳。「一年後(2025年)」の誕生日の時点で36歳。この物語『猫神(ねこがみ)!』の主人公。
アルビノで目の色が薄くて、一見、三白眼風かつ目付きの悪さに加えて、子供の頃に負った左目にかかるように縦に走った傷痕、それに万年寝不足のように張り付いた目のクマとで人相の悪い(治安の悪い)強面(こわもて)だが。じっくり見てみるとかなり綺麗に整った顔立ちの持ち主。
ボスの従弟で、実家(祖父母の家)からボスの“世話役”を頼まれていて猫髪探偵事務所の探偵をしている。
実は“猫神”の能力のもう一人の持ち主(実はボスの方がスペア的存在)で、“この世界”がやり直し(ボスが試みたのとは別件で、世界が一度滅んでから再構成を経てのやり直し)を繰り返していて“9回目”である元凶の一人の魔王の魂を宿している。それ以外にも……。
奏良音(そらね)……本名「水髪 奏良音(みかみ そらね)」。2007年3月6日生まれの今年17歳。「一年後(2025年)」の誕生日の時点で18歳で成人。光一と視幸(みさき)の、今のところ一人娘。
お嬢様育ちだが、出生の関係か長らく学校に通わず家庭教師から学ぶ形で、屋敷からも滅多に外出せず、海外に行ったことがないどころか“この街”からも出たことがなかったかもしれないくらいの引きこもり生活をしていたが。
記憶喪失状態のソラ男を拾った2020年11月11日以降を境(さかい)に、“この街”の中をソラ男を伴って出歩くようになり、実家のある地域に帰ってしまったソラ男を迎えに“この街”の外に出たり、2021年4月からは“この街”の私立星開(せいかい)学園中等部3年に編入して学校に通うようになったり。
友達になった、かつてはソラ男の恋人だった時期もあるが、ソラ男を振って別の男性の婚約者になったはずが、その存在が消えかけていると知った女性(群咲 縁(むらさき ゆかり))を助け出す作戦のため渡米したり、と、その世界を広げていった。
光一(こういち)……本名「照髪 光一(てらかみ こういち)」。1988年12月24日生まれの今年36歳。「一年後(2025年)」の誕生日時点で37歳。奏良音(そらね)パパ。
17歳の時に婚約者で恋人の視幸(みさき)が奏良音(そらね)を身ごもり、まだ年齢的に結婚できないので世間体を取り繕(つくろ)えないから今回は中絶させろと周囲から勧められたが、視幸(みさき)の希望を聞いて駆け落ちすることを選ぶ。家は何代も続く富豪で、父親が両親を亡くしたソラ男を同年代の遊び相手兼競い合える特別な学友として養育を引き受けたため、ソラ男とは兄弟同然に育った。
駆け落ち事件の後、元々決まっていたアメリカ留学(早期に高卒資格を得ての、大学への飛び級での正規留学)にソラ男と共に行ったが、その間に実家が没落して仕送りが途絶えて異郷の地で困窮するなか行方不明になる。
だがそれはアメリカに本拠地を置く闇組織のとある人物からの勧誘に乗ってひそかに組織の人間になったためで、後に組織の中で力をつけて富豪に返り咲く。
具体的には日本に本社を置くアドバンスド・アバター社に最新の3Dアバター技術であるLimited XRアバターを売り込み、“この街”のアドバンスド・アバター社支社の社長に2021年3月から就任して、“この街”限定でリアル空間でもアバターを身にまとえるXRサービスの実証実験を2021年3月6日付けで開始を実現した立役者の一人。
その実証実験の協力校となった“この街”の私立星開(せいかい)学園の理事長兼学園長にも兼任する形で就任している。
学園では日替わりで色々なおしゃれウィッグを披露してくれる学園長として親しまれていることを、特に明記しておく。
視幸(みさき)……本名「水髪 視幸(みかみ みさき)」。1990年4月6日生まれの今年34歳。「一年後(2025年)」の誕生日で35歳。限定的ながら“未来視”の能力を持っている。
実家がお金持ちの家で、将来の結婚相手を決めるお見合いパーティーが開かれた席で、相手候補として招待されていた光一とそのお供のソラ男と出会い、光一を運命の相手として(幼い頃から“未来視”の能力で将来の旦那様として夢で視(み)ていて一目惚れしていた、その相手だと気づいて)選び、婚約した。
でも結婚前の未成年のうちに16歳の時に光一との間の子供、すなわち奏良音(そらね)を身ごもり。“未来視”で奏良音(そらね)が幸せそうにしている姿を視たことで、周囲の勧めに従って中絶する選択は拒否し産むことを選んだ。その結果、光一との数年後には実現したはずの幸せな結婚の実現は叶わなくなったが……。
奏良音(そらね)を産むため、学校に通う形での学業は諦(あきら)めたが。親に借金する形で自己投資でファッションデザイナーやその他の勉強をするため、講師を個人的に雇って勉強をして、十代でファッションデザイナーとして「MISAKI」のブランドを立ち上げた。
それはお金持ちのお嬢様ならではの親の七光りだとか、駆け落ち騒動や未成年で未婚で子供を産んだスキャンダルを蒸し返されてのバッシングも相当受けたが、その悪評判を生かして名前を売って、でもきちんと努力しての実力で、親からの借金を返済して余る財産を稼ぎ、成功者として認められている(具体的には実家とは別に自分専用の「水髪家(みかみけ)」の豪邸を“この街”で購入して維持し続けている、など)。
現在は事実上夫だが法律上は、事実婚の手続きもしていない、“ただの恋人”関係である光一が支社長を務めるアドバンスド・アバター社とビジネスパートナーとして、リアル服と同じデザインのアバター、それもリアル空間で見た目だけとはいえ実際に重ねて着用できるアバター製作にも力を入れている。
2021年3月6日に、娘の名前を冠した「SORANE」の新ブランドも立ち上げているが、それは「空猫クローム・プロジェクト(仮)」の一環で放映が決まった魔法少女ものアニメ『空猫†クローム』の主人公をはじめとした登場人物の衣装や魔法の杖などのグッズのアバターを、有償販売用とキャンペーン等での無償、有償両方での頒布用に製作するためのブランドである。ちなみにリアル服としての衣装も受注してから製作する形で取り扱っている。
他に、“この街”の郊外に温泉旅館をオーナーとして持っていたり、不動産賃貸業も手掛けていたりもする。
メモ
奏良音(そらね)のパパとママが、真ん中バースデーのひとつの「来年(2025年)」の2月14日(これは今日真ん中バースデー計算機で調べてみてわかった、偶然……のはず)に、結婚をした、というのは書いてる最中の思いつき設定。
1〜2年前くらいに、未来の話として、婚約後(今年2024年3月6日以降)のソラ男と奏良音(そらね)がデートしながら奏良音(そらね)パパとママの正式な結婚を促(うなが)す算段をしているエピソードがあって。
それがいつか?は調べていないけどアバコンの報酬のヒマワリの花のイメージのお揃い服を着せたコーデ投稿の時だった記憶はあるから、それが夏とすると。
奏良音(そらね)パパとママである光一と視幸(みさき)は、過去にソラ男に負い目があって、ソラ男が幸せになれないなら自分たちは愛し合っていても籍を入れての結婚はしない、という罰を課していて。ソラ男と娘の奏良音(そらね)が婚約して順調に結婚話が進んでいて、二人が幸せならそろそろ自分たちも……というところだったけど。
説得されてすぐ披露宴ありの結婚は、真ん中バースデーのもうひとつの8月15日を「今年(2024年)」に当てはめるとに無理だろうし。「来年(2025年)」に当てはめると、ソラ男たちの結婚式が桜の花が見頃な3月〜4月始めくらいまでから、先になって、奏良音(そらね)の結婚式に正式な夫婦として光一と視幸(みさき)が出席できなくなるから……で、「来年(2025年)」のバレンタインデーに決定の流れです。
ちなみに何で「一年後」とか「来年」とかになってるかというと、年齢の計算で奏良音(そらね)が今年はまだ成人前の17歳で、現時点でソラ男からの告白の返事をもらえていない状態であることを見逃して、「来年」に起こる予定の出来事で話を進めて書いてしまったため。
途中で苦肉の策で、「来年」の話に切り替わって進行する形に修正したためです。
奏良音(そらね)パパとママの正式な結婚が二人の真ん中バースデー(偶然バレンタインデー)のアイデアメモとして残すため、全部書き直しは避けた形です。
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