像がベスターを踏み付ける。地面が揺れた。立っていられるのがやっとだ 像は、興奮して鳴いた。純白のライオンは、えぐれた地面にぺっちゃんこになっては、いなかった
ベスターは、像の脚の横にいた。
「GAOOOO」 ベスターが像に逞しい四肢で飛び乗ると像の耳を引っ掻いた。
像が悶えた。XANXUSは、手の平に憤怒の炎を灯した。
「かっ消す」巨大な像がXANXUSの憤怒の炎に焼かれて消えた。
あとに残るは、天界最強の英雄XANXUSと純白のライオンベスターだけ。
一人と一頭のライオンは強く誰にも負けなかったしかしこれから起こるのはことを純白のライオンは主であるXANXUSは知らないでいた。