輝く私への道

仕事も気配りもできて、人望もあって、気難しい取り引き先とも渡り合う度胸もある…そんな憧れの先輩と、ご飯を食べた。
先週、勇気を出してお声掛けたら、「あ、火曜ならいいよ」って。言ってみるもんだ。

生き方、というのか、物事のとらえかたや考え方が私とはまったく違う。いろいろお話が聞けて、勉強になりました。
私からお誘いしたんだし、せめて割り勘に…と思ってたのに、「そういうのは、いいの。そのぶん、今度はあなたが後輩に奢ってあげるもんよ」。かっこいい。惚れる。ついていきます姐御。

飲み会も待ち合わせもなにもない、普通の日。
開襟シャツに膝丈紺スカート、ゴールドのネックレスも身につけて出勤する。
いつも通りただ行って、帰ってくるだけなのだけれど、何故かいつもより仕事をちゃんとしてるイメージで過ごせた。不思議。

百貨店で買ったストッキングの手触りのよさに驚きを隠せない。すごい。編み目の細かさがちがう。肌にすいつく履き心地とでもいうのか。３足入りで３〜４００円のものとは、格がちがうわ…。
今まで、安さが正義とばかりに１０円でも安いものを探していたけれど、価値観がかわりました。
思いきって購入してみて、大正解だ。

お財布の中身を、厳選。いつも使うクレジットカードと保険証、あとは少しだけ現金。
ポイントカードは、そのお店に行きそうなときだけ持つことにする。
通勤用のバッグも、今までの容量の半分以下のものにチェンジ。なぜなら、身軽で颯爽としているお姉さま方のバッグはのきなみ小さいと気づいたから。
雑誌に載ってるコーディネート例見ても、みんなバッグ小さいよね。かっこよく見えるよね。

今日は、買い置きしていたお蕎麦をゆでて、冷凍野菜や真空パックの味付き肉を調理。保存食のおやつも食べる。ストック食品、ちょっとずつ減らしてます。
食べてみると、いかに自分が心配性で、余計な量を買っていたかがわかる。
賞味期限内に食べきるの、結構大変だぞ…。

約２ヶ月、それまでの私がやらなかったこと、考えもしなかったこと、諦めていたことなどを、「習慣」としてトライしてみた。
２ヶ月前の自分と、今の自分の在り方を比べて、ふと思ったこと。

…とりあえず、（当社比）ってついていようと、「輝いてきた」と判断しても良くね？

ほら一応、２ヶ月前と比べたら、ぜんぜん違う暮らしぶりだし。うん。
そんなわけで、私は私を輝いてきている人間だと認めました。

でもこれで生活を戻したら、あっという間に堕落してゆるみきった人生に逆戻り。今度は、「輝く私にふさわしい生活スタイル・習慣」を求めて、引き続き模索中。

てはじめに、タンスを整理した。部屋着にしていたシミのとれない服、５年以上着ないチュニック、すり切れた靴下、黒くなって小さな穴も開いているストッキング…。
断捨離スイッチがはいったのか、今まで捨てられずにいたモノをポイポイ手放せるようになった。
そうしたらなんと、へそくりの封筒を発見！
まったく覚えてないけど、昔の私、ありがとう。
せっかくなので、そのお金は仕事帰りに百貨店でパッと使ってきた。

〈買ったもの〉
　・１足千円のストッキング
　・ブランド化粧水
　・山形県産サクランボ（佐藤錦）
　・ステーキ弁当

いつもの私なら買わないものばかり。
新しい扉が開いたような気がしている。

ストックしている保存食、缶詰の多さに自分でびっくり。こんなに…いる？　食べきれる？
コロナのイキオイで買ったやつだから、そもそも自分の好きな味かどうか不明なものばかりだし。
おとといから、１日か２日にひとつくらいずつ消費していくようにした。
これを教訓に、お菓子やストック品を置く棚は２段だけ。喜んで食べきれるものだけ。と、決めた。

あと、冷蔵庫の中の保冷剤…なんでこんなにあるんだ…。なんかベタベタしてる…。

こういう、なんでもかんでも溜め込んでいく性格が、そのまま姿形に現れているのかもしれない。部屋のなかのひとつひとつが、今までの私なのかもしれない。
明日は休みだから、そんな私自身と向き合ってみようと思う。