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骸成り代わり編 閑話 食うか食われるかのどちらかなら俺は迷わず食う方を選びます

「ねえ、むっくん」


「ん?」


「あのさ…物凄く今更な事聞いていい?」


「別にいいけど、なんかあったっけ?」


「あんたのその右目の事なんだけど…」


「……ほんとに今更だな」


「うるさい。で、大丈夫なの?こうさ、精神を侵食されるような感覚とか…そういうの、ないわけ?」


「へー、今更ながらも俺のこと心配してくれるんだ?」


「そうよ!心配したら悪い?」


「いや。すげー嬉しいよ。俺って意外とお前に愛されてるんだなーって。あ、もちろん家族愛とか友愛的な意味でな」


「ふざけてないでさっさと答える!」


「たぶん大丈夫だろ」


「たぶんって何よ!?たぶんって!」


「あー…右目を移植された当初にさ―――――」









ウラメウラメウラメウラメウラメ





ニクメニクメニクメニクメニクメ





ネタメネタメネタメネタメネタメ





スベテヲ





コノヨノスベテヲ





ウラメ





ニクメ





ネタメ





(あー…その気持ち、分からないでもないなー)


(一時期そんなこと考えたこともあったし)


(なんで俺ばっかりこんな目に合わなきゃいけねーんだ!とか)


(神様とか運命とか、目に見えない何かのせいにしてみたり)


(でさ、ない頭なりに色々考えてみたりしたわけよ)


(それでさ、いきついたわけさ)


(怨んで)


(憎んで)


(嫉んだら)


(俺の気持ちはスッキリするのか?)


(納得できる何かに繋がるのか?)


(辛いことを無かったことにできるのか?)


(怨んで憎んで嫉んだってさ、それってただの独り善がりなんじゃねーか?てさ)


(そう考えるとさ、なんかすげー自分が恥ずかしくなってきて、やめた)


(怨むのも憎むのも嫉むのも、やめた)


(それにさ、怨んだり憎んだり嫉んだりするのって意外とエネルギー使うんだよ)


(どうせエネルギー使うなら違うとこで使った方が建設的かなーっと)


(あー…つまり何が言いたいかと言うと)


(ごちゃごちゃ人様の頭でほざいてんじゃねーよ)


(あんまりごちゃごちゃほざいてっと、右目くり貫いて食っちまうぞ)


(ってことだ)











「――――――ってことがあったぐらいかな。でもそれっきり何もないから、たぶん大丈夫なんじゃねーの」


「……あんたって、ほんっっっと図太いわね」






◇◆◇◆◇◆

橋爪的に骸さんの右目を解釈すると

右目=USBメモリ

みたいなものなんです。

で、USBメモリに記録されてる記憶とか思いなんかが勝手に読み込まれその結果、精神を蝕まれる、と。

あくまで橋爪的解釈ですからね!!

隠し子編 タイトルはまだ未定B

『オーホッホッホ、女王様とお呼び!』


失礼!
あまりににもエレナ嬢の鞭さばきが見事だったので、つい。

う〜ん。
本当に見事な鞭さばき。
どれくらい見事かというと、俺の出番は確実にまわってこないだろうなってぐらい。

えー、えー、そうですよ!
男のくせに見事なまでに守られてますよ!!
情けない男ですみませんね!!
どうせ俺は草食系男子(←流行ってるみたいだから使ってみた。用法が間違っていたとしてもそこまでは知らん)ですよ!!


「ふ〜。動いたら喉渇いちゃったわ」


と内心でやさぐれている間に事は済んじゃったみたいです。
なんかもう、すみません。
とりあえず、謝っておきます。


「さっさと喫茶店に行きましょ」

そう言ってエレナ嬢が方向転換したその時だった

倒したはずの黒服の男の一人が上半身を起こしエレナ嬢に向かって発砲したのは…





動く体


乾いた音


焼けるような


刺すような


痛み



「エイジ!!」





俺を呼ぶ声
(あの声色はたぶんセンセーだ)




「いやぁぁーー!!」





悲痛な叫び
(よかった。エレナは無事だ)





あー…



ミスった。



ものの見事にミスった…



勝利を確信したその時こそが一番危ないって分かってるのに…

情けねーな。



「ご、めんな、さい…私の、せい、で…」

「あー…ほら泣くなって…これは俺の判断ミス。だから、な?」

「違う!私が「違わない。後はセンセーに任せとけば何も心配いらない、か…ら……」

「いやっ!目を、目を開けてよエイジ!!」



ごめんな、エレナ。
瞼が重くてしょーがないんだ…

それにしても

ホント情けねーな、俺…

骸成り代わり編 忘れがちな設定

グロ表現有り!!

原作無視の+10設定
more...!

5月22日にコメントくださった彼方様へ

拍手ありがとうございます!

そうなんですよ!
A子さんの精神年齢を単純に考えれば軽く数百歳は越えていて、もはや仙人レベルに達し悟りを開いててもいいはずなのですが、まったく悟ってなどいないし仙人なんて、とてもとても…
A子さんの精神年齢は、言い方は悪いですが…そこら辺にいるような頭の中ピンク一色だろお前?と言われるような中高生レベルです。
トリップする前、A子さんがA子さんだった時からそこで止まってます。
特にトリップしたからといって成長なんかしてません。しません。
むしろ退化したんじゃねーの?って感じです。
ごく稀に大人っぽく見えたりするのは今までの経験がものをいってる時だと思います。

そしてそして…普通そんなに生きてたら神経が参って狂うと思います。
でもそこはA子さん。
普通じゃありません。
物凄く図太くて馬鹿なんです。
A子さんは何か考えているようで、な〜んにも考えてません。
え?普段から何も考えてないってわかる。
ですよね。
まあ、そんな人なんで参る以前になにも感慨などありません。
だから狂わない。
いいんだか悪いんだか……

えーっとですね…
隠し子編の続きを楽しみにしていただけるのは物凄く嬉しいのですが、橋爪の書くものなんで期待はしないでくださいね。
きっとショボイ仕上がりになると思いますので…
期待しすぎるとがっくりきますよ!!

そんなショボイ橋爪のサイトではありますがこれからもよろしくお願いします。
拍手本当にありがとうございました。

5月21日にコメントくださった方へ

拍手ありがとうございます!

本当に政宗さんは英次郎のどの辺りに惚れちゃったんでしょうね。
橋爪自身、まったくもって不思議でしょうがありません。(おいおい…)

いや、まあ一応、その辺りを考えてないわけではないですよ。
ものすご〜く簡潔に言っちゃうと、ほだされたんだと思います。
なんだかんだ言っても政宗さんも女の子ですからね、情熱的に愛を囁かれたら(囁くというより叫ぶといった方が正しいですけど)…ねえ?

それと恋の駆け引きはあっても政の駆け引きはまったくないところでしょうか。
おっしゃる通り、英次郎に野心はまったくありません。
というかそもそも政治などに一切興味がありません。
むしろ関わりたくないとさえ思ってそうです。
婿とはいえそれはどうだろうと思いますが…
それが英次郎なんです。

そんな英次郎となら純粋に恋愛だけを楽しめるからというか…
恋愛に政が絡まないから安心して恋愛ができるというか…

仮にも物書きなくせに上手く説明できないってどうよ…
というか、こういうことは説明するんじゃなくて小説にしろよって感じですよね。
完全なる力不足です。
すいません。
こんなダメダメな作者のサイトではありますがこれからもよろしくお願いします。

本当に拍手ありがとうございました。

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