話題:家電
〜前記事からのつづき〜
トヨタマンの悩みは息子の進学に関することだけではなく、自身の体の不調についての不安が主だった
この人は俺と年が倍くらい違うんだよね
つまり50才を境に疲れが取れないだとか視力が衰えてきたとか、直接病気には繋がらないまでも、老化現象に苦しんでいるというような話を延々としやがって…
オートバイでのツーリングや釣りという趣味を行うにも体力の減退を感じて、以前のように上手くできなくなってきた、と
そこで色々聞いてみて驚いたのが、まずはオートバイ
排気量1300ccの外国製のオートバイを持ってる
大型免許をわざわざ取りに行ったのだなと、ある意味尊敬
次は、釣りの道具の1つにボートを持ってるんだと
手漕ぎボートかと思ったらモーターボートだった
一般のサラリーマンでもモーターボートを持ってる人いるんだとびっくりした
車だって立派なのに乗ってるんだよ
まあ車は会社から補助が出るだろうから、ある程度好きなのに乗れるのだろうけど
だが、それにしても凄いな、と
体力に自信がなくて休日は家に居ることが多くなってきたとも言っていたので、家では何をしてるのか聞くと、WOWOWを見ていると答えた
海外ドラマや映画を録画したのを順番に見てる、と
そこで何故か俺の体の奥底に閉じ込めてあった箱の蓋がパカーンと開く音がした
こんな見た目冴えないオッサンの口からWOWOWの言葉が出たことと、映画を録画して見てるっちゅう行為が羨ましくなったんだよ
オートバイやボートはどうでもいいが映画は譲れない
まともなテレビが無いから見られないもどかしさをここ数年ずっと感じていたというか我慢してたんだよ
映画が見たーい!と思ってしまった
そこで、まだトヨタの店にいる間に、商店街の電器店に電話しちゃったよね
神田家は地デジになってからテレビが無い状態だったから、アンテナ工事も頼むと言ったら電器店のおやじ「まだやってなかったのか」と驚いていた
節約してたんだよねずっと
もう何年か続くであろう妹の学費を確保しなくちゃならないし、ここにきて別荘を直すことにもなったし、精神が参ってしまったオヤジを毎月旅行に行かせようと思うし
でも自分のことは何もやってなくて…
古本買ったりしてごまかしてきたけど、やっぱり映画を見ないと駄目だなと思った
映画のエキスを体に注入しないとこの先やっていけないような気がしたのだ
電器店のおやじがカタログを持ってきた時に、一気にお金が出て行く恐怖を感じたので録画マシーンはまだ買ってない
でもテレビはデカいの買っちゃった
あまり家に居ないのにね
でもテレビくらいいいよな?
話題:私の車
またバッテリーを上げちゃった神田です
今度はピンクパッソの
去年の終わり頃、紺パッソのバッテリーが上がっちまったんで、今年に入ってからは主に紺パッソを多く使ってたのね
そしたら機嫌を悪くしたのかピンクが駄目になっちゃって…
たった2週間エンジン掛けてなかっただけなのに、うんともすんとも言わなくなった
こりゃいかんと思ってピンクからバッテリーを外し、またまたいつものトヨタに持って行ったよ
このトヨタはケータイの押し売りをしやがったのでバイナラするつもりでいたのだが、緊急時に飛び込んでもサッと対応してくれるため、思わず連絡しちゃったよよよ
そしてこちらの希望通り、充電器をまたタダで使わせてくれた
充電には時間がかかるため昼をまたぐことになり、コンビニで弁当を買って、トヨタマンと一緒に食べた
誰でもそうだと思うけど、飯を一緒に食うと仲良くなっちゃうんだよね
私生活の話までするようになるし、お互いが抱えているストレスについても笑いを交えて話したりする
その人も長男だから、そんなに遠くない時期に親の介護が始まるかも知れないってんで、俺の話を嫌がらずに聞いてくれるのですよ
だいたい俺の同年代のやつらは、親が年をとることは何となくわかるだろうけど、まだその親の庇護下に居るから、親を介護するなんて遠い先の話で現実感が全くないんだよな
親がじいちゃんばあちゃんを介護する様を見てるやつもいないのだ、基本核家族だから
年配の人でも長男じゃなくて次男三男になると、介護関係の話をしても通じないし共感を得てはくれない
だから俺にとってはこのトヨタマンが唯一話せる存在だったりするんだな
介護の世界のことをわからないなりにも聞いてくれるのが嬉しかったりするんだよね
あらかたストレスを吐き出させてもらった後で、今度はトヨタマンが悩みを吐露する番に
一人息子が来年大学受験だって言うんで、生意気にも親の心の持ちようを説いてやったんだけどね、それだけじゃ終わらなかったのですよ
つづく
話題:介護
大爆発しちまった神田です
糞爺と奥さんが入っている施設の奥さんの方の責任者の言動にムカついて、この糞豚とはもう2度と会話をしたくないと思うところまで到達した
申し込んである特養(特別養護老人ホーム)の部屋が空くまではなるべく長く料金安めの今の施設に居させてもらおうと思ってたんだけど、こんな豚ババアに頭下げるのが耐えられなくなっちまって、糞爺夫婦を少しお高い老人ホームに移すことにした
「既に入居期限は越えてるんだけど、(私の力で)もう少し居させてあげるわよ」なんて言い方しやがって…、テメエ、雇われのくせにふざけたことぬかすなよ!と口から汚い言葉が出そうになったが、そこは我慢し、速やかに施設移動の準備をした
爺の方の責任者はいい人でフランクに話せるので、その人に色々やってもらい、爺と奥さんを来月移す
次の施設は『介護付き有料老人ホーム』で、月々の料金は大卒初任給2人分くらいかな
かなり高いけど、爺所有の土地を売れば2年くらいは居られるだろう
その2年のうちにお迎え来てくれよ、と願う(笑)
今回の俺の大爆発はそれだけじゃなくて、次の話につづく