今日:3 昨日:5
合計:1812
2023/01/24 05:56
コメント0

屠蘇

○屠蘇代わり三口すすむや養命酒
○屠蘇として三口すすむや養命酒
○屠蘇かはり三口すすむや養命酒

新米

○新米や名水ごとく皿の上
○名水を握るむすびや今年米
○おにぎりの名水白き早稲の飯

氷水

○天然の落差のごとき氷水
○冷たさの指環のいろや氷水
○数学の参考書裏かき氷
○清純の器ただしき氷水
○氷水香る温度の生果実
○がつちりと昔気質や氷水
○シロップの強い味方やかき氷
○朝鮮のメイクのにくきかき氷
○鐘楼やひとり二胡弾く氷水
○マンゴーを一口たべてかき氷
○まつとうな仕事の町や氷水
○うぶ声のまつ毛のごときかき氷
○ミニスカの二人ばかりや氷水

新米

○弘法の筆に書かれし今年米
○猿飛の高石垣や今年米
○たまゆらの文字のみのりや今年米
○勾玉やさやかに耳の今年米
○新米の未知の王都や倭人伝
○新米の周囲をこばむ孤島かな
○新米やあしあともなき沖ノ島
○神職の島のまわりや今年米
○煤やけて馬の土くれ今年米
○土くれの一粒あるや今年米
○土くれの女神のかけら今年米
○縄文の一粒なるや今年米
○米塚や阿蘇の目をひく今年米
○富士山や都帰りの今年米
○大坂をしのぐ尾張の今年米
○出世してもどる岡崎今年米
○権力のまたぐ陵墓や今年米
○新米や淡海の船を垣間みる
○清水の舞台きよらか今年米
○新米の慈愛一粒奈良仏
○新米や慈愛みちたる奈良仏
○平安の広がりゆくや今年米
○あしあげて踏むふんどしや今年米
○踏みならす潮のながれや今年米
○新米やエスエヌエスの世界地図
○新米や明治のよるも明けにけり
○新米や町家つらなり妻籠宿
○倒れたるおこしてけさの今年米
○濤よせてひざ浸しけり今年米
○芋菓子の看板しろし今年米
○新米やロケットしんをしげきせり
○新米や主君の敵歌舞伎講
○新米の面影のこす貿易港
○新米や波に如来の仏ケ浦
○長政のいそぐ若狭や今年米
○新米や企業つなぎしものづくり
○新米や火山みちゆき露天風呂
○新米や東北の宿やまのなか
○由布岳のゆれて木綿や今年米
○降りおける立山にたつ今年米

氷菓

○幸せや家族そろいてアイスの棒
○無題なるアートのごときアイスクリーム
○下町の通信塔やソフトクリーム
○眺望の海はるかなりソフトクリーム
○北千住いくつもの道ソフトクリーム
○雲竜の宇治の抹茶やソフトクリーム

氷水

○太もものもちもち出してかき氷
○短めのスカート淡しかき氷
○後ろ髪引かるる思ひかき氷
○クレーンや空にいくつもかき氷
雛あられ

○真白の服におさげや雛あられ
○手の内の右より落ちて雛あられ
○肉削げて乾いた指の雛あられ
○雛あられたべて右手や猫の耳



○山形の簗の話や母のこと
○手酌して簗瀬に帰る下り人


椿餅

○伏せ籠より顔みえぬなり椿餅

桜餅

○親友の不幸を聞いて桜餅
○教師待つ橋の上なり桜餅
○生徒との恋もあるまし桜餅
○先生に贈る言葉や桜餅
○採点に背も丸くなり桜餅
○東京を包まれてをり桜餅
○艶やかな人通るなり桜餅
○東京をまだ帰れない桜餅
○覆いたるスカイツリーや桜餅
○もちもちと艶々として桜餅
○恋文や長く艶あり桜餅
○桜餅ふたつ包んで帰りけり
○メモ書きに松本さんと桜餅
○江戸ツ子のキニクハねへな桜餅

乾鮭

○乾鮭や詰めて俵の不平等
○乾鮭や交易をなす耳飾り
○乾鮭に木綿衣や首飾り
○乾鮭や北国の人美人なり

草餅

○草餅や猫の尻穴抱えたり

鍋焼

○鍋焼の三種天麩羅もうダメだ
○鍋焼の海老の衣に埋まり死ぬ
○鍋焼の天麩羅まさに神器なり
○鍋焼の天麩羅まさにハイジュエリー
○鍋焼の天麩羅死ぬわもうあかん
○鍋焼の蒲鉾ゆれて大正解

甘藷

○ホツクホク掘り起こしたりさつまいも

鮟鱇鍋

○ぶつ切りや漁師秘伝の鮟鱇鍋

湯豆腐

○湯豆腐や臓腑にしみる一軒家

おでん

○古池やおでんの種をつくしたり

鋤焼

○鋤焼や13番線ホーム行

新豆腐

○水源やはるかな森を新豆腐
○みずみずし稜清心と新豆腐
○養分のすみずみ走る新豆腐
○養分を涌き出た水を新豆腐
○湧水を四角く収め新豆腐
○芽吹きたるブナより育つ新豆腐

梅干

○梅干の柔らかくあり箸の上
○梅干のつぶぬころあい昔より
○梅干や見渡すほどの香る村
○梅干や母の祝儀の贈り物
○梅干や昼どきとなり細き帯

沢庵

○沢庵や小鉢に箸を揃えけり
○沢庵に箸置きのある姿かな
○沢庵や箸置きのある色形
○沢庵に箸置きのある暮らしかな
○日本や沢庵のある色形
○沢庵や小鉢にわれを見いだせり
○沢庵や母の小さき弁当箱

凍豆腐

○舞台より人の顔なり凍豆腐

茸飯

○根菜と見合ふこころや茸飯

松茸飯

○こだわりの松茸飯や箱根の湯
○名水や松茸飯の薄衣

新米

○新米や波打つピアスのごとくなり
○新米や赤いニットのカーディガン
○新米や返書進まぬ母の文

茶摘

○蒼穹に別れ惜しまん茶摘笠
○やぶきたに富士を掛けたり茶摘歌
○旅人や富士に旨みの深むし茶
○静岡や富士に茶畑あり申す

大根干す

○黒潮の白き女や大根干す
○見てくれも一天となり干大根
○三国を塞さがんとして大根干す

芋煮会

○何升と問うて高空芋煮会
○大量の薪天井や芋煮会

冷そう麺

○名水やつるつるとして冷素麺

サイダー

○サイダーを蒼き光や粒の嵩
○サイダーのビンの深さや星の中
○サイダーや肘を互いに窓辺の青
○サイダー瓶ひじを互いに窓辺かな

葡萄酒醸す

○高貴なり誘惑の泡葡萄醸す
○伯爵の勝利死して葡萄醸す
○手のひらの宝石葡萄醸すかな
○金桶の葡萄醸して有つづける
○美し白肌葡萄醸す唇
○敗北の一人一房葡萄醸す
○美しき個性の君や葡萄醸す

2023/01/24 05:55
コメント0

新酒

○一首読み愛菜しか勝たん新酒かな
○いざ酌まん新酒よしみの甍波
○白妙の空密厳の新酒かな

おでん

○おでん炊き紅茶レモンの淹れる瞳

鯛焼

○鯛焼ややくざな恋もなかりけり

蜜豆

○蜜豆や雷門のあとにさき
○蜜豆や明治の粋をちらしけり

どぜう鍋

※漢字に推敲
○噛むほどに江戸の女やどぜう鍋
○古きよき七味ちらしてどぜう鍋

焼鳥

○焼鳥や店すれ違ふ腕と肩

夜鷹蕎麦

○夜鷹蕎麦せめてチークをあてにけり

玉子酒

○紙屑をひねり今宵は玉子酒

塩鮭

○塩引のとにかくうましめし五膳
○塩鮭のむかしの寒し味もよし
○塩鮭のごとく気分やリフレツシユ
○塩引や長寿守りの舵をとる
○新巻やさいふの紐もゆるみけり

乾鮭

○乾鮭や音カラカラと総鎮守
○乾鮭や音鳴らしけり支配人
○乾鮭に肩をならべし小僧かな
○乾鮭や琥珀の採れり南部領

干大根

○金玉のさほのごときや干大根


沢庵

○沢庵や天上天下唯我独尊
○沢庵や天上天下の茶屋でのむ

千枚漬

○千枚漬しほりに一首したためり

酢茎漬

○忘らるるこうも恋しきすぐき漬

味噌搗

○味噌搗やしのぶ文字ずりしぼりつつ

寒卵

○東北のふところぬくし寒卵

白玉

○白玉や上唇のよき形
○白玉や唇おもく落としけり
○白玉に暴かれたるや御簾の蜜


温め酒

○温めし酒やゆるると嵐山


葡萄酒醸す

○隠れ家の葡萄酒醸す東京うまれ

猿酒

○猿酒や奈良のうたげに降りしける

夏料理

○こしらえの器使いや夏料理

牡蠣鍋

○牡蠣鍋や年の差もまたよき塩梅

ビール

○若鶏のほめことばなり生ビール

からすみ

○からすみや皿に小判の転げたる

ホップ詰む

○童話よむ手のふと休めホップ詰む

ビール

※漢字に推敲
○弱いのでくちにてをあて生ビール
○待ち合わせわずかな距離やビアガーデン
○のむっぺよ種類豊富やビアガーデン
○駅ちかの平日のみやビール美女
○とりあえずそのひとことが生ビール

とろろ汁

○大君や笠をふせたりとろろ汁

新蕎麦

○新蕎麦のたぐりて円き梅ケ枝餅

栗飯

○山形の岩手の濡れて栗おこわ

豊年

○豊年の京をあるくや鬼の面

柚餅子

○月に城ぼんやりとして柚餅子かな

焼芋

○焼芋のとどかぬ空や東京市



○猟銃の大黒柱あるじ待つ
○狩人の無口なまでに黒き鍋
○狩人の背に暖かき獣かな
○銃口のどちらの落ちる狩りの宿
○諏訪の海のくも堅かりし兎狩

捕鯨

○いさなとる影や後ろに足の歌



○罠かけてこころのなかの花にほふ



2023/01/24 05:36
コメント0

ソーダ水

◯勉学に流れる雲やソーダ水



◯餅くえばいささか腹も膨れけり

桜餅

○さくら餅あのひの空の帰へりかな

焼藷

○焼芋や音は葛飾上野より
○焼芋や音は柴又上野より
○焼藷の音はせずとも銀座かな
○焼藷や犬も吠えたりラブレター
○焼藷をひそかに恋よラブレター

新茶

○一枚の敷物上に新茶かな
○丁寧に読とく緑新茶かな
○その人の茶碗の如き新茶かな
○緊張と温和とりなす新茶かな

寄鍋

○故郷や寄鍋つつき飲みくらべ

アイスクリーム

○アイスクリーム朝まで恋の話かな
○手作りのアイスクリームや消えていく

鯛焼き
◯鯛焼や結婚指輪を猫にして
◯鯛焼や猫と帰りを待てをる
◯鯛焼や木魚のごとくカジュアル
◯鯛焼やむすめタトウというてをり
○鯛焼や商店街の花日陰
○鯛焼や行き交う今日も元気なり
○鯛焼や頭列べて午後一時
○鯛焼や味わいのある長い橋
○鯛焼や思い思いに勤めけり
○鯛焼や足もベンチに遠からず
○鯛焼や行き交う空に顔を置く
○鯛焼や未来に夢を託したき
○鯛焼や役者の声を聞いてをり
○鯛焼や駄洒落の父の大きな手
○鯛焼や文学像を未熟なり
○鯛焼や社の椅子も高からず

牡蠣鍋

○牡蠣鍋や天下泰平滑りゆく
○牡蠣鍋や名所が浦の酒の味
○牡蠣鍋の畠は地物や門の口

鮟鱇鍋

○荒磯の鳥居前なりあんこう鍋
○肝ぬくし箸も沈みて鮟鱇鍋
○江戸人の肝温めて鮟鱇鍋

鍋焼

○鍋焼にひとりニヤケて小盃

納豆汁

○春しれず思ふは事の納豆汁

沢庵

○沢庵や波打ち寄せて島のかげ
○沢庵に大仏殿とわたしかな

蜜豆

○みつ豆の半透明や賽をふる
○みつ豆の僧や見惚れて帰るなり
○みつ豆の僧やたれかに見惚れたり
○みつ豆や絵馬に願いが叶う時
○みつ豆に可憐な花や咲いてをる
○あんみつの雨にぬれたる石碑かな
○みつ豆にみくじを引いて帰りけり
○みつ豆に大枝振りの古刹哉
○みつ豆に花も散るなり御朱印帳
○みつ豆や御朱印まつと書いてみる
○あんみつや主役あらそふこともなし
○みつ豆や部屋着の女おもひけり
○餡蜜の豆や昔の音ぞせり
○みつ豆の愛してやまぬ僧や去る
○みつ豆の僧去るあとの美しき

猿酒

○猿酒のしみじみとして伸ばす指
○猿酒やしつとり濡れて頬の紅
○猿酒やしつとり含み輪郭無
○猿酒に含む衣の開祖かな
○猿酒のふくむ木の実に泡の月
○猿酒や失念したり長き腕

蕗味噌

○蕗味噌をひとまづは置き思うかな
○蕗味噌や薄きガラスのみぞれ酒
○蕗味噌やとつくりの首いただきます
○蕗味噌やとくりの首をかたむけて

田楽

○田楽の虜になりし男かな
○田楽の徹底リサーチしています
○田楽や落ち着きのある腕時計

2023/01/19 09:15
コメント0

おでん

○おでん屋でながめてみたるほくろかな
○おでん屋に行きつけ女現れり
○おでん屋の行きつけ女ガード上
○おでん屋にひとりだがなと声やする
○おでん屋の風味の効いた素材かな
○おでん屋のグラスに湯気の夢心
○おでん屋のグラスに生きる白き山
○練り物の磯の旨みやおでんだね
○うす味にたまごもまるきおでんだね
○結ばれてたまごの白くおでんだね
○まつしろなたまごうれしきおでんだね

寄せ鍋

○寄鍋の葢に世情もあらぬけり
○寄鍋に世界の絶景さもみたり
○寄鍋の縁にこぼるる旨味かな
○寄鍋の縁にこぼるる築地かな
○寄鍋の縁にこぼるる豊洲かな
○寄鍋の縁にこぼるるよだれかな
○寄鍋の縁にこぼるる我慢汁
○寄鍋の青菜もみじも笑顔かな
○寄鍋の青菜もみじも海の船
○寄鍋の縁にこぼれり声や待つ

鯨鍋

○みずみずし水菜を挙げて鯨鍋
○仙台の冷えて寄るかと鯨鍋
○仙台の冷えて寄るかと鯨鍋
○仙台の冷えて寄ろかと鯨鍋
○さっぱりと水菜もうまし鯨鍋

牡丹鍋

○しっかりと脂ののった牡丹鍋

猪鍋

○猪鍋やむかしは帰る力なり

鍋焼

○鍋焼きになにを乗せれば正統派
○鍋焼きや海老に天ぷらもう死ぬわ

鋤焼

○すき焼きやひとり笑がとまらない
○すき焼きや白き辺りが踊りだす

牡蠣鍋

○牡蠣鍋や泡がひだつる身を正す
○牡蠣鍋にとくりのような女かな
○牡蠣鍋の脇にみそ焼き太ります
○牡蠣鍋や泡が御身を袖の中

鱈鍋

○鱈鍋の精巣深く身に落ちる

湯豆腐

○湯豆腐の塵ひとつなき雪の夜
○湯豆腐の塵ひとつなき冬の夜
○湯豆腐の塵ひとつなき贅の宴

新茶

○手に包む霧に角なき新茶かな
○諸国より聞いた新茶の味所

古茶

○落ち着いて古茶で道さす二人かな

茶摘

○あまつさえ聞こえてくるや茶摘唄
○昔語り聞こゆる靄の茶摘唄
○名産の夜も聞きたや茶摘唄
○産業の音も好まし茶摘唄

猿酒

◯猿酒に語り尽くせぬ光かな

捕鯨

○燃料を逃れて月や捕鯨船

梅干

○梅干や春日の鹿にさもあらん
○梅干や潮ゆく瀬戸の耶蘇仏
○梅干や母が一番いいといふ
○梅干や常の暮らしの線の上
○梅を干す鎌倉屋敷太刀の陰

新米

◯今年米ふるまふ神のお陰かな

餡蜜

○あんみつや母に内緒でたべたもの
○あんみつや連なるほどの芝居小屋

水羊羮

○水羊羹帯にゆかしき人や影
○水羊羹親き町に人や無く
○水羊羹菩薩ほほ笑む水や玉
○水羊羹柳通りの昭和かな
○水羊羹孫娘かな地蔵尊
○水羊羹ハイヤー降りて老夫婦
○頷けり大人しやかや水羊羹
○水羊羹仲良き声の消えにけり

白玉

○白玉や月のはなれてなかりけり

豆飯

○豆飯や駱駝を降りて都塔
○豆飯やアラビア文字の青い風

心太

○清廉の光の渦や心太
○天青く心太なり日の当たる

煮凝り

○煮凝に郷土の味をせしめたり
○煮凝や匙にまばゆい今朝の春
○煮凝や匙にまばゆい今朝なごり
○煮凝や日は春のよに人きゆる
○煮凝の来る日も遠きおもいかな
○煮凝や来る日も遠き鍋のもの


2023/01/19 09:14
コメント0

焼酎

○ポテサラとモツ煮と告げて芋焼酎

夏料理

○一皿に島盛り合わす夏料理
○二階よりすべて目につく夏料理
○目の奥に景色広がる夏料理

蜜豆

○蜜豆や角に悲しき空の色

氷菓

○アイスクリームを奥で転がす悪女かな
○アイスクリーム母がお出かけしてるとき
○アイスクリーム母がお出かけしてる夜
○アイスクリーム彼と始発を待つ夜かな
○喧嘩して涙の後のアイスクリーム
○月替りアイスクリームの気分かな
○求めてる苦いコーヒーアイスクリーム
○冷たさの中に溶けゆくアイスクリーム
○真夜中の勇気となるやアイスクリーム
○はじめてのアイスみたいなプロポーズ
○アイスクリーム持つて二人で帰りけり
○尖らせつアイスクリームやとけてゆく
○なめてをるアイスクリームや感じてる
○告白にアイスクリームを見る目かな
○独身のアイスクリームや寝てる人
○寝る人のアイスクリームや手に入れる
○プライドやアイスクリームは過去の恋
○プライドやアイスクリームは過去の人
○付き合ってアイスクリームやあせらずに
○待ち合わせ渋谷と言えずアイスクリーム
○離婚してその日にたべたアイスクリーム
○誕生日滲んでゆくやアイスクリーム
○気が強く気を許すのはアイスクリーム
○やさしいの神様といいアイスクリーム
○手荷物や寄り添いたべたアイスクリーム
○セックスはたった一度のアイスクリーム
○アイスクリーム雲の間に挟まれり
○アイスクリーム長き睫毛の女の子
○アイスクリーム受けて電車の流れ行く
○月替りアイスクリームやひとりでも
○シロップやアイスキャンディ弾けたり
○突き刺さるバーにポップな氷菓子
○風味ごとアイスキャンディ懐かしき
○放牧のとけて広がるソフトクリーム

氷水

○氷店棺は行きぬ風見鶏
○氷店のせて緑の昼下り
○夏氷ひと匙ごとに思い出す

白玉

○白玉の悪疫を消す白さかな
○いっそ白玉に風となるわが身かな
○白玉や恋に大路を語るなかれ
○白玉や小高き山にひと休み
○白玉の乗せてや白の品のよさ
○白玉のくずれて白の冷たかな
○白玉やほのかに甘く恋すなり

ビール

○仕事終へ注ぐビールや銀座線
○少しづつくちびるのせてビールかな
○生ビール懐かしきかなハラペーニョ
○生ビール一口入れて餃子かな
○美しや餃子の焼きに酌む麦酒
◯生ビール空けて中華の青味かな
○ビール酌みおまかせたるや小料理屋
○生ビール餃子の角も立ちにけり
○とりあえず隣の男生ビール
○生ビール都会のビルに映りこみ
○咽に落つビール隣に飲みながら
○かわいらしグラスにころぶビールかな
○参道にビールの見えて小料理屋
○美女たちのビールの声やガラス越し
○駅近にさくりと飲んで生ビール
○生ビール知的な顔や伏し目がち

蜜豆

○蜜豆や何度も版をかさね摺る
○蜜豆や沖波裏の青のなか
○蜜豆や曲亭馬琴町の中
○蜜豆や端正にして涼もあり
○蜜豆よ端正にしてかがやける
○端正に蜜豆となる寒天よ
○蜜豆の端正となる四角かな
○寒天や端正なりし夏の涼

ゼリー

○オリーブの硝子の海のゼリーかな
○ゼリーそぐ匙に秘密のビーチかな

アイスクリーム

○美しき髪に声かくアイスクリーム

サイダー

○サイダーのグラスの粒や上りけり

ラムネ

○波音も進化してゆくラムネかな
○崎に立つラムネも髪も乳母車
○少年の尻ならべたるラムネかな

夏料理

○差別なく会話もしつつ夏料理

豆飯

○豆飯や陸上の人走りけり

筍飯

○あらためて女優の炊いた筍飯



○俳優や粽をめくり文芸書

梅酒

○梅酒ゆえタイトルもなく硝子瓶

白玉

○白玉や大観の絵に浮かびをり
○白玉や信憑性のガラス窓

氷菓

○焼物や景色のちがうアイスクリーム
○陶芸を体験したりアイスクリーム
○アイスクリーム母が教えてくれたこと
○ジェラートや唇にふれ笑いけり
○ソフトクリーム23区の故郷かな
○アイスクリーム自転車とめて休みをり
○三つゆびにソフトクリーム浮かびをり

冷し中華

○あすや昼冷し中華と思うべし

冷索麺

○冷索麺郷里の川もうつりけり
○冷索麺女子大生の家泊る
○冷索麺風のごとくに吸ふごとく

心太

○心太二層の雲のごとくなり


苺ミルク

○かわいらしふたりは苺ミルクかな
○苺ミルクあくまで魔法の忘れ物

苺ミルク

◯苺ミルク女神の落ちて甘いもの
◯ゆれてをり落ちて女神の苺ミルク
◯苺ミルク幼き恋に似たるかな
◯別れたる大好きだつた苺ミルク
◯潰したり苺ミルクといふものは
◯甘えてる大の大人や苺ミルク
◯スイーツは苺ミルクという子かな
◯好きな人苺ミルクを口にする

ビール

◯変わり行く時代の町で生ビール
◯瓶ビール泡に時代や中にいる

ビール、麦酒

○華かさとじ込めたるはビールかな
○華かをとじ込めかほるビールかな
○東京を誘ってみたいビールかな
○唇のポーズにさらにビールかな
○東京の帰りたくないビールかな
○一目みてふたくちいけるビールかな
○大きめのピアスを隠すビールかな
○ビール手に品定めする伏目かな
○地ビールや掻きあげられて耳飾り
○肉厚の舌に重ねるビールかな
○一日の宝石水や生ビール
○泡に閉づ裏に古代の麦酒かな

心太

○心太富士の女神をすすりけり

風車

◯豆菓子を口に放たる風車

壺焼

○壺焼や戸板の掛けて乳白し
○浜小屋に皆語らひて壺焼まつ
○壺焼や松に戸板の間より
○壺焼や初伊勢にして松の風
○壺焼の松に風あり伊勢の浜

ゼリー

○飴色の水差しの海ゼリー食ぶ
○匙の上ブルーの海やゼリー失せ
○海風のその一時のゼリーかな
○海風の夕暮れ紅きゼリーかな

冷奴

○冷奴独演会をうならせる

心太

○山水やゆるり流して心太

蜜豆

○蜜豆やアップデートをしたりけり

水羊羹

○石の庭たずねて歩く水羊羹
○ラジカセや音やわらかく水羊羹

葛切

○葛切の午後も静かや絡みけり

葛桜

○宵にゆく一つ残りし葛饅頭
○うりざねや絵師も慎む葛饅頭

冷蔵庫

○最高のホップの眠る冷蔵庫
○親子して鼠でござるぞ冷蔵庫
○能弁に母にねだるや冷蔵庫

氷水

○富士山や感嘆したり夏氷
○どこまでも程よく甘き夏氷

氷菓

○アイスクリーム都市の記憶や待たせたり

田楽

○田楽や流儀は何といふなかれ

桜漬

○桜湯のひらく湯呑みや変わり蕎麦

鶯餅

○新しき眼鏡や鶯餅を見ゆ

桜餅

○桜餅花も流るる隅田川

2023/01/19 09:09
コメント0

氷水

○はじまりやあずき衣の氷水
○風とおる日本の郷や氷水
○お座敷の匙深緑かき氷
○てつぺんのミルク麗し氷水
○葉の上の水玉ゆかし氷水
○純粋に頬をゆるませ氷水
○癖のある店主輝くかき氷
○瞳よりほのかにぬくし氷水
○紫の赤や溶けかけ氷水
○多彩なる味の決め手やかき氷
○緑立つ小径のごときかき氷

氷菓

○牛の乳大躍進のソフトクリーム
○上質な乳房の深きソフトクリーム
○丁寧な街を暮らしてソフトクリーム
○荒川を芭蕉稲荷やソフトクリーム
○両川をもりもりあがるソフトクリーム
○赤子抱きソフトクリームや突起食む
○空港や直行便でソフトクリーム
○昇龍のカカオ称してソフトクリーム
○エメラルドブルーの映す氷菓かな

かちわり

○かちわりやベースボールの風遠し
○かちわりやベースボールの空近し
○かちわりや家に野球部マネージャー
○かちわりや音届きたるユニホーム
○人満ちてかちわり落とす息子かな
○かちわりや東北遠し優勝旗

新緑

○新緑や陽光のもと三国志
○新緑に物のながれや飾り窓
○新緑や茶器うつくしき四合院

氷水

○あのひとに会うためだけの氷水
○憧れの人も近くやかき氷

冷し中華

○あすや昼冷し中華と思うべし

冷索麺

○冷索麺郷里の川もうつりけり
○冷索麺女子大生の家泊る
○冷索麺風のごとくに吸ふごとく


2023/01/19 09:07
コメント0

ゼリー

○飴色の水差しの海ゼリー食ぶ
○匙の上ブルーの海やゼリー失せ
○海風のその一時のゼリーかな
○海風の夕暮れ紅きゼリーかな

心太

○山水やゆるり流して心太

おでん

○色白のママの長箸おでん食ぶ

草餅

○草餅や閉店したりジャズ喫茶
○草餅や犬の綱引くケースごと
○草餅や猫三匹の丸くなり
○草餅や店に光の集めけり
○草餅や北に暖簾の四代目
○草餅や代々けむる餅つき機



○蜜蜂のアイデンティティーや通の旅
○蜜蜂や紅茶の色を尋ねたり
○蜜蜂や紅茶と割りしアイスティー
○蜜蜂やお試しサイズの如くなり
○蜜蜂や自家製の菓子豊かなり
○蜜蜂や勲章さえも辞退せり
○蜜蜂や紅茶にふたり語らいぬ
○蜜蜂やカフェに語らふ過ごし方
○蜜蜂や伝統的なシルエット
○蜜蜂や上品でかつ然り気無き
○蜜蜂や彫金の打つ音の空
○蜜蜂や消えて久しき造園家
○蜜蜂の空庭園となりにけり
○蜜蜂にやたら親しき彫金家

桜鍋

○桜鍋ふぐりに効くかためし食ひ

成吉思汗鍋

○声色や礎熱き成吉思汗
○蒼茫と鉄鍋にして成吉思汗
○成吉思汗鍋に今宵の予報する
○成吉思汗鍋にそもそも酒の声
○成吉思汗鍋にせわしき酒や合ふ
○成吉思汗鍋に青漢紳士酒

石狩鍋

○鮭鍋や民芸の熊たまわれり
○缶詰の工場黒き石狩鍋

猪鍋

○司る石もころげて牡丹鍋
○愛宕社のつがふ心やぼたん鍋
○純白のつかえまつるやぼたん鍋
○猪鍋や胃の腑に落つる愛宕山

熱燗

○熱燗や日本楽しむことにあり
○熱燗やまた友の来て赤穂の士

蕎麦掻

○蕎麦掻の庵に訪ねる宿りかな

夜鷹蕎麦

○ひよんなこと幼馴染むや夜鷹そば

夜啼きうどん

○何人やを夜啼きうどんとなりにけり
○夜啼きうどん浪花の月のたたづまい
○太閤や夜啼きうどんに東人

釜揚饂飩

○老いた日の夫婦釜揚うどんかな

納豆

○納豆をまわす男や鳶の声

鯛焼

○鯛焼や耳の如くに愛おしき


2023/01/19 09:05
コメント0

酢茎

○神官の少し遅れて酢茎かな

千枚漬

○御所みゆる千枚漬や淡泊味

数の子

○数の子やしつかりとして花の春

田作り

○田作りや豆にとなりの小勢ぶり

雑煮

○煮て餅のすまして君の雑煮かな
○好みならすまし汁のみ雑煮餅
○雑煮餅君の実家でよしといふ
○祖母方の系譜となりし雑煮餅

草餅

○草餅の草もつきたり御本尊

どぜう鍋

○神田よりやぶさかでなきどぜう鍋
○律儀なる男もてなすどぜう鍋
○ぼんやりと湯の中の顔どぜう鍋
○半べそのすがた形やどぜう汁
○よんどころなき事も踏まえてどぜう鍋

心太

○白砂に足さらさらと心太
○口八丁手八丁なり心太

葛餅

○葛餅や水に流して病気平癒
○葛餅や口のあたりも軽くうそ
○葛餅の口を開けたり太鼓橋

葛切

○葛切や正午はさみて街の陰

氷菓

○離婚して残しておいたアイスクリーム

蜜豆

○蜜豆や少し輝く肌の色
○蜜豆や文学館の水のかげ

氷菓

○清涼の空色ちかし氷菓かな
○空色の肌清涼やアイスの棒
○こつくりと夜はドキドキソフトクリーム
○サンデーやこぼるるほどに飛びだせり
○サンデーや笑顔こぼるるインパクト
○サンデーや笑顔こぼるるNY
○サンデーやこぼれ受けたる匙三つ
○サンデーの匙をかさねた着物かな
○サンデーや戦争のなき仲間たち
○サンデーや婚姻まえの着物柄
○絶妙な脚のラインやソフトクリーム
○飯事のメニューのごときソフトクリーム
○親友は君のとりこやソフトクリーム
○タキシード脱いだごとくやソフトクリーム
○濃厚な襞にふれたりソフトクリーム

氷菓

○ゼラートや綺麗なわたし搾りたて
○サンデーやパンダの如く成長中
○ゼラートの匙たて歩幅ひろからず
○ゼラートや海岸線もありそうな
○ゼラートや鎌倉駅を陰もあり
○ゼラートや新しき靴軽きけり
○サンデーの船に乗るなり純喫茶
○サンデーの器の上や花やしき
○サンデーと乃木坂コラボ七福神
○サンデーの波掻き分けて映すのみ
○サンデーや後ろ姿の女の子
○サンデーの小道の奥や青い鳥

夏料理

○価値観の豊富にならぶ夏料理
○命断つ画家の好みし夏料理
○削がれたる有機野菜や夏料理
○素揚げして手がけるものや夏料理
○横顔やいまあるものを夏料理


2023/01/19 09:04
コメント1

ビール

○乾杯を五輪のごときビールかな
夏料理

○ハワイより届く画像や夏料理
○サーフィンの板かけられて夏料理
○引きあげて朝の野菜や夏料理
○邸宅のとなりの庭や夏料理
○いろいろと気兼ねもなくて夏料理
○ココナツや帰国後にする夏料理
○ココナツを自給自足や夏料理
○ココナツを匙にカレーや夏料理
○環境も大気汚染も夏料理
○糠床も海辺のごとき夏料理
○妹や姉は料理家夏料理
○非農家の店主つなぐや夏料理

ラムネ

○サイダーの瓶やもてなす盆さやか

蕨餅

○うつすらとかかる山なり蕨餅
○古道具市や佛のわらび餅

氷菓

○限定のアイスキャンディ詩のごとく
○釣もまた漁もしばしばアイスクリーム
○仏教の花も咲くなりアイスクリーム
○東雲の始発駅なりアイスクリーム
○野鳥きく声をたよりにアイスクリーム

ゼリー

○やんごとなき空の果汁やゼリー食ぶ

柏餅

○いにしへの近江の海や柏餅
○あつぱれとしたためたるや柏餅
○あつぱれの大将軍や柏餅

葛桜

○葛桜ひとり泊りの大鳥居
○稜線の耳たぶ愛す葛桜



○粽結ふ仲むつまじき姉夫婦

氷菓

○国道の体やさしきソフトクリーム

ホップ

○天上に梯子掛けたりホップ摘
○花ホップ人生最高の高さかな
○人生のよき高みよりホップ摘
○そそがれし金の医療所ホップかな
○空や風かるくへだててホップ畑
○大空に高くホップのかほりけり
○大空を清浄したりホップ畑

氷菓

○ゼラートや器の中の情報戦
○立ち枯れの野付いづれやソフトクリーム
ビール

○屋上の気泡夜景と生ビール
○おいしいをドラマテツクといふビール
○東京やクラフトビール立ちにけり
○港区にクラフトビール映りけり
○東京にクラフトビールの最上階
○東京にクラフトビール二塔あり
○濃色の強きビールとしたいこと
○各国の香りゆたかなビール哉
○一口も気軽につどう外ビール
○映りこむ泡や都会の生ビール
○金泡にいこふビールの昼下がり
○狙い目は波打ち際のビールかな
○ソーセージ黒くなりけり生ビール
○カッティング利いて胸元生ビール
○日常に泡をのせたる生ビール

氷菓

○アメリカをとびたしたるやアイスクリーム
○あれよあれよソフトクリームうすみどり

2023/01/19 09:04
コメント0

梅酒

○梅酒あけ未練の色となりにけり
○親友とふたりばかりの梅酒かな
○化猫の番もわすれし梅酒かな
○化けるまで雨の降りたる梅酒かな
○ある家に封の切らずの梅酒かな
○一時代終わりし頃の梅酒かな

ゼリー

○美しき生花にコーヒーゼリーかな
○なにごとも忘れコーヒーゼリーかな
○青春にコーヒーゼリーや中央線
○エプロンにコーヒーゼリーや受け継がれ
○立ち止まるコーヒーゼリーやほのかな香

アイスコーヒー

○アイス紅茶嗜みてまた仕事なり
○駅前のビルやモダンなアイス紅茶
○あこがれのアイスコーヒーパリジェンヌ
○レイコーやアイスコーヒー昭和一つ

冷酒

○縄文の土の象や冷し酒
○盃や富士に曇らぬ冷し酒
○形状を口のあたりや冷し酒

○冷酒に店主きわだつ低脂肪

ソーダ水

○日韓の船舶講座コーラ水
○空港の雲はなれたりコーラ水

茹小豆

○煮小豆のシュガーロードや一輪挿し
○煮小豆や崩れもせずに匙の底

蜜豆

○蜜豆や賽目ゆかりの手水鉢

白玉

○白玉や普段使いのぽち袋
○白玉や鼻緒暮らせし日用品
○白玉や神落としたり八社めぐり

バナナ

○バナナふとキャプテンキッドの宝島
○島バナナ股にかけたり宝島
○大切な箱入り息子島バナナ
○標高やロマン生み出す島バナナ
○三尺の月の光のバナナかな

甘黍

○さとうきび奄美諸島の黒うさぎ
○さとうきび揺りかごとなり奄美諸島

どぜう鍋

○どぜうなべ浅くひろくも人情味
○どぜうなべ人情も開き持ち帰り
○人情や座敷一枚どぜうなべ
○人情をのせて駒形どぜう鍋

甘黍

○さとうきび下には南十字星
○その下に名前刻まれさとうきび
○いにしえの風奏でたるさとうきび
○日帰りもよしや一日さとうきび


2023/01/19 09:03
コメント0







性別
男 
女 姓・名は最大8文字
詳細診断


大石暁仁の診断結果

天格(祖運)は8画で『吉』
『勤勉 努力 成功』
天格(祖運)とは、祖先から受け継いだ苗字ですので自分の力が及びません。家柄を象徴します。一般的に晩年になるほど影響力を強めるとされています。
人格(主運)は17画で『吉』
『積極性 地位 財産』
人気運が人生を後押しする
困難が立ちはだかっても、それを自力で乗り越え、人生を切り開いていきます。
人あたりはソフトですが、負けず嫌いなところがあり、意志が強く、積極的で行動力があります。チャレンジ精神に富み、初志を貫徹します。経営能力にも長け、チャンスを確実にものにし、実力を発揮していきますが、人の意見を聞かず自分の意志を貫き通すところがあり、言葉もストレート過ぎるため、味方の数だけ敵を作ります。謙虚さを持てば大いに発展するでしょう。
人格(主運)とは、人物の内面をあらわし、家庭・仕事・結婚運、中年期の運勢に影響を与えます。具体的には、人格が吉数であれば性格面で良い影響(物事を前向きに考える、積極的に活動できる、自信にあふれる等)が現れ、逆に凶数であれば悪い影響(物事を悪く捉える、自信を喪失しやすい、他人を妬みがち等)が現れます。
地格(初運)は16画で『大吉』
『人望 逆転成功 大成』
大器で幸せをつかむ人
人を引きつけることの出来る魅力的な人です。平凡な人には興味を示さず、非凡な才能を持った人や実力者などとの交際を通して、何かを吸収し、自分にプラスとなるような生き方をするなど意外に戦略家の一面もあるでしょう。
幼少期はおっとりした印象ですが、その頃から気配り上図な面があり、周囲を楽しませ、年上からは可愛がられ、友達からの人気もあります。また、行動力があるので、自然とみんなから頼りにされるでしょう。ただ、貯金は苦手なタイプで、お金の使い方は少々荒いようです。
地格(初運)とは、一字名でもその人の性格をあらわします。幼少期の運勢を表し、その人の成長過程に強い影響を与えるため、「性格」、「才能」、「金運」、「適職」、「性的傾向」に関与します。吉数であれば、他人から良い目で見られ、社交性に富む。逆に凶数であれば、他人から良い印象を受けません。
外格(助運)は7画で『吉』
『強い意志 独立心』
人生負け知らずの強い人
強引で協調性に欠ける面があります。サラリーマンよりは独立開業向きでしょう。
協調精神に乏しいところがあり、人との衝突が多く、友人はあまり多くはありませんが、一度親しくなると長く付き合いを保つことができ、好きな人には徹底的に尽くすタイプです。周囲の人の意見に耳を傾けることで、対人関係も円滑に。
外格(助運)とは、家族や職場などの外因的要素、対人関係・社会的環境一般の運勢。 人生は人間関係によって決まるといっても過言ではありません。他の数が吉数でも外格が凶数であれば人間関係に恵まれず、人生の実りを大きく損ねる可能性があるので注意する必要があります。逆に吉数であればよき友人・よき配偶者・よき上司・よき先輩等に恵まれます。
総格(総運)は24画で『大吉』
『柔軟性 順調 家庭運』
すべてに恵まれた大吉数
晩年は安泰。使い切れないほどの知的・経済的財産を築き上げる事も可能です。
苦労があったとしても周囲の協力の下、自分のペースで成果を積み重ねていきます。人望があるので、成功してもねたまれません。持って生まれた運の良さに甘えることなく、目先のことにとらわれず、将来のビジョンを持って努力と周囲への感謝の気持ちを忘れなければ生涯安泰です。家庭運、子供運もよく晩年は豊かでしょう。
総格(総運)とは、人生を歩むにつれて色濃くでてくるといわれ、晩年期に大きく影響を及ぼします。


三才配置は『金⇒金⇒土』で『吉』
感情の抑制が幸運の鍵に。
才能も援助もあるので、成功は約束されたようなもの。しかし、すぐに結果が出ないとイライラし、すべてを壊してしまう面には注意が必要です。 
あなたと相性の良い相手は地格の五行が「土・金・火」の人です。
また、それぞれの五行をみたときに以下のような傾向があります。
天格が「金」の人は「スポーツマンタイプ」
人格が「金」の人は「自己主張が強く、頑固な人」
地格が「土」の人は「真面目かロマンチスト」
五行・三才配置について
陰陽配列は「陽陽陰陰」
陰陽配列は、並び・つながり共に「バランスの悪い配列」となっています。

2023/01/19 09:03
コメント0




お時間があったので姓名判断をしてみました

どのサイトでやったのか覚えてませんが
無料だったのは覚えてます

本当にゴメンナサイ
↑↑↑↑
大石暁仁



知能型←?
陽気
気分屋
ムラッ気
頭領運特別吉運数

女性問題生じやすい

エッ(´△`:)ワラ

短命
孤独
精力絶倫←人並みだと思いますよ

最悪凶運
占いを信じない←そんなコトないよー

野性的←前世はティラノサウルスで来世はシロクマ(前世占)

我が強く一生平安なし
エッ(´△`:)
好き嫌いが激しく
強情ガンコで協調性に欠けるww
ガマン強い←意外と
強情w←二回目ww

男性に嫌われる←ww

エッ(´△`:)

孤独
孤立
ジリ貧←ww

味方にすると頼もしいが敵にすると最高に嫌なヤツw

wwww

しかし手相は両手マスカケ←
↑↑↑↑
自称手相好きな女子が
頼んでもいないのに
乳房を見せながら鑑定してくれました

助けてラッキーマン

とてもお時間があまっていたので
松本さんとMくん(マッサン)
お二人の姓名判断をしてあげました

松本さん
↓↓↓
頭脳明晰←?
最高無比の大吉運w
働き者←wwwwwwwwwwwwww

コノ方働いてませんよ

ラッキーな人生←いた!ラッキーマンw

芸能人向き

知謀抜群←○



愛犬松本四郎、イラストはあきひと犬

ジロー←最高の名前
両親に感謝すべしw

生命力旺盛w
しかし、
結婚運悪く後家になる
↑↑↑
以前、お寺のお掃除の
アルバイトをしていた大石染卵は
外にある女子トイレで後家の方の
いいからいいからという
寛大なお心に誘われて
御小水するお後家の方とお話しながら
舐めるように便器を磨いたことがありますよ

ゴメンナサイ


マッサン
↑↑↑
ほぼ松本さんと同じ
最高無比の大吉運

頭脳明晰
数字に強く
富に縁深い←イヤミ?w

しかし、
ラッキーな人生ではないww

なんかお二人の鑑定に比べて
大石染卵の言われようw

助けてラッキーマンw

            ワラ


なに、占いまでが大石を長めに書きたくて仕方ない

強運

       イイカモー

                ★いいから笑

(:comment:0 




* ← top → #


-エムブロ-

2023/01/19 09:03
コメント0



○生チョコのアイスのごとく勧めたい恋するじかんを味わうひととき

○向かいではチョコのソフトに舌を出すもうたまらないこれが恋する

○チョコふたりバニラふたりのチョコソフト爪はピンクの挑発負けない

○薬膳のきのこスープをのむおんなピラティスかヨガわたし水炊き

○大石の彼女のしっぽが出て来ないわたし猫なのニャンとかしないと

○なかなかに彼女のしっぽが出て来ないわたし猫なのニャンとかしないと

○ドーナツの穴に聞けなき恋のことチョコになんだかどちらを選ぶ

○ドーナツの穴は地球の大きさよあなたが決めるのこれからのこと

○ハニートーストというアルバムを少しめくって頬に手を添ふ

○別れたる人は大学四年生注文したのコーヒーゼリー

○コーヒーと彼のたのんだアップルパイ文学の坂けふのぼりけり

○私たちトーストしたりパンのようたまにかまってバター乗せてね

○お互いをのぞいて見てるチョココロネいま食べないの春にゆられて

○ケンカしてふたりならんでカンパーニュ君買われるのこの春ひとり

○武骨なるパンの季節のうまそうなイケメン君とふぞろいの君

○胃袋の女王に届くこだわりの君やじかんの声と聞くなり

○自家製の青い器の上のカフェ春ふんわりと君アイブロウ



2023/01/19 09:02
コメント0



○ハロウィンの菓子待ち灯すランタンに月給取りの父待つ娘
----- Original Message -----



11:03
○ハロウィンの街のやさしく蜜柑の色匂う夕陽に赤トンボ飛んだ

○ハロウィンの街のやさしく蜜柑いろ月給取りの父駅にをり

○仮装して父待つ駅の蜜柑色昇る階段荷物の増える

11:04(これはきょう)

★メッセージヒマなとき軽く更新(age嬢/ホスト)
https://icecreamicecream69.seesaa.net/?from_sp/

【マイケル若水のblog】

○鎌倉の駅のホームの青き海わすれてもよき心地よき風

★大石短歌會

○百点や九十くらいは取れるけど億万一点なかなか取れない

○受け取った言葉なんてどうでもよくわたしはけふもメイクをしている




○ゆび元の恋も重さも月の下そういえばけふアイコンかえたの

○今どきの彼女のように繋がりてときどきなにか不自由となる

○雨の日のだれも届かぬ傘をみて汚れたくちをすすぐ雨の夜

○雨音のリズムに愛のあればこそわたしの中の雨を知ってる

○春おはる恋はダリアの君に似し窓辺の雨にいまわかれ来て

○駅にまつあるのは空と夏草のたおれて雨のあとの知るらむ

○君とぼくアニメのやうな線を引く踏み切り海のふたり下車せり




○いまに散る人びとの染む山桜その幹ふとくひとりたたづむ

○空萌ゆる桜の道のこのごろの雪も桜も残るこのごろ

○その身をば武家の甍にあと少し契るは君の枝垂れ桜の

○風の吹く田畑の染むるエドヒガン君名の桜下に待たるる

○霞む日の花の色そむ山桜祠の他になんぞ語らづ

○せせらぐは桜並木のそのままの曲がる思いの向こう岸かな

○いにしえの春風さそふ山桜越ゆるも道の命なりけり

○下萌ゆる空に残るは雪の陰見渡す山の春は今より

○幾重にも桜の道の霞たる列車に君の姿はななく

○風つよく桜並木の霞たる花さそはれて君おぼろなり

○忘られぬ人の名前のさくらとは花はしらねど身にまとひけり

○君の見つ桜のおくの島々の戻る桜の大木の下

○馬も見ついまは根元のやはらかくゆく人の見つ大山桜

○やまの田のなにを思ふか山桜朝霧にたちその身うつして

○君のいぬ今年のけふのしだれたる桜の花の春をながめむ

○ちる春をただただ白き眸にて花のレールに君も霞て

○約束の武家に染むらん山桜かすみも春のきみをのこして

○石垣のさぼりて近し若楓すはれて雲に風となりまし

○青葉ゆく五月の風も六月の風もいつぞや秋もちかしか

○月かげて肺の病の辺に咲ける愛薔薇色の青銅となり

○ただ白く朝日にせまるつむ山の気圏の底に夕日澄み染む

○コンクリの五月の風の漂泊の病の空に胸痛みあり

○愛切の目に新しく身は遠くしづくの湖に郭公の鳴く

○痛みあり遠くわれより囀りの近くも空に郭公の声

○青春の小路の径の語り合い野ばらの花の道をまたゆく

○瞳には崩れる砂の白浜のいのちの沖に鳥騒ぎをり




○散る花の大きくゆるる雪山の笑いし君の姿なくとも

○花色の互いに春にほろびける想いもいまもかわらずに咲く

○東北のふりてつもれる冬月夜灯すあかりのレモン道なれ

○どこまでもつづく涙は月の山秋なれば君鹿のいふなき

○南国の浜に暮づむ防波堤われゆく道を眺む人など

○ちはやぶるわれを思いし伊勢のすぎて思ふはけさのもとの波かな

○洩る月を心の空ですくいあげ三十一文字の花で色つく

○さびしくもこころの月を空にして三十一文字を花と思えば




○さびしくも瞳の黒を空にして汲む星星のひとり春の日

○さびしくも瞳の奥を空にして汲む星星のひとり春の日

○寝て覚めて夢かうつつか君の涙磯にうちつく伊勢の波かな

○寝て覚めて夢かうつつかわが思ふ涙も月も伊勢の波かな

○寝て覚めて夢かうつつか伊勢の波こぼるる珠も月と見しかな

◯この空を書斎がわりにキスをして好きというには知っておきたい




◯一房のぶどうを受けてそよぐ風招待状は好みの香り

◯頭上には花に島ゆくはちみつの船に青さのわたしの自分

◯城壁と聞いた諸島に立つ広場あの日にもどすこの宝島

◯旅人の胸に輝くブローチがひまわりも咲き目を細めてる

◯夕立の賑わふ店をふりぬけて濡れてもほんとに夏をしている




◯みな悲しだれもが下のけふの雨ときどき恋にレモンを落とす

○あの夏の仕掛け花火もくちびるの形ことばも胸に残れる

◯彼のこと好きだったけど感覚の好きは黙って君を見ている

◯あなたものこれはわたしの目が覚めて恋して誰も悪くないのに

○夕顔の花にビキニの浜の風肩に背の向く隠す背の実の

○浜風の吹き抜く軒のしたの妻の抱え枕に開く夕顔

○手にとりし栞に残るのら猫の君待つ駅に芽吹くたらのめ

○白つめの君恋おもふ春の雲少し消えゆきいつ文の頃

◯風しげるそらに残せり雲はまたわれのこころの知らぬひとかな

◯つつましく箱根に咲けり梅の花その君もとに参りけるには

◯目のまへの川にかかりし人の世のながれの跡も夢のゆくへも

◯青葉ゆく光の渦もすみすみてほころぶ人の触れて花かな

◯朽ちて尚たづねる人の筆をおくうつろふ花の花をみるべく

◯朝鳥の声に旅立ひともいるきみはいづこの散る花のした

○よき歌は語りかけたる月のよにただひと足を照らすことのは

○行くひとも行かざるひともながむるは霞みたなびく初桜かな

○一年の中にこそあるこのイヤミちょうどいっぱいのカクテルグラス

○ローズマリー身は星空の海底の父故郷の青ゆられいく

◯おみくじが良くなかったとしても私の手の中の大吉

◯朝の林檎をむねの高さまであなたの恋は確かめてないけど

○十六才を抱きしめて青空電源をいれちょっぴり泣いて

◯ボーイフレンドと聞くたびに数少ない激しい夏にあなたがいる

◯髪の毛を切ってやっとインスタにいいねがついた甘い夜が好き

○泣いたよるキライキライといったでも好きだということ

○プレゼントは何もないけれど私の前を彼も歩いて行く

○いまのこと大好きなひとに大好きと二十二歳の水を汲む朝

○いまのこと大好きなひとにありがとうと二十二歳の水を汲む朝

○誕生日にケンカをしていた今年も彼は名古屋に来ない冬の日

○誕生日がつづく十二月春は恋を鏡に映った自分

○いいそびれたうちが東京に出てきた誕生日の空色のした

○いいそびれたうちが東京に出てきた誕生日に見た空色

○誕生日に小悪魔になりたくて寝て起きたらやっぱりダメだった朝

○君を呼ぶこの身は春のやうな冬の朝の誕生日

○十二月の誕生日冷たいケータイに好きだよの文字

○冬の朝の誕生日恋は春に寄りかかってみたいと思ったの

○雪の朝の誕生日恋した帰りやっぱりわたし好きだといおう

○ご機嫌斜めの君の誕生日彼がよんでる春雪のように

○好きだと言われるのはなんどでもいいエクレアを眺めながら待つ

○癒しがあるとすれば去年の夏も君はそんなことを言った

○挑戦していたキライといったあの夏も君の声好きだった

○夕方の鉄道ケーキつぶれちゃったけどあなたを見つけ走った

○発車音言いそびれたあの夏いつも立ち寄るカフェの前で

○三つ編みにした親友の手が彼の手ならいいと思った春の日

○照れていた彼の黒も青と白の風もあの夏がすべてだった

○息白くページをめくる頬に風やっぱり君を考えてしまう朝

○言葉では表せないこともあるでも愛してるが聞きたいの

○目玉焼きにクレソン苦かった珈琲の思い出


このあたりは20156?なにか挑戦してマッス^^

○器の向かうに君がいて手を伸ばすと涙が落ちる

○茶器を包んだ手に涙ポタポタまた君を思い偲ぶこの吹く風に

○紫の野に君をみたあの日から立ち止まりまた振り返りみる

○透過する涙の色はきつとあなたを抱きしめた時のガラスの光

○美術館の帰りの電車は夏風あの風景が君の声

○おねねと呼ぶ花落つ音の幾程かこの身の果てに思ふ花あり

○コタツを出したよるいつの間にかに寝ていたひみつの恋は朝の光

○親友が投げキッスをしたあの夏の海はきっとすべてが青色

○アイドルや女の子とやり取りする彼わたしは誕生日を迎える

○はちみつにパンケーキ親友が大阪に帰ったスポンジに負けない勇気



2023/01/19 09:02
コメント0

↑↑↑↑
切れ

○小麦のようにどこまでもつづく青太陽のように彼は立っていた

○アルルの空を絵画で知った彼はわたしを連れてタイムマシーン

○あの夏の心を満たす村で見た葡萄の瞳君酔いしれて

○心を満たす葡萄と君の瞳を見たあの夏のカフェテラス

◯二人で買った皿に乗っているオムレツの物語

○絵の具で線を書いた人はパステルカラーカフェの誘惑にケーキを取って

○絵の具で線を書いた人はパステルカラーカフェにまた待たされて

○好きだと言う人を抱きしめてそれはまるでキャラメルを包んだ

2023/01/17 15:20
コメント0

寒酒

○寒酒や長居は野暮と心得し
○そうもいかぬ付き合うほどに寒の酒

2022/12/31 06:58
コメント0

良いお年をー^^

2022/12/30 23:56
コメント0

海鼠

○世の中の意気がりを背に海鼠かな
○忘れたる恋に冷たき海鼠哉
○あざむきて海の王子の海鼠かな

寒蜆

○白砂に物脱ぎ捨てて寒蜆

海胆

○電磁波のムラサキウニや月に立つ



○酔ふほどに蛸や口より漏れでたる

牡蛎

○生牡蛎や肌のこぼれて服装師
○生牡蛎の胸元しろし四十路かな
○生牡蛎や襞のドレスに彼ふれる

寒鮃

○外海のここは最果て寒鮃



○本枯のひと削りして鰹船

秋刀魚

○口元の苦み処女のさんまかな
○細い秋刀魚ばかりの君逢ひし道



○御普請の新吉原も鰆かな

ずわい蟹

○山陰の化粧鏡やずわい蟹
○コロツケの脚つらぬいてずわい蟹



○亡き母や妻うつくしく蝦夷鮑



○黒鮪ミイラのごとく泳ぎけり
○おまかせを素朴なけしき鮪かな
○海流を具現化したる鮪哉

桜鯛

○端正の面はやして桜鯛
○桜鯛すてて帰るや許嫁

初鰹

○舌上にひと削りして初鰹



○松の重めくる暖簾のうなぎ哉
○料理屋の娘年ごろ鰻食ふ



○聖獣の勇魚なげだす天の森
○なげだした勇魚せいなる天のつの
○奥州に鯨跳ねたる平泉

海豚

○人数の限られてをる海豚かな
○尻の岡われ出港の海豚かな

ずわい蟹

○北陸の湯に癒されてずわい蟹
○湯あかりに甲乙つけづずわい蟹

桜鯛

○まな板に進路おふなり桜鯛

河豚

○愛嬌のふくと好みの末期かな

栄螺

○不登校生徒のごとく栄螺寝る

若布

○新若布男女や顔の照れかくし

海苔

○焼海苔の変換ただし光かな

海鞘

○塊りて介護保険のごとき海鞘

昆布

○万葉の黒髪の女や昆布狩
○鍵をして恋のうまみや昆布長し
○献上の昆布なによりも好ましき

秋刀魚

○宮古よりとどく秋刀魚や恋の歌
○大量の秋刀魚のあぶら綾里崎

螢烏賊

○まついかや流れて網を青白き

白子

○天上の風に吹かるる白子かな

初鰹

○胃袋に白浪たつや初松魚

鹿尾菜

○定食ののれんの浜やひじき狩

若布

○櫂こぎるゆらで小舟の若布かな
○青春の櫂うつくしくわかめ飯
○もの作る日本の朝やめかぶ汁
○叩きたる和布蕪の朝や工場群

保立貝

○やぼなこと聞かづ先ずくえほたて飯
○陸上の選手のごとき保立貝
○具合よき荒波くぐる保立貝

栄螺

○ほのぼのと肝の太さやさざえ飯
○戦争のごとく栄螺や膝を打つ
○戦せりごとく栄螺や膝を打つ



○蛤や一手一手の犬吠埼

桜蝦

○平和なり富士の噴火や桜蝦




○暁の鮪あかりやもたれ見る

白魚

○白魚や白神の水あつめけり
○白魚のすくふながれや白神山
○白神の主すり抜けり白魚漁

白魚

○白魚を女上手のゆうべかな

海蘊

○海人のうでのもずくやながれけり

飯蛸

○飯蛸に恋の仕掛けもなかりけり

鮟鱇

○鮟鱇に結納の儀を伝えけり
○政治家のごとく鮟鱇吊し切り



○はたはたや上目づかいに神の山
○はたはたや漕ぎ手も恋の鍋あらひ



○鄙びたる宿の自慢や鱈の汁
○大関のあらぶる海や鱈料理



○立山のなみだの如く鰤や氷見
○鰤網の声に横綱足むける



○真鰯や姿をかえてさつま揚



○銀色の面おどろきぬ鮭しぶき



○蛸むいて海ホルモンの噛むや月

海鞘

○海鞘の身の風塊や海の殻
○オレンジの乳房かくして真海鞘かな
○複雑な数式をしる海鞘の殻

岩牡蠣

○岩牡蠣や金づち叩く顕微鏡

田螺

○世捨てたる田螺に月の明かりかな



○むらさきのあかつきの鮎水まろし

落鮎

○落鮎や火ごとに群れて夜の闇



○流れゆくバナナの皮や鮎の留守
○萬葉のかほる姿や囮鮎



○集落のまな板上るさくら鱒



○那珂川や鮎邪魔せずに立ちこめる



○北限の猿やかがやく鮪崎
○氷水の鮪のこして恐山



○越中の国府飽かずや寒の鰤

栄螺

○南蛮の兜のごとき栄螺かな

桜鯛

○湯の浴びて一際の瀬や桜鯛

穴子

○真穴子やころものごときめしの上

赤貝

○赤貝や海の果実のうら若き

馬鹿貝

○馬鹿貝や愛嬌もあり舌をだす
○馬鹿貝や上総の波の渚ゆく

牡蠣

○むき牡蠣の腹にいそしむ手持感



○銀の背の岡にのぼれば伊豆の海



○全国の鮪よせたり恐山

太刀魚

○太刀魚や素朴な君を愛しけり

花烏賊

○花烏賊や夢にまことを差す赤酢



○あはれやな蟹のグローブ締まりけり

蝦蛄

○上品な采配に義や蝦蛄捧ぐ

河豚

○虎河豚の神やならまし豊後富士



○メドウサの美しきころ鱈白子



○ドローンの画素白長須鯨かな
○小鯨の都市あたらしき暮しかな

寒鯉

○寒鯉をすすめる佐久の男かな
○寒鯉や米沢の女性すすめ来る

寒鮒



○鍋底の蟹つきだして十勝川



○仇物の肝をひやすや鰻めし
○特上の芝居ひらくや鰻めし

落鮎

○落鮎や温故知新の水の中



○ふんわりと雲かはらずの鰻かな



○何事や鮭に味なし一大事

穴子

○唐物の朱やぬけだして穴子丼

秋鯖

○秋鯖や近江番所の目にとまる
○秋鯖や京の遠ても十八里
○秋鯖や足の速くて十八里
○秋鯖や京の包みの木版画

2022/12/30 23:50
コメント0

春の星

○春星のながれてゆくや水鏡



○凩の炒るものなにや音すなり

雲海

○雲海やなみ裏島の何やかも

青嵐

○青嵐に問いただすことなかりけり
○青嵐やもふあたらしき我のこと

五月雨

○退屈な音の窓辺や五月雨

秋の空

○耳の裏ものさびしくて秋の空

雪催

○乳癌にマスターの声雪催
○お土産の角のつぶれて雪催

梅雨

○下校時とどける梅雨をしのびけり

春の雨

○ビニールの透けて男女や春の雨
○綺麗事ほんのならべて春の雨

春の虹

○束の間を一歩またぎて春の虹



○奉還のゆるる心にあられ哉

虎が涙雨

○嘴を真直ぐに立て虎が雨

時雨

○春日野の鹿に宿かす夕しぐれ

秋風

○大和路や近江の人と秋の風



○降る雪や黒髪の切る人しづか



○木枯の大河の北は蝦夷地かな

北風

○北風や富士をみちびき反時計



○東北を過ぎし崩れて霰かな



○指のあな臥して雪ふる音もなく
○稚拙なる一句そえたる雪の奥

○舟につむ峯動かざる比良の雪



○大空の音やくまなく霜の朝
○神々の気息の月や霜の声

夕凪

○夕凪や夢一門の波の底
○夕凪や兵どもが夢の君
○夕凪や歯黒の君と参りける
○夕凪に歯黒の君や夢のあと

春の夕焼

○地上には春の夕焼毛越寺



○こけしこの形のちがいや雪の夜
○こけしこの雪や稲庭うどんとす
○こけしこや雪の寝あけぬ湯沢かな
○稲庭の雪にこけしこならびをり

雪華

○舟に抱かれ古河の名残の雪華かな
○利位の雪をうしろに顕微鏡
○天保の朝一巻に雪華かな



○一枚のゆきや完全予約制

春の雷

○春雷にうつ船の背や伊勢の海
○春雷に数珠もたしかに今宵かな

初雪

○初雪や貸してほしいと彼のこと

春の雨

○春雨や硝子の玉のやはらかし

初雪

○初雪や見知りの居なき月の穴
○初雪や居並ぶ面に白き穴
○新雪や弓刀に満つうす明かり

春日和

○竹林や人あらはれて春日和

春の日

○春の日やうまい菓子あり犬会議
○春の日や一言そへて菓子合戦

名月

○名月やのれん汝の金のこと

後の月

○落書きや女小便のちの月



○酒買ひに月に猫出や揚屋町

稲妻

○いなづまや夜のほのかに江戸の耳

寒波

○電線に漆たれけり大寒波



○降る雪や朝鮮に居る人のこと
○新潟の雪半島に降りにけり
○降る雪や今年の祝ひいたしましよ



○凩や憎しみをこむ石や飛ぶ

時雨

○翁病んで静かをぬらすしぐれかな



○雪踏むや明かりの中の土踏まず
○美しきあかつき厨ゆきの原

初雪

○初雪や笑いかえしてはにかみぬ
○初雪やわらいかえして一重なり

名月

○名月や南都北都の関還らず

春の風

○匿名に一首のこして春の風

春の雨

○平壌の傘落としけり春の雨
○代行にソウルまきこみ春の雨

冬の空

○韓国や一発あてて冬の空
○平壌の美しき君冬の空
○身心や大和の君に冬の空
○身心や大石くんに冬の空

夏の空

○読み書きをモスクの青に夏の空

春の雨

○すつぽんの語らぬものや春の雨

2022/12/30 23:50
コメント0

新年

○新年をわがものとする梢かな

初春

○初春やききしはじめの歌枕

正月

○正月やさかのぼりけり衣川

今年

○ささやかな五輪塔の今年かな


*新しい 古い#


■BACK NUMBER


■CATEGORY


■URL



-エムブロ-