話題:写真。

アルバム:秋保ナイトミュージアム

日中、定義山と磊々峡を回ったが今回の一番の目的である、秋保天守閣自然公園のライトアップに行ってきた。
毎年、紅葉のライトアップは松島の円通院に行っていたのだが、来場者の増加と敷地の狭さによる混雑が年々酷くなっているのと、コロナの影響で中止になった事もあり、つい最近知った此方のライトアップに足を運んだ次第だ。

庭園はかなり広く、受付で渡されたマップによれば全周コースと半周コースの2つのコースがあり、半周コースでも周るのに20分は掛かるそうだ。
勿論、全周コースを散策した。

広い庭園内に見所は幾つもあったが強いて云えば山の中にある為、ライトアップされた崖や山に生える木々の光と影のコントラストが幻想的で、まるで異世界にでも来たかのような景色だった。
また園内は池が多く、あちらこちらで水鏡に映る紅葉を楽しめた。
明るい内に見れば膝までしかない浅い池だが、日が落ちライトアップにより映された紅葉を見ようと覗き込むと、真っ黒な水面が何処までも深く続いているように見え、吸い込まれてしまいそうな感覚に陥ってしまったが、水鏡の魅力はそんなところにあると思う。

因みに、秋保温泉の中にあるので本来であれば足湯に浸かりながら楽しめたのだが、コロナの影響で今年は無くなっていたのが少々残念だった。
その代わり、庭園の一部のエリアでしか行われていなかったライトアップが庭園全面になったそうだ。
タイミングが良いのか悪いのか分からない感じだったが、普段なかなか目にする事の出来ない光景を見れて本当に良かったと思う。

また訪れる機会があれば、その時こそは足湯を楽しみながら幻想的な景色を眺めたい。
コロナが少しでも早く終息するのを願うばかりだ。