(おじいさんか。おじいさんは反対側に座ってるの)
ホーム●スみたいな臭いだけどパット見そこまで身なりも汚くなく。
でもスーパー臭すぎて私は立ったままキョロキョロしだして挙動不審だったの。
そしたら私の目の前に座ってた美しいマダムが何やら声をかけてきていて、私は音楽爆音で聞こえず、最初文句言われてるのかと思ったんだけど、
イヤホン外したところ、荷物が凄いから座ったらって言って席を譲ってくれようとしてたんだよ！！
マダムに荷物が当たったのかと思って『荷物が当たりましたか？すみません。』と聞いたら『ううん、そうじゃないの。ほんとに重たそうだから。』って。
私は座る気などなく、ただ臭くてよろよろしてただけなんだけど、座りたそうに見えたんだろうか。
マダムはマスク越しに優しい声で無理しないでと言ってくれたんだけど、私の荷物はお菓子ばっかりなんだwwwww
正直重すぎて腕がちぎれそうなんだけど席を譲られるのなんて初めてでびっくりした。
しかも私マスクしてないのに喋ってくれるなんて。
精一杯の笑顔で遠慮した。
せっかくのご厚意を無駄にしてしまったけど美しい人は心も美しいのは間違いない。
ちなみにしばらくしてマダムが降りたので私は座ったんだけど、おじいさんは今私の目の前に座ってる。
・・・ってあれ！？おじいさんが降りたのにめちゃくちゃ臭い！！
残り香？それとも私なの？！むしろ電車が臭いの！？？
いややはり残り香だった・・・すぐ臭くなくった・・・やばー。
