逆に読む人を選ばない作品なんて書けませんけどwww←
何となく浮かんだ文字列をポチっていったら一区切りできたので
最近のサボりのお仕置きとして恥さらししてみようかな、って気分で置いてみます
でも、甘さは無い……とてもやおい的な文字列なので、それはご注意を
後、何気に最初は某国擬人化のアンロヴィでパロっぽくポチっていたつもりだったのですが、完全にキャラが違いすぎる事に気付いてじゃあオリジナル扱いでいいやってノリでポチり終えたのでキャラが完全に迷走しております!!!!!!
似非関西弁すみませんorz
もうどなたか本気でレクチャーしてください……!
関西弁キャラ好きなのに口調が似非過ぎて書けないジレンマはもう嫌だ関西に住み着いて関西弁習いたい(´;ω;`)
寧ろ関西弁が此方にこい!!←
あぁ、話が逸れました
えっと、だから、詰まり読まれる際は色々気を付けて軽い気持ちでお願いします
と言うのと
こんな黒分×子分求めてます!!←←←
では、大丈夫な方のみ追記からどうぞ!
よくよく思い返してみれば、俺は彼奴に対して、とても不誠実な付き合い方をしてきたと思う。
しかしそれは今振り返ってみて浮かんだ感想でしかなく、当時様々な場面で逐一その様な不快な感情が俺の中に発生していたかと言えば、それも又あり得ない。
詰まる所人生なんてものは後悔の連鎖で以て形成されているのであり、人は後悔を繰り返して学び先へ進む生き物なのだ。
まぁ、これは俺の勝手な想像に過ぎないが。
「別れましょう」
俺が独断と偏見しかない人生論を語っている間に、目の前の女が、そんなことを言う。
俺が「あぁ」とだけ返すと、女は一瞬だけ化粧を塗りたくった顔をしかめ、直ぐに踵を返すと足早に俺の前から立ち去った。
なんとも短い別れ話だ。
だが実際、俺には彼女と別れた実感は沸かない。正確には、付き合っていた自覚もない。ぶっちゃけ、彼女の名前すら知らない、若しくは忘れた。
はぁ、と短く息を吐けば、それだけで面影すら消えてしまう。
そのまま何をするでも無い俺は、胸ポケットから煙草を取り出し、ジッポで火を灯した。
苦味を交えた煙が心地よさと中毒性を伴って身体に染み渡る。思い切り吸い込んで吐き出してやれば、外灯に区切られた空間が白く淀んだ。
まるで自己犠牲の元地球を汚しているような気分になり、変な優越感を覚えた、そんな時だった。
「ねェ、そこの煙草銜えたお兄さん」
気が付くと、目の前に学生服を着た少年が立っている。
今のご時世学生服を着ているからと言って必ずしも学生とは限らないが、じっと此方を見詰める瞳が幼さの中にもはっきりとした色香を潜ませており、その妖艶さが彼を一層鮮やかに引き立てているらしく、どうにも怪しい印象を受けた。
訝しさを隠すつもりも無くまたゆっくりと煙草を吸う俺に、彼の少年は足早に近付いてくる。
そしてきっちり奴の歩幅で五歩分の距離を取って立ち止まり「見てたぜ、お兄さん振られたんだろ?」等と宣った。
「なぁ、お兄さん。オレと付き合わない?」
「は?」
視線を逸らさずにペラペラと喋る餓鬼が何と言おうと反応する気は無かったのに、つい最後の台詞に返してしまった俺は、彼奴の勝ち誇ったような笑みに怒りを覚える。対象は勿論自分自身だ。
銜えていた煙草を指の間に預け、自責の念を誤魔化す為に口許を吊り上げた。
「オレ、結構いけると思うんだけど」
「はっ、餓鬼が寝言言いなや。お前程度に満足する俺やあらへん」
「餓鬼だって嘗めてっと痛い目みるぞ」
「ほーぉ、」
「見せれるもんなら見せてみぃ」最早八つ当たり気味に少年へ返した一言が、彼のトリガーを引いてしまったらしい。
僅か五歩の距離を一気に詰めた少年はそんじょそこらの女顔負けな潤んだ瞳を瞼で隠すと狙いを俺の唇へと絞った。
寸分違わずに合わさったそれは、彼奴のものが異常に熱く、俺のものは異常に冷たい。
その奇妙な温度差に多少驚きつつ、何時ものように向こうの唇を開かせ舌を突っ込んだ所で勢いよく突き飛ばされた。
これからと言う時に邪魔され抗議をかまそうと顔をあげた俺は、眉間に盛大な皺を寄せ「苦っ……」と呟く少年の姿を目の当たりにし、内から込み上げてくるものを堪える事が出来ずに自爆。
「ぶっは!!自分、その程度で俺を落とそう思ってたんか」
「なっ!?ば、違っ!!これはあんたの舌が苦くて……」
久々にツボに入ってしまったせいか中々止まない俺の笑い声に、始めは真っ赤に染まっていた少年の顔色も次第に変わってくる。
ワナワナと彼の身体が震えだした段階でやっと喋れるまで回復した俺は、逆に爆発しそうになっている少年へ言ってやった。
「ええよ」
「は……っ!?」
「だから、付き合うたっても、ええよ」
少し前の少年に見習って勝ち誇った笑みで返せば、直ぐには状況が理解できていなかった少年も流れを察したようだ。
上向きの肩から力が抜け、きょとんと見上げてくる顔がなんだか間抜けだ。
ここにきてやっと、少年の少年たる姿を垣間見れた気がした。
だが、別にそんな些細な事はどうでもよくて。
いい暇潰しが出来たなぁくらいに考えて、思い出したように指に挟んでおいた煙草を吸おうとしたが、いつの間にか地面へと身を捧げていた煙草が今にも全身を焼かれようとしている事態に気付き、唖然とした俺に完全復活した少年が声をかける。
「オレにかかればあんたなんて簡単に落とせるんだからな」
弱い奴ほどよく吠える、そんな言葉を腹稿しながら、俺はもう一本煙草に火をつけた。
「飽きたら、捨てればいいだけ」
その呟きは、紫煙と共に夜空へと隠して。
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最低タラシ野郎×ツンデレ一途
好きなんですっ!!ダンダン