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二度目の再手術

もう耐えられず、予備校をやめた。

それからまた二度目の手術を受けた。20になる前の事だった。

美容外科で受けた。保険は適用外だった。私は一度目の手術で皮膚が固くなっており、手術は難しいと言われた。もう再手術(三度目)は難しいと言われた。これで最後だと思った。一番効果が高いと言われる小切開法を受けた。だいたい以前と同じ流れだった。しかし、今度は確かに違っていた気がする。チョキンチョキンと切る音がした。以前のような吸引法ではないと感じた。

今度は入院はしないで、通院だった。縫い糸で固定されていたが多少は動かせた。定期的に消毒をしなくてはいけなかった。痛々しい傷痕だと親に言われた。自分では恐くて見られなかった。

今度の手術では以前とは違い、脇毛が生えてこなくなった。そういえば医師に成功したら毛が生えてこなくなりますと説明されていた。しかし、日が経つと少し生えてきた。だけど、術前の量より明らかに脇毛の生える面積が減っていた。効果を感じた。ニオイも以前のようにしばらくしてすぐ元に戻ったりはしなかった。

ただ、現在は手術前よりは格段に良いし、汗をかいて放置しないとにおわない程度だけれども、やっぱりワキガなのだと感じる。冬はそんなに気にならないが、やっぱり今でも夏場はかなり気になるし悩みから解放されてません。

初めての手術

それからずっと中学は不登校でした。それでも卒業できました。それと、希望していた高校にも受かりました。授業をまともに受けていなかったので、家庭教師を呼んで特に苦手な科目だけ教わっていました。卒業してから春休みに手術を受ける事にしました。まだ15歳の事でした。

手術は、脇の下を数センチ皺に沿って切開し、アポクリン汗腺を取り除くという小切開法でした。でも実際は違っていた気がします。確か、切って取り除くのではなく、吸い取っていた吸引法に思います。

麻酔はされていましたが局所麻酔で意識はあり、手術の音は聞こえていました。何やらズズズと吸っているような機械音がしました。歯医者で使う器具のような音でした。何をしているんだろうと音だけでも、とても怖かったです。何故自分がこんな事をしないといけないのかとさえ思いましたが、これで悩みから解放されるならとも思いました。

手術は病院の形成外科で、保険が適用されました。手術してから一週間程入院しました。両脇を固定されバンザイの体勢で過ごしました。
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