話題:購入品
今履いている靴が大分草臥れてきたので新しい靴を買う為にASBee行ったのだが、見た瞬間に一目惚れして購入した。
EDWINのショートブーツだが防水設計に加えラバーグリップソールなので、来月行く北海道旅行でも活躍してくれるかもしれない。
2018-1-18 17:56
話題:今日見た夢
山道をドライブしていて谷に架かる橋を渡っていると、下を流れている川の上流から車が流されているのが見えた。
上流で洪水でもあったのだろうかと思い、橋の下を覗き込んだが川の流れは穏やかで、よく見れば他にも川底に沈んでいたり、岸に引っ掛かっている車が見えたので恐らく、そうした車の一台が何かの弾みで流されたのだろうと結論付けた。
そう云えば大分前に、この先にあった小さな町を一つ流してしまう程の洪水があった。
その時に流された車がまだああやって下流に残っていたのだろう。
そう一人で納得すると私は再び先を目指した。
暫く走っていくと拓けた場所があった。
山の一部を切り開いたらしい其処は赤茶色の土が剥き出しになっていたが、駐車場として利用されているのか多くの車が止まっている。
駐車場の先は切り立った崖になっていて、其処から周囲を山々に囲まれた赤茶色の土地がよく見えた。
近くにある看板を見ると、どうやら彼処が洪水で流されてしまった町の跡地のようだ。
辺りを散策していると五階建て程のビルを見付けた。
ビルといっても小さなものだが次々と中へ人が入っていくので、何だろうかと私も入る事にした。
どうやらこのビルは流されてしまった町の記憶が風化してしまわないようにと建てられたらしく、町の歴史や町の伝統、特産物を展示した資料館のようなものらしい。
最上階は展望台になっており、町全体を見下ろす事が出来るようだ。
何となく最上階へ行くと疎らではあるが人が居り、町の跡地を見下ろしては感慨深い表情をしていたり、見晴らしが良いので遠くの景色を眺めていたりと思い思いに過ごしていた。
ただ、他に何もする事が無いので滞在時間はそれぞれ短く、人の出入りは激しいようだ。
私も例には漏れず、ぐるりと景色を眺めると帰ろうと展望台を出た。
階段を降りていると途中の階が何故だか騒がしい。
どうしたのかと駆け降りると、四階の踊り場で何人かの客が騒いでいる。
どうしたのかと訊ねると、踊り場にあるフロアへと繋がっているドアの隙間から水が染み出しているらしい。
目をやると、其処は確かに濡れている。
しかも、耳を澄ましてみればザァザァと水の流れる音がした。漏水か?
そんな事を口々に云っていると、その場に居た一人がドアを開けようとドアノブに手を伸ばす。
何となく嫌な予感がし、止めようとしたが間に合わなかった。
ドアノブを回す音がしたと同時に一瞬、ドアが膨らんだかと思うと大量の水が噴き出し、階段に流れ込む。
何人かは水に押され階下へと流されていったが、私を含む何人かは咄嗟に階段を駆け上った為、巻き込まれる事はなかった。
水を放出しているドアの向こうを見ると停電しておりよく見えなかったが、スプリンクラーらしきものが大量の水を吐き出している。
階下からはザバザバと水の跳ねる音が響いており手摺から下を覗くと、途中から階段が水没してプールのようになっていた。
上に逃げろ!
誰かがそう叫び、我に返ると階段を上っていく。
何故こんな事になっているのかはまるで分からなかったが、その場に留まっていたら溺れてしまうのは分かった。
階段を抜けるとドアを閉め、展望台に続く廊下の窓を開けながら駆ける。
どれ程で水が此方まで来るかは分からなかったが、こうすれば完全に水没する事は無いだろう。
窓は密閉性を上げる為なのかガッシリとしたパッキンが付いており成る程、これでは水が溜まるわけだと納得した。
息を切らして展望台に駆け込む私達を、残っていた客が訝しげに見るが事情を説明するとパニックになった。
それでも水を少しでも逃がすようにした事を告げると何とか落ち着いたが。
取り敢えず展望台のドアをしっかりと閉め、設置されているベンチの上に移動すると助けを待つ事にした。
いつの間にか、ドアの向こうではザァザァと水が流れる音が響いていた。
2018-1-18 10:56
前頁
次頁
Calender
Archive
- 2024年5月(8)
- 2024年4月(7)
- 2024年3月(2)
- 2024年2月(7)
- 2024年1月(5)
- 2023年12月(3)
- 2023年11月(1)
- 2023年10月(7)
- 2023年9月(6)
- 2023年8月(5)
- 2023年7月(7)
- 2023年6月(3)
- 2023年5月(2)
- 2023年4月(2)
- 2023年3月(2)
- 2023年2月(11)
- 2023年1月(26)
- 2022年12月(9)
- 2022年11月(11)
- 2022年10月(14)
- 2022年9月(6)
- 2022年8月(34)
- 2022年7月(12)
- 2022年6月(10)
- 2022年5月(15)
- 2022年4月(14)
- 2022年3月(14)
- 2022年2月(13)
- 2022年1月(21)
- 2021年12月(13)
- 2021年11月(15)
- 2021年10月(12)
- 2021年9月(10)
- 2021年8月(19)
- 2021年7月(11)
- 2021年6月(12)
- 2021年5月(15)
- 2021年4月(19)
- 2021年3月(16)
- 2021年2月(10)
- 2021年1月(11)
- 2020年12月(9)
- 2020年11月(11)
- 2020年10月(5)
- 2020年9月(10)
- 2020年8月(10)
- 2020年7月(9)
- 2020年6月(16)
- 2020年5月(12)
- 2020年4月(24)
- 2020年3月(16)
- 2020年2月(11)
- 2020年1月(15)
- 2019年12月(14)
- 2019年11月(16)
- 2019年10月(19)
- 2019年9月(26)
- 2019年8月(22)
- 2019年7月(18)
- 2019年6月(20)
- 2019年5月(11)
- 2019年4月(15)
- 2019年3月(13)
- 2019年2月(17)
- 2019年1月(13)
- 2018年12月(16)
- 2018年11月(17)
- 2018年10月(14)
- 2018年9月(9)
- 2018年8月(12)
- 2018年7月(17)
- 2018年6月(13)
- 2018年5月(17)
- 2018年4月(15)
- 2018年3月(11)
- 2018年2月(18)
- 2018年1月(16)
- 2017年12月(18)
- 2017年11月(28)
- 2017年10月(24)
- 2017年9月(18)
- 2017年8月(19)
- 2017年7月(8)
- 2017年6月(10)
- 2017年5月(10)
- 2017年4月(9)
- 2017年3月(7)
- 2017年2月(10)
- 2017年1月(6)
- 2016年12月(14)
- 2016年11月(17)
- 2016年10月(11)
- 2016年9月(6)
- 2016年8月(7)
- 2016年7月(6)
- 2016年6月(6)
- 2016年5月(5)
- 2016年4月(6)
- 2016年3月(5)
- 2016年2月(7)
- 2016年1月(6)
- 2015年12月(7)
- 2015年11月(7)
- 2015年10月(7)
- 2015年9月(4)
- 2015年8月(4)
- 2015年7月(10)
- 2015年6月(6)
- 2015年5月(3)
- 2015年4月(8)
- 2015年3月(10)
- 2015年2月(9)
- 2015年1月(8)
- 2014年12月(7)
- 2014年11月(6)
- 2014年10月(13)
- 2014年9月(9)
- 2014年8月(7)
- 2014年7月(5)
- 2014年6月(4)
- 2014年5月(9)
- 2014年4月(11)
- 2014年3月(7)
- 2014年2月(7)
- 2014年1月(15)
- 2013年12月(9)
- 2013年11月(8)
- 2013年10月(5)
- 2013年9月(8)
- 2013年8月(11)
- 2013年7月(9)
- 2013年6月(7)
- 2013年5月(8)
- 2013年4月(8)
- 2013年3月(9)
- 2013年2月(15)
- 2013年1月(14)
- 2012年12月(20)
- 2012年11月(23)
- 2012年10月(19)
- 2012年9月(14)
- 2012年8月(21)
- 2012年7月(16)
- 2012年6月(13)
- 2012年5月(16)
- 2012年4月(14)
- 2012年3月(10)
- 2012年2月(9)
- 2012年1月(13)