自分の歩んで来た歴史が,交点を結ぶ瞬間が度々ありました.
『ハチミツとクローバー』や『黄色い涙』でお世話になったスタッフさんや監督さんと違う現場で出会うって素敵なことですね*^^*
当時のことが鮮明に甦ったり,色んな想いが込み上げたりしたのかなぁ.
翔くんの言葉で『Step and Go』のラップ部分
“
日々をこうして過ごす中に
灯りの様キラリ光るばかり
そう
いま僕らは交点を結び
それぞれの道へと進み
包み込む日々が輝き出すのは
時間(とき)がそれを彩り光るから
僕はそして交点の先へ…
いつかまたね交点の先で”
が浮かびました.
現場を,人を,作品を,とても大切にする人だから,こうして今に繋がって,懐かしむことができるのでしょうね*^^*
きっと今向き合っているお仕事も次に繋がっていくのでしょうね.
翔くんの言葉であの頃を思い出せるのは,翔くんの向き合う姿勢のお陰だと思っています.
次回から月に1度,15日の更新となったオトノハ.
vol.100まで続けてくれたこと,そしてこれからも続けてくれることに感謝しなくてはいけません.
2008年4月10日に更新されたvol.1を今改めて読むと,感じることが多いです.
継続は力なり.
まさにその言葉が似合う人だと思います.
そして,明日で震災から1年.
翔くんが女の子から聞いたように,今も家族を待っている人がいる,それが現実です.
1年経って何が変わったのでしょう?
1年経ったからといってそれは何の区切りでもなく,ただ我々が勝手に決めた節目でしかないと現実を突きつけられました.
あの日から動けずにいる人がたくさんいて,ずっと家族の帰りを待っている人がいる.
復興は急がなくてはいけませんが,前ばかりを見て置いてきてしまってはいないか,立ち止まって待つことも必要なのではないかとそんな風に思いました.
1人1人被害の状況も違い,徐々に復興にも差が出てきて,不安や焦燥感が今後さらに増していく中,どう向き合っていくか今一度考えなければならないと感じました.
そして,あの日から心配と応援をしている翔くんの姿も見続けてきました.
震災直後に出た『NEWS ZERO』で見た赤く腫れた目も,『嵐にしやがれ』で目に涙をいっぱい溜めて『果てない空』を歌ってくれた姿も,目に焼きついています.
『音楽のちから2012』で翔くんの目に涙が滲んでいたのも,女の子の言葉やその光景を思い出していたのかもしれません.
もどかしさや無力感もたくさん感じてきたと思いますが,その涙や想いに触れて,翔くんは伝えることの意味をより強く感じたのだと思います.
背負うにはあまりにも重くて辛くて苦しいですが,それでも翔くんは伝えなくてはいけないと使命感を抱いて向き合っています.
1人の日本人として,翔くんを好きになった1人として,その想いに応えられたら.
たくさんの想いと共に私は明日を迎えます.
震災のこととは話が変わりますが,翔くんが伝えようとしている戦争のことも,もしかしたら同じことが言えるのではないかと思っています.
本日3月10日は,東京大空襲のあった日.
翔くんが『NEWS ZERO』で,そしてオトノハで伝えてくれました.
それを覚えて,今日あの日に思いを馳せた人はいるのでしょうか.
今もいずれ遠い過去になります.
歴史の1ページにしてしまっていないか,今一度自分に問いたいです.
月日が経てば経つほど我々の意識が問われます.
3月11日を悲しむだけの日にしないためにも,“今まで”と“今”と“これから”と向き合い,見つめ続けていきます.
大切な命が失われた3月11日.
でも,この日に祝福されて生まれてきた命もある.
そのことを忘れないでほしい.
悲しいだけの日にはしたくないのです.
明日の『復興テレビ みんなのチカラ 3.11』で翔くんが伝えてくれる想いを,今を,受け止めたいです.